のぶさんの花便り

デジカメと花に夢中な《のぶさん》ですが
これからは、風景やスナップにチャレンジ

東京さわやか散歩 弐の13 ③

2020年07月09日 02時45分52秒 | 写真

小さな博物館めぐりと向島百花園

 
キキョウは東アジアに広く分布する多年草です。日当たりのよい草原に見られますが、国内ではそのような場所が激減したため絶滅危惧種
になっています。茎はまっすぐに伸びて高さ10~120cm、先端近くに直径5~7cmの花を1~10数輪咲かせます。根は太くまっすぐに伸びて、
ニンジンを小ぶりにしたような形です。この太い根は漢方薬にも利用されます。

 
ホタルブクロは、各地の平地から山地に広く分布する多年草です。日当たりのよい草原や、林縁などで多く見られます。初夏から夏の前半
にかけて釣り鐘形の花を茎に多数咲かせます。細い地下茎を伸ばしてふえ、開花した株はタネと多数の子株を残して枯れます。
子株は1~2年で親株になります。丈夫で、あまり手のかからない植物です。

 
可憐なハギの花が彩る「萩のトンネル」は国指定 名勝・史跡 「向島百花園」を代表する景観の一つでもあります。
萩の見頃に合わせ「萩まつり」が開催され、「茶会」や「野草市」など様々な催しが開かれます。

 
雨が似合う花の代表は、何と言ってもアジサイであろう。そのアジサイの花にアマガエルが宿る光景は、梅雨を象徴する風物詩と言えるであ
ろう。身の周りで見かけるアジサイは、ガクアジサイの両性花が全て装飾花に改良された園芸種である。
花全体が装飾花に覆われ、花のボリュームが魅力。雨に濡れながら、赤や青、白、紫の艶やかな色が印象的である。しかし、本来の花はわ
ずかで、実を結ぶ種はほとんどできない。 

 
天暦5年に慈恵大師が白鬚大明神の御分霊をここに祀ったことを起源とします。祭神は猿田彦命で国土の神、道案内の守神、隅田川沿い
の道祖神として信仰されてきました。かつては白鬚の森と呼ばれる緑の美しい場所で向島八景、隅田川二十四景のひとつに数えられてい
ました。江戸の風流人、文化人の詩碑、墓碑などが数多く残されています。 

(向島百花園~白髭神社  : 東京都墨田区 2012.06.15 撮影) 

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