野菜ソムリエPro. AndyのBlog

「奈良・吉野」の玄関口を中心に活動する、吉野郡唯一の野菜ソムリエPro.&果物ソムリエのベジフルライフをつづっています。

新入生キャンプ「キャリアセミナー」に登場!

2010年06月22日 00時10分53秒 | 野菜ソムリエ活動
6/19(土)~20(日)、
出身大学の阪南大学経済学部主催・新入生キャンプの
「キャリアセミナー」のゲスト卒業生(講師)
として参加してきました。

実施概要はこちら。
http://www.hannan-u.ac.jp/news/2010/st9plj000000jw0o.html

阪南大学には「起業塾」で4月に人生初講義をさせて頂き、
いろいろと御世話になっていますが、
本格的に学生と接する、教職員の皆様と接するのは
大学卒業以来5~6年振りのことです。

しかも、かつて学生時代に御世話になっていた方と再会。

「久しぶりやな!」という先生方、職員の方の声。

この声を耳にした瞬間、一瞬タイムスリップしました。

まず、集合場所の大学で目に付いた光景は、先生方と
学生がフレンドリーに会話しあっている光景。

ボクの学生時代と比べて学生と教職員の距離が近くなった印象を受けました。
ここまでたどり着くのに、
教職員の皆様には大変なご苦労があったことと思います。

参加した学生は220名あまり。いうまでもなく1回生。
そしてサポート役として2回生~4回生が数十人、教職員の方々が参加。

さて、一行は9:30頃に大学を出発。
途中、中国自動車道で渋滞に遭遇し、予定より約1時間遅れの
12:00頃に会場の「兵庫県立嬉野台生涯教育センター」(兵庫県加東市)に到着。

12:20に開校式、そして昼食のあと、学生はA、Bの2つのグループに別れ、
13:30からAグループはキャリアセミナー、Bグループは体験学習へ。

キャリアセミナー。いよいよ本番です。

時間は90分。テーマは、学生時代のすごし方、就職活動、社会人としての過ごし方などです。
スタイルはQ&A方式で、学生の質問に答えるというものです。

また、学生には「取材ノート」が配布され、ゲスト卒業生(講師)が答えた内容を
記入していきます。

因みにゲスト卒業生(講師)は、私を含めて7名。
1人20名~40名を担当。

最初に自己紹介をし、
今後、野菜ソムリエ(ジュニア野菜ソムリエ)として
手がける仕事内容を紹介し、
野菜ソムリエの事を知っていただく為に、
日本野菜ソムリエ協会発行のパンフレットと季刊誌「野菜ソムリエ」を
回覧していただきました。

このパンフと季刊誌、5/29の日本野菜ソムリエ協会理事長のセミナーで、
スタッフの方にこのキャリアセミナーのことで相談にのってもらい、
快く5部ずつ下さったものです。

協会大阪支社スタッフの皆様、本当にありがとうございました。

このパンフと季刊誌、学生に大好評でした。

意外にも、野菜・果物、食生活、農業に関する質問があり、
まるで「野菜セミナー」。

例えば、
「地球温暖化で野菜・果物の栽培にどんな影響が出ていますか?」
「慣行農業の野菜と無農薬無化学肥料の野菜の違いを教えてください。」

…など。

野菜ソムリエの資格をとってみたいという学生もいました。

もちろん、本来のテーマの質問も出ましたよ。

極力、キーワードとなるような言葉は板書していきました。

16:00から、飯ごう炊さんに参加。
学生、教職員の皆さんとご一緒にカレーライスを作りました。
(他にサラダ、デザートとして果物)

ここでも何十人もの学生が野菜の質問に殺到。

「おいしい果物の見分け方を教えてください。」
「この人参は慣行農業で育てられた人参ですか?」
「(サラダに使う)トマト、どれがおいしいですか?」

…など。

それよりも飯ごう炊さん、めちゃめちゃ久しぶり。
10数年ぶりでした。

学生たちの薪の燃やし方は上手でした。

主役は学生。
活動は学生に任せて、ボクは困ったときに手を差し伸べる程度にしました。

試行錯誤の上、出来上がり。

カレー、美味しかったです。

そして日が沈んだ頃に入浴。

学生はこのあと、キャンプファイアーがあったのですが、
ボクはここで失礼させていただきました。

1日目は、何とか雨に遭遇することがなく、無事に終了。

そして翌朝、6:00に起床。
7:00に朝食をとり、
8:00からキャリアセミナー。
今度はBグループです。(Aグループは体験学習へ)

前日と同じ要領で、セミナーは進んでいきました。

1日目ほどではありませんでしたが、
野菜・果物、食生活に関する質問も
やはり出ました。

例えば
「血糖値上昇を防ぐにはどんな野菜を摂取すればいいですか?」
「サラダにマヨネーズはかけすぎてはいけませんか?」

…など。
(もちろん、ここでも本来のテーマの質問も出ました。)

1日目、2日目共に、
ボクが担当させていただいたクラスには、以下のメッセージを送りました。

・みんなと同じことをするより、自分にしかできないことを深める。
 それが就職活動の武器、将来の武器につながる。


 ~ナンバーワンでなく、オンリーワンを目指せ

・大学生活の過ごし方が、将来を左右する。

 ~就職活動で行き詰まらないために。

・最低限のマナー、エチケットを守る(逆に軍隊や兵隊みたいなマナーは×)

 ~守っていると守るクセ、守っていないと守らないクセがつくし、
  今、守らないといつまでも守らないかも…。

・子どものときに夢中になった事、無意識に情報収集した事を思い出せ。
 それが人生の本命かもしれない。


 ~子どものときに夢中になった事や無意識に情報収集していたことが、
  天性であり、天職であるかもしれない。

キャリアセミナーということもあり、
メインが大学生活、就職活動、社会のことになると思い、
また、授業では教えてくれない大切なことを学生に伝えたいと思い、
このセミナーのためにボクは、
1回生が受講している「キャリア教育科目」を
授業計画書を拝見させて頂いてリサーチし、
極力その科目とリンクしている(更に知識を深める)内容、
また、その科目で取り上げない内容を中心に
準備させていただきました。

9:30にキャリアセミナーが終了。

それにしても2日目のセミナーは
1日目より緊張しなかった為、
「ほんまにこれでいいものか?」と、
自分でも怖くなってきました。

この後、Bグループは飯ごう炊さんへ。
ボクはAグループの体験学習を見学させていただきました。

体験学習では、学生、教職員の皆さんが、さまざまなアトラクションに挑戦。

※アトラクションの詳細は以下のWebサイトをご覧下さい
http://www.hyogo-c.ed.jp/~ureshino-bo/ureshino/seisyounenka/hpa/index3.htm

どのアトラクションも絶対に1人では出来ませんし、
簡単に達成できません。

気の合った人間同士が集まって、知恵を出し合わないと達成できません。

特に最近はインターネットの普及で情報が氾濫。
いとも簡単に情報が手に入るため、知恵を使うことが少なくなりました。

ここでは、アトラクションをこなすことにより、
組織の原点や知恵の大切さを学ぶことを目標としています。

いろいろなアトラクションを見学させていただきました。

どの学生も、お互い知恵を出し合って、アトラクションを
こなそうと頑張っている姿が印象的でした。

そして、昼食を経て、閉校式。

2日目も一瞬小雨があったものの、雨に遭遇することもなく
全日程、晴のスケジュールでこなせました。

今回参加させていただいて、学生が野菜・果物や食生活に
関心をもってくれたことが収穫でした。

また、上手下手に関わらず、参加者の学生さんは
最低限のマナー、挨拶、感謝の言葉を話せていたことと、
自分の言葉で表現できていたこと。

先輩としても安心しました。

さらに、今の若者(…と、いっても私も含みますが…)は、
文章(日本語)が書けない、話ができない(自分の言葉で話せない)人が
多いと言われており、参加する前は正直不安でしたが、
今回のキャンプに参加し、学生と直接触れて安心しました。

一度、ボクの専門=野菜&果物と、
他の先生方ご専門の科目とコラボレーションするなどして、
野菜・果物、食生活、農業に関する
新しい形の講義、講演をやってみたいとも考えています。

小学校、中学校でも食育活動をされている野菜ソムリエの方が
いらっしゃるので、大学でもアリかな?って思っています。

最後に、
今回参加の学長をはじめ、教職員の皆様。
このキャンプのサポート役の2回生~4回生の学生の皆様。
最後に1回生の学生の皆様。

楽しい2日間でした。
大変御世話になりました。ありがとうございました。

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