この写真、実はフラフープならぬ、「タガフープ」をやってるのです。
タガとは、お醤油を作る大きな木桶を締める竹製の輪。
香川県小豆島の「ヤマロク醤油」さんが、
「タガをフラフープにして回せば面白いのでは」と、タガフープが誕生しました。
で、実は「タガフープ世界選手権大会」も昨年に誕生したのだそうです。
ところで、小豆島では、現在も昔ながらの木桶で醤油造りが行われています。
現在、木桶を作ることができる業者は、大阪府堺市にたった1軒残るだけ。
しかも職人が高齢の為、あと2~3年で廃業。つまり絶滅なのです。
そこで、ヤマロク醤油さんでは友人を誘い、
「木桶職人 復活プロジェクト」を立ち上げ、3年前に大阪まで修行に行って木桶造りを学んできました。
で、木桶には吉野杉が使われています。
こうしたつながりがあって、「タガフープ体験」が行われ、
今回は「タガフープ世界選手権大会」の奈良予選も同時に行われました。
また、実際にタガの実演も行われました。
タガに使われる竹は、節が均等で相当な長さが必要です。
そのためには、人間の手で手入れされた竹林で育てた竹を使わないといけないそうです。
整備されてない竹林の竹だと、タガがうまく作れないそうです。
現在はデジタルツールが普及し、デジタル化、あるいはマニュアル化される動きが広まっているように感じます。
神社仏閣の祭典もマニュアル化されつつあることも少なくありませんが、
逆に人との交流を希薄化することになりかねないと感じています。
ボクはタガは作ったことはアリマセンが、
タガはただ単にマニュアルを作って、それを見て作れるものではないと思います。
「伝承」が必要です。
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