珠玉の音楽に囲まれて

オーディオのこと、音楽のこと、思いついたまま記していきます。
by 横浜のVienna Acousticsファン

京都人の密(ひそ)かな愉(たの)しみ

2017-06-02 07:24:06 | その他
BSプレミアムのドラマ、「京都人の密(ひそ)かな愉(たの)しみ」が終わりました。初回は2015年の1月ですから約2年半前で、以後、不定期に放送されていました。常盤貴子さん扮する和菓子屋の女将を中心とした大人の恋物語ですが、別仕立ての単発ドラマが挿し込まれ、さらには京都の風習の紹介、大原千鶴さんによる京料理づくりの実演、と見ていて全く飽きませんでした。和菓子屋の隣で下宿する英国人教師役は、団時朗さん(帰ってきたウルトラマンの郷隊員)、そのいいなづけにシャーロット・ケイト・フォックスさん(マッサンのヒロイン)と、ユニークな組み合わせです。単発ドラマもなかなかのキャストでした。

合計5回のうち、2回目以降はサブタイトルがつき、夏→冬→月夜の告白→桜散る、と、季節を変えながら進行しました。最後の回はサブタイトルから想像すると別れとなるのですが、どんでん返しのハッピーエンド。桜散ったのは、英国人教師の方でした。


仕事絡みでたまに京都に行く機会がありますが、長らく横浜に住んだ身からすると、やはり京都は別格の観光地です。この番組でも嵐山の中腹にある小さいお寺、鞍馬よりずっと奥地にある窯元など、気になるスポットが紹介されていました。ところで、三代(十代?)住んで、本当の京都人といった話を聞きます。ちなみに「ぶぶ漬けでもどうどす?」とは、早く家に帰りなさいという、窘めの言葉だそうです。役でシャーロット・ケイト・フォックスさんが、この手の言葉を小気味好く放っていたのが面白かったです。気楽な門外漢としては、こういった込み入った風習は気にせず、京都を楽しむ他ありません。

ついでにBSプレミアムの話題を。先日のGRFさん宅でも太田裕美の名盤秘話を見させていただきましたが、私自身もBSプレミアムは良く見ています。プレミアムシネマもそうですし、「日本百名山」、「日本縦断 こころ旅」もそうです。残念ながら「クラシック倶楽部」は平日早朝でなかなか見れません。「あてなよる」は大原千鶴さんが手料理でゲストをもてなす番組で、ワインの組み合わせも見どころの一つです。先日のゲストは、ちょうど常盤貴子さん、団時朗さんで、ドラマの同窓会の趣でした。ある意味、六角精児さんの呑み哲路線とは対極ですが、そういった幅の広さも、BSプレミアムを見る理由かも知れません。
コメント (2)
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