ストレス発散にはドライブ。
てなわけで、輪島まで単独ドライブしてまいりました。
お馴染み、「千里浜なぎさドライブウェイ」を軽やかに走り抜け、美しい青空と穏やかな海を眺めつつ、心の洗濯を。
ご覧の通り、漁師さん達が仕掛けた網を引いている最中でしたので、ちょっとだけ覗き見。
わ!なかなかぼってりとした獲物がかかっているじゃありませんか。
「何の魚です?」
「コノシロだよ。ほら寿司のネタにあるだろ?」
コノシロ・・・検索中。
なるほど、小さい時(7-10cm)の呼び名はコハダか!
そりゃ旨かろう。
鴉やウミネコたちもおこぼれに期待して群がっていましたね。
海の中で選別していたお母さんが放り投げた「深海魚」チックな魚には目もくれない。
きっと口が肥えているんでしょうね。
こんな感じで出発した、のと里山街道ドライブ。
途中、色付いた山の木々を眺めながら、のんびりと車を走らせます。
「猫の目」交差点から再び里山街道へIN。
金沢市内から約2時間かかるので、お茶なども常備。
平日のドライブってやっぱりどこか余裕があります。
結局輪島には約1時間半で到着し、仕事で訪れる予定の主人とは後から合流する為、それまで足湯に浸かることにしました。
地元のおばちゃま達でひしめき合う足湯。
この間の台風がひどかった、と口々に愚痴っていました。
確かに能登は風がきついですからね。怖かったでしょう。
私はそんな彼女達の横で、昼飯の算段。
観光案内所で貰ってきたパンフレットを片っ端から調べ、結局定休日の店が多かったせいで、候補は3つに絞られてしまいました。
本当は「能登牛」が食べたかったの。
ぬるい温度の足湯なら30分でもへっちゃら。
良い感じに時間を潰せたので、工房長屋に向かいます。
最近の輪島塗についてお店の方とお話ししたり、使い勝手便利なお重(37万円)を拝見したり。
楽しかった!
そんなこんなで、主人が輪島に到着し、無事合流。
お昼は「やぶ新橋店」に決めました。
移転してどのくらい経つのかな。とても綺麗な外観!
団体客も扱うため、いつも賑わっています。※駐車場は15台
しかし平日ということもあり、並ばずにIN。
4人掛けのテーブル席に案内されました。
先ほどパンフレットで見た、こちらの料理を食べる気で居たんです。本当は。
なのに・・・・・・・・・・・
「あ、すみません。今日、鰺入ってこなかったんで~・・・」
「え?」
どうでもよくなった私は「日替わりランチ」(880円)を投げやりに注文。(笑)
あら、ボリューミー。
私、串カツと蛸&里芋の煮物は大好物なので、少し溜飲が下がった感じ。
主人には「フグのタタキ丼」(1750円)を無理矢理注文させました。
だって、こっちも食べて見たかったから。
実は、石川県って天然フグの漁獲高が日本一なんですよね。
あ、トラフグじゃないですよ。そこは要注意。
日替わりランチのデザートはパンプキンアイスクリーム。
濃厚で自然な甘みが美味しい。
ハロウィンだなあ・・・なんて思いながら、パンパンになったお腹をさすります。
(実はこの後、寿司屋に誘われたが流石に無理だと断った)
その後、主人はいそいそと仕事へ・・・・。
私は再び散策することに。
猫、猫、猫・・・・
そう輪島には猫が多いんです。<海の側だから当たり前。
(もう一匹発見したけど、激しくピンぼけしまくった)
もちろんテンションは100倍にまで上がりますね。
猫の居ない街はとっても面白くない。<本音1000%
だってそうでしょう?
自然の風景に溶け込む猫たちの愛らしいこと。
この上ありません。
気分良くなった私は、次に「輪島塗」の工房「塗太郎」さんへお邪魔しました。
以前、お弁当箱を購入したお店です。
この日は体験工房がお休みだったので、とってもひっそり。
お客は私一人でした。
購入するつもりはないけれど、これも目の肥やし。
こういった機会はとても大切です。
触れて、目でしっかりと確かめる。
いつもそういう楽しみを追い求めています。
・
・
しつこいほどぐるぐるとしていると、ふと棚の上段に気になる気配が。
ぐい呑みがずらり。
あら?
あらら?
「限定 3800円」
いや、確かにその文字にも心惹かれましたが、私は元々ぐい呑み集めが趣味なので、当然目が光ります。
そしてそこにはまたしても気になる商品が!
じゃーーーん!
この煌びやかな猫入りぐい呑みが3800円ですって?
アンビリーバボー
もちろん通常は13000円ほどするぐい呑みさんたち。
この商品には何かしらの訳があるんでしょうけど・・・・・・・いやいやいや、ここは買いだろ?ね?
私は当たり前の様にスッと手に伸ばし、スッとレジまで。
スマートにお買い上げしました。
陰に隠れていたおかげで、私に飼買って貰えたんだよね。
良かったね。<謎
スキップしたい気分でお店を後にし、その後、中浦屋さんで柚子ソフトクリームを買い、珍しく一人食い。 <まあ一人だから?
確かに一人も楽しいけれど、誰かと一緒に感動を分かち合うっていうのは大切ですね。
・・・・・・・・・・と、冷たいソフトクリームに苦戦しながらそう思いました。
・
・
その後も「猫探し」をしたり、潮風を顔に浴びながら景色を眺めたり、旨そうな鮨屋を物色したり・・・・
比較的、閑散とした輪島を楽しみました。
いつもなら主人に運転してもらえる帰り道。 <だって眠気に勝てないから
意外としっかり往復出来るんだな、と自分に感心しましたが、結局家に帰ってきたら即座に撃沈。
夕飯は「おにぎり」と「スープっぽくなった煮物」だけとなりました。
さて、またどこか、一人ドライブしてみましょ。