2012年 本
20: 東洋文庫『幸若舞』から「解説:信太」「解説」 岩波 新版古典大系『舞の本』から「解説」
東洋文庫『幸若舞』から「解説:信太」 335-358
「解説」 369-372
岩波 新版古典大系『舞の本』から「解説」 589-620
「さんせい太夫」を読んでいると度々『幸若舞』「信太」にふれられるので、書斎から東洋文庫『幸若舞』と岩波 新版古典大系『舞の本』を照り出す。
「信太」を読もうと試みたが、いきなりでは幸若舞がどのような伝統芸能だったかが検討がつかない。
仕方が無いので解説から読むことにした。
光若舞の歴史や流れや能との関係が明確。
基本骨組みは似ているが,とり上げる部分が違うので都合がよい。
二冊共にメモしたところは多いが、長文をさせるためにここでは省略したい。
新版古典大系『舞の本』「解説三」では桜井徳太郎『御霊観の系譜』をあげられているが,この内容は多くの話に共通。
類似内容は 岩崎武夫著「さんせい太夫孝」の解説にも少しふれられていた。
解説を読んでいると,多くの謡曲が出てくる。これも読まねば…。
仕方が無いので観世流謡曲百番集上下二冊や岩波の謡曲集をまわりに置く。
ところが知人に教えをこうと、バカ程重たい日本古典大辞典で調べると良いらしい。
せいぜい広辞苑の大きさと重みが限界の私には,つらい。
だが、ぐるりが必要な本に取り囲まれるというのは、ある意味要塞のようで案外落ち着く。
書棚に囲まれた部屋の中でさらに自分のまわりに城壁のように積んだ本に味を隠すのは気持ちが安らぐ。
ある作家の某作品を思い浮かべたが,内緒ビッチだよ。
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