沈黙の塔 一日目3 【イラン 沈黙の塔近くにあるアーブギール&バードギール】 イラン
イランのヤズドにある沈黙の塔の近くにはゾロアスター教信者の住居跡(山部&平地部)やアーブギール&バードギールなどが見られます。
真ん中のお椀のような形のものが、アーブギール。
アーブはペルシャ語で水(アーブという語はイランでは毎日水を買うので、覚えていました)の意味です。
アーブギールはいわゆる水取り場です。
その昔カナートから水をひいたかどうかは、わたくしにはわかりません。
アーブギールの両脇二本の塔はバードギールです。
沈黙の塔(鳥葬近くで)鳥を見て空を仰ぐ・・・と言いたいところですが,実はバードは風。
風取りの塔です。
ヤズドの現在住まわれている町ではこういった形のアーブギール&バードギールに似た形のものを屋根などに設けられている家を度々見ますが,ここの場合はどうなのかはわたくしにはわかりません。
尚 砂漠でアーブギールを地面上に良く見かけることを考えると、上のものとはまた別であるとも考えられます。
砂漠で見るイランの空は美しいです。
吸い込まれるようなブルーは見事です。
ただ、同日同様に写真を写しても方向や砂嵐や砂塵のため,刻々と空の色はうつろぎます。
不思議ですね。
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