(上の写真の順番は、弁慶が槍を付く 横長の写真と、 藤紫色の 弁慶と牛若丸が戦う写真の間。
出演者紹介の※印部分に入ります。)
二〇〇七年十二月十八日春日大社
後宴之式能 春日若宮御祭礼式能楽 記録
写真は春日若宮御祭礼式能楽の二日目、『後宴之式能』の『橋弁慶』です。
国指定重要無形民俗文化財
春日若宮御祭礼式能楽
後宴之式能 日時
平成19年12月18日(月) 午後2時始 場所 御旅所
能 橋弁慶
トモ 従者 福井 順章
子方 牛若丸 金春 飛翔
シテ 武蔵坊弁慶 金春 穂高
間 都の者 茂山 あきら
都の者 茂山 童司 ※
能『橋弁慶』
能『橋弁慶』は初心者の私にも分かりやすい曲で、今回の後宴之式能 で演じられた、大好きな『鉄輪』と同様、とても楽しむことができました。
歌舞伎の『船弁慶』とはまた違った魅力。わくわくいたしました。
子方 牛若丸の 金春飛翔さんはとてもしっかりされたお子達の様子。
すでに 品よく、力強く、心動かされました。
こんなに小さなお子様でも、もう、しっかりとした演じ方。
声も力があって とおり、立派で見入ってしまいました。
将来は どんな能楽師に成長されるのかと思うと、心が弾みます。
シテの 金春 穂高師は迫力がありました。
武蔵坊弁慶ということもあり、かっこよくて、見入ってしまいました。
全く違うあらすじですが、今月は京都の南座の昼の部で、幸四郎丈の 『勧進帳』を観たばかりでしたので、余計にわくわくいたしました。
迫力の中にも、優雅な仕草が じんわりと心に響き渡るようで、ゆったりとした気分になり、喜んでおります。
今年の後宴之式能は、『橋弁慶』の途中で、十分ばかりの通り雨にあいましたが、観客の方々は熱心に見入っておられました。
なんだかうっとりとした時の流れの中で、『橋弁慶』は あっという間に終わってしまいました。
とても充実した時間が持て、関係者の皆様や 記録を読んでくださいました方々に、御礼申し上げます。
最後になりましたが、私は能楽鑑賞の初心者です。
お気づきの点や間違い、失礼などがございましたら、お教えいただけましたら幸いに存じます。
何とぞ宜しくお願い申し上げます。
春日さんのお祭りに牛若丸がでてくるとは思いませんでした。藤原氏の神社なので武者はでないのかと思っていました。演目はどういったふうに決められるのでしょうかね。やっぱり、人気が高いものでしょうか。
来年こそは見たいものです。
が、能楽は、観る(聴く)のが一番好きかも(笑)です。
これからも宜しくお願いします。
両方京都の話ですね。
長い間続いているようですので、色々な有名な曲を順に演じておられるのでしょうか?
能楽の後ろに描かれた松は、もとは春日大社の松だと、以前知りました。
前日には松之下式といった行事から御祭りは始まります。
一度観てみたいものです。
そうですね。
♪京の五条の橋の上~~♪ですね。