(写真は『東北』 2008年)
記録だけ
2009年度 140冊目
『お能の見方』
白洲 正子 著
吉越 立雄 写真
新潮社
とんぼの本
1993年7月20日 第1版
2008年8月25日 改正版
P.127 1400円(+税)
先日から能楽関係の本二册と忠臣蔵関係本と民族学関係の本2册とイラン旅行の手引きを同時進行で楽しんでいた。
そして、『お能の見方』を本日読了。
能楽関係本は『お能の見方』と村上湛(たたう)著の『能の見どころ』を併読していたが、この二冊は一見、面白いくらいに正反対の要素を示している。
だが、読み進むうちに『お能の見方』も多々厳しい口調渡河する部分あり。
両本ともに能楽に関してプロ中のプロの目で書かれた秀作。
能面を仮面,能楽を仮面劇としてとらえた上で 能楽が芸術性をもって発展した部分から始まる本書は、民族学に少し興味のあるわたしにはたまらなく面白く感じる。
『お能の見方』はなによりも写真が幻想的で美しい。
能楽そのものが好きになるような本。
白洲正子さんの能楽を楽しむにあたっての心構えなどは初心者にはたいへんありがたい。
能楽が好きと思う気持ちのチェックに、わたしはほとんど当てはまっていた。
曲の説明も初心者に対しての思いやりがあり、わかりやすい。
読み進むほどに、聴きたくなるものが多い。
室町時代の観衆が能に求めたナルシズムの話(P.108)や故・武智鉄二さんのスト◯ップ能『羽衣』から仮面劇の芸術性まで発展させて記され(P.117)、当時の能楽本来の姿を垣間みることができた。
とっても迫力ある、いい写真ですね。^±^ノ
お能、中学のとき、「狂言」を見に行きましたが、当時は何がなにやら・・・。
課外授業中なのに、寝ちゃった・・・^±^…ダメジャン
今思えばもったいないなあ・・・^±^
~ちゅうか、めっちゃ、恥ずかしいです。
わたしは能も狂言もなんにもわかってないんですよ。
好きなだけです。@^^;;
こういう人も ありですかねぇ?
落語などの伝統芸能はいいな
うん。本当に、日本はすごい
ありがとうございます。
めっちゃ、うれしいですぅ~~。
やまと様、
これは春日大社のおんまつり後宴能です。
能が二曲、狂言がひとつあり、料金は無料です。
今年は12月の19日くらいかな?
お時間が合えば気楽に是非楽しんでみて下さいね。
もみじ、まだなんですよ。見たいです!!