(上写真は『さかさ地蔵』が眠られている空間。
地蔵の頭は、この穴の遙か奥。
写真は穴部分が真っ暗なので、明るく加工を施す。)
(地蔵は見えない。
写真をもって、説明されていた。)
郡山城跡・野面積みの石組 完
郡山城跡の石垣では、 『さかさ地蔵』が有名。
以前は付かずいて見ることができたが、現在は3㍍ばかり離したところにロープが張られさかさ地蔵そのものを見ることはできない。
写真に納めようと思ったが、角度的に無理であり、残念。
さかさ地蔵は「本の丸天守台北面」の石垣に位置する。
さかさ地蔵はロープの位置では見ることは難しいが、目をこらすと、他にも石仏や墓石のような変形石、四角形石が多く目に飛び込む。
さかさ地蔵を一目見たさにほとびとは目をこらす。
多くの人が、
「あれ、ちゃうか?」
「あった、あった。」
「見えるわ。」
「いはるわ。」
と、喜々とした声で、私たちの横を通り過ぎていく。
このひととき。桜に包まれ、平和だ。
私はこういった時間の流れが、とても好きだ。
前での梵字は、この逆さ地蔵を少し進んだところ。
奈良の郡山城跡に行かれた時は、是非一見されて下されば、楽しいのではと思われる。
郡山城跡・野面積みの石組 完
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