乱鳥の書きなぐり

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『江戸の笑い』 ( 国文学研究資料館共同研究報告 「日本文学の特質」 )

2008-02-06 | 民俗学、柳田國男、赤松啓介、宮田登、折口信夫

(写真は大阪の今宮神社。写真を撮ったこの日は本戎だったが、看板と提灯がなんとも、日本らしい。)

 

 

記録だけ  2008年度 7冊目   

 

  『江戸の笑い』

  ( 国文学研究資料館共同研究報告

            「日本文学の特質」 )

  

                  

 編者 ハワード・S・ヒベット

     長谷川 強 

 株 明治書院

 平成元年3月24日 第1版

 338ページ 2884円

 

 先日から読んでいた 『江戸の笑い』(国文学研究資料館共同研究報告「日本文学の特質」)を本日読了。

 江戸の小粋な笑いを研究者の立場から紐解かれ、結構読み応えのある一冊。

 十人程の学者が発表した論文をまとめ上げた感が強い書物で、少々場違いな感じもしたが、芝居の関係で江戸に感心があるため、読み進めることにした。

 

 草紙などの紹介され、読みたくなるが、こればかりは手に入れることは不可能だろうと、あきらめる。

 今回初めて知った『竹斎』は狂歌的精神が流れ、読みたいと感じた。

 

 143ページからの「近世芸能の笑い」(鳥越文蔵書く)は、芝居に少し興味のある私には、大変興味深い。

 

 洒落本や滑稽本に続いて、最後には漱石などの「近代日本文学の笑い」でしめられていた。

 

 

 


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
江戸の笑い (綾子)
2008-02-07 10:15:19
楽しそうな題名なのに、お疲れ様でした。面白かったのですか?なんだか、むつかしそうですね。
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Unknown (あーちゃん)
2008-02-07 10:50:57
可愛らしい、看板ですよね。こういった絵は、楽しいものですね。
最近は、美術館は、行かれないのかな?
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Unknown (綾子さんへ)
2008-02-08 01:17:54
コメントありがとう。
面白かったです。
でも、チョイ、ムズイです。
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Unknown (あーちゃんへ)
2008-02-08 01:19:32
コメントありがとう。
かわいいでしょ。

最近行ってないですね。
神戸のムンク、行きたいけど、いまのところは予定は無しです。
返信する

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