(写真は大阪の今宮神社。写真を撮ったこの日は本戎だったが、看板と提灯がなんとも、日本らしい。)
記録だけ 2008年度 7冊目
『江戸の笑い』
( 国文学研究資料館共同研究報告
「日本文学の特質」 )
編者 ハワード・S・ヒベット
長谷川 強
株 明治書院
平成元年3月24日 第1版
338ページ 2884円
先日から読んでいた 『江戸の笑い』(国文学研究資料館共同研究報告「日本文学の特質」)を本日読了。
江戸の小粋な笑いを研究者の立場から紐解かれ、結構読み応えのある一冊。
十人程の学者が発表した論文をまとめ上げた感が強い書物で、少々場違いな感じもしたが、芝居の関係で江戸に感心があるため、読み進めることにした。
草紙などの紹介され、読みたくなるが、こればかりは手に入れることは不可能だろうと、あきらめる。
今回初めて知った『竹斎』は狂歌的精神が流れ、読みたいと感じた。
143ページからの「近世芸能の笑い」(鳥越文蔵書く)は、芝居に少し興味のある私には、大変興味深い。
洒落本や滑稽本に続いて、最後には漱石などの「近代日本文学の笑い」でしめられていた。
最近は、美術館は、行かれないのかな?
面白かったです。
でも、チョイ、ムズイです。
かわいいでしょ。
最近行ってないですね。
神戸のムンク、行きたいけど、いまのところは予定は無しです。