↓読みますた。確かに、介護のビジネスモデルを国が作って生産性を上げて見せる、という話は現実味ないように思う。私は、医療を維持するのが精いっぱいで、介護は贅沢ということにならざるを得ないと見ています。
そもそも今は本当に金融緩和なのか、という論点もあります。ゼロ金利の下で国債を買って貨幣を供給しても、広義流動性はほとんど変化しないからです。これが「ゼロ金利の下で貨幣供給と物価の数量関係はなくなる」という話です。
さて、日本語ゼミ終了。今日のお題は如何にして「問題意識」とケースの整合性を取るか。特に修士課程の院生さんの中では、「問題意識」と分析対象になるケースが上手く結びついていない(漠然としか結びついていない)事が多く、1年生後期のこの時期に、この点についてみっちり考えて貰う(続く)。
承前)この段階でこの問題についてきちんと考えないで、先に調査やデータ収集に入っても、結果として、何の為にどのようなデータを集めたら良いのかが見えなくなってしまい、「整理の為の整理」にしかならない。あくまで目的の為にケースがあるのであって、逆ではない(続く)。
承前)逆にケース(或いは地域等)に愛着がある場合には、逆にそのケースにどのように生かせるのかをじっくり考えて貰う。その為にはケーススタディの基礎をちゃんと理解しないといけない。ということで、基礎の基礎のMill's Methodから説明して、議論して貰った。来週以降も続きます。
捕逸。理論とケースの関係は料理と同じ。最初に料理を考えて材料を揃える場合もあれば、良質な食材があるからレシピを考える場合もある。どちらにしても整合性を取らないと、「神戸牛をおでんにぶち込む」悲劇が訪れる。
公立認可保育園保育士がいってました。
「うちのクラスに紫人間描く子でちゃった~ あの家やっぱりおかしかったのよー」と精神疾患レッテル貼り。
馬鹿げたことだ。
それは心配を煽って商売をする自称アートセラピストさんとカラーセラピストさんの功罪なんだが…