日常

一期一会

2008-10-27 22:47:16 | 考え
■一期一会
一期一会という言葉があります。
昔からこの言葉が好きでした。作法の一つにしていた。
そして、この言葉の中に秘められた言霊を考えてた。

これは茶道からきたコトバ(「山上宗二記」)。
お茶会は、常に一生に一度だという思いをこめてやりましょう。誠心誠意こめましょうよ。そんな思いや言霊が込められてる。

そして、何故にこれをよく思うこおがあるのか、何故に好きなのか考えてみた。
きっと、自分の仕事が常に人の生き死に関係していて、そこから色んな事を感じ続けているからなのだと思うに至った。


人が死ぬとき、「今考えると、あのとき話したのが最後だったなぁ」と思い返すことが必ずある。
「今思えば・・」って、過去を振り返って後悔する感覚。そして、それを正に「今」思ってるのが、「一期一会」の感覚に近い気がするのです。


<過去→現在>の後悔の念と共に思い返すのはよくあることですが、<現在→現在>の方向性。
それが一期一会の感覚に近い。
「いま、ここ」という感覚。
それは、「永遠の現在」という感覚。


■Time is money→時は金なり

この世は時間に支配されています。昔昔、Time is moneyと言った人がいました。それはベンジャミン・フランクリンの言葉。


以前、「一日の感覚」ってせいぜい<太陽が登って沈む>という感覚だった。
それをいつからか1日24時間とデジタルに分けた。「1日とは1時間というものが24個しかないんですよ」ってね。数にされた。
それだけでは物足りず、「1時間は更に60分に分けますよ!」と言い出した。
それに飽き足らず、「1分は60秒です!」とも。
かくして、1日という営みは86400秒に86400分割されました。


「Time is money!→時間は大切です!」これは分かる。同意。
「Time is money!→時は金なり!」これは実は分からない。実は同意できない。

◆A◆
「1日は24時間しかないのです!86400秒なのです。そんなボケッとしないで働きなさい!時は金なり!ボーっとしている暇があったら、その時間に働いてお金を産めばいいのです。彼方の時間はTime is money!」

◆B◆
「1日は太陽が昇ったら始まり。太陽が昇ると明るいでしょ?すると目が覚めるでしょ?それが一日の始まり。そして、日が沈んだら暗いでしょ?眠いでしょ?それが1日の終わり。日が暮れたら仕事をやめて家で寝てればいいのよ。暗いんだから。一日が終わったサインなんだから。今日が終われば明日が来る。それは太古の昔から続いてきた営み。時は移ろい行く。」

◆A◆
「普通の人が1時間でやる仕事を、我が会社は1分でやるのです。60倍の効率!60倍のお金を生むことができるのです。60倍のスピードで仕事をやるのです。Time is money! 時は金なりなのです!」

◆B◆
「時間は大切。だって時は移ろいいくもの。時間は移ろい、決して帰ってくることはない。この現在はいづれ過去になる。未来もいづれ現在になり過去になる。全ては移ろい行く。現在と言っている間に現在は過去になってしまう。それが時間。だから、時間は大切。」

◆A◆
「仕事は朝から夜中まで、日付がかわるまで、とにかく働くものなのです。とにかくガンバルマンで頑張りなさい。ただガムシャラに。難しいこと考えてはいけません。働いて働いて働くのです! 働くことを目的にすれば、働くために働くんだから難しいことを考えなくてよいのです。 ほら、預金通帳をみてごらん。これこそが、あなたが1日18時間近くも働き続けた対価なのです。 時間を使った労働によりあなたはお金を得たのです。時間はお金に変換された。簡単なこと。 何故ならTime is money! これだけの時間働いてこれだけのお金を得たのです。 すべては時給に換算しましょう。 簡単です。それは単なる割り算なのです。 ほら、あなたの1時間はこれだけのお金なのです。 Time is money!時は金なり!」

◆B◆
「疲れた?疲れたら外で風にでもあたって、太陽でも浴びて休めばいい。疲れがとれたら、休むのをやめるだけ。あったかいお茶か珈琲でも飲みましょう。 ああ、いま夏から秋になっているのがわかる。秋の匂いがする。 おや、少し雨がふりそうだ。雨の匂いがする。 あら、花が咲いている。花の匂いがする。 ああ、空を見ると雲が綺麗だ。 雲の形は常に変化する。常にうつろいゆく。 あ、暗くなった。お腹もすいてきた。 もうそろそろ帰って寝よう。一日が終わりを迎えている。 これが時間なのかな。 自分は、いま、ここにいるのだ。」

◆A◆
「時間厳守!時間厳守!このちょっとした時間で、株の相場は変化します。お金の価値は刻々とどんどん変化するのです! Time is money!時は金なり!速くこの一瞬を逃さないようにしないと。 速く。速く。速く。 急いで。急いで。急いで! Time is money!時間はうつろいゆく、どんどん過ぎていくのです。 今はもう過去になる。時間は過ぎる。 速く判断しないと!考える余裕はない!反射神経で動くのです!そのためにあなたは速く早く働いているのです! 我が会社は、他の会社が1時間でやることを1分でやるのです。60倍の効率。それは60倍の効果を生む。Time is money!時は金なり!」

◆B◆
「時間は大切。いまという時間は二度と返ってこない。 明日にあなたは死んでいるかもしれない。命ははかない。 人の命はいづれ消える。それはこの世の理。 過去にそういうことが例外なく切れ間なくおきていて、今がある。  今、あなたと会っている。でも、明日にあなたはもう死んでいるかもしれないし、私も死んでいるかもしれない。 いまがあなたとの出会いの最後なのかもしれないし、最後ではないのかもしれない。それは誰にもわからない。  ただ、いま・ここであなたと話しているのは間違いないし、この時間は絶対に戻ってこないのも間違いない。 時は常に移ろいゆく。一期一会。 この今が最後と思いましょう。 今という時間が愛おしい。あなたとの今を大切にしましょう。この今は永遠に再現できない。」



■人と会って話すこと

好きな人と好きな話を、会って果てしなくするのが好きです。そこに目的は何ありません。ただ、話し続けるだけです。


好きな人、好きな音楽、好きな写真、好きな食べ物、好きな空間、好きな感情、好きな服装、好きな靴、好きな植物、好きな飲みもの、好きな場所、好きな文学、好きなテレビ番組、好きな・・・・。


「好きな人と好きな話をするのはきっと楽しいだろう」と、「今」、未来を想像することができる。そして、実際そんな話をしている「今」自体もすごく楽しい。
みんなと別れた後、過去を振り返って思い出している「今」も勿論楽しい。
未来→現在→過去の流れ、全てが楽しい。
それは「今」で強固につながっている。


でも、「今」思えばあれが最後だったかもしれないと過去を思い出す。
そして後悔することがある。


「嗚呼、一期一会。ああやって会って話したのが最後だったんだな。もっとあなたを好きだといえばよかった。あなたの魅力を、あなたに伝えればよかった。何故あなたを好きなのか心の中だけではなく、言葉としても言えばよかった。愛情を表現すればよかった。自分が好きなものをあげればきっと喜ぶから、ささやかな贈り物でもすればよかった。あなたと会って話すのはどんな時間よりも大切だからこそ会う時間をつくったのだから、そのことを素直に表現すればよかった。あなたとの時間は何より大切な時間だといえばよかった。時間は大切だからこそ、有限だからこそ、あなたと会う時間を作ったのに。」

「嗚呼、一期一会。死んでしまった。親孝行すればよかった。親に感謝すればよかった。おばあちゃんに感謝すればよかった。おじいちゃんに感謝すればよかった。すべての祖先に感謝すればよかった。 本当に感謝しているのに、何故素直に言えないんだろうか。 一期一会。あなたたちとはいつも会えると思っていた。近いからこそいつでも会えると思っていた。これが最後だなんて夢にも思っていなかった。 一期一会という言葉があった。人は死ぬ。そうやって歴史は作られた。例外はない。何故、頭では分かっていたのにいい加減にしていたんだろう。 一期一会。感謝すればよかった。感謝しているのだから、字面通り感謝すればよかった。好きならば、好きだと言えばよかった。 もう過去は戻ってこない。こうやって、今思うだけだ。伝えたいことがあったのに、何故伝えなかったんだろう。 今という時間は過ぎ去り、もう戻らないことを知っていたのに、何に日々急かされていたんだろうか。時はうつろいゆく。」


■思い出

人と会って別れるとき、バイバイ!っていうときふと悲しいですね。切ないですね。
あんなに楽しい時間を過ごしたのにね。もうあの楽しい時間は戻ってこない。
でも、楽しかったのは間違いない!


それは永遠に現在の感情の中に残ります。常に現在の中に、「思い出」という名前に変化して。


こういうのが一期一会という感情だろうか?
一期一会と思って、好きな人と会い、好きな話をすること。
それは永遠の現在を感じ続けること?
相手の死を思うこと?自分の死を思うこと?相手の生を思うこと?自分の生を思うこと?自分と相手と生と死と現在と過去と未来を固まりとして全体として思うこと?!

この前の詩の朗読会(→『福島泰樹x田口ランディx月乃光司 ジョイント朗読会 「言葉の場数」』(2008-10-22))のときも、中原中也を含め、死んだ詩人を思い出しながら、福島泰樹さんが言ってた。
「若くして死んでしまった人たちは、タマラナカッタ思いがあったと思うんだ。俺は、そいつらの魂を伝えたい。言葉には魂があるんだよ」
「生きてれば、すぐに会える。話したければ会いに行ける。キスもできる。でも、死んだら、もうできないんだよ」とね。


■中島みゆき「一期一会」

中島みゆきにも一期一会という曲があります。(動画はココ

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【一期一会】 作詞 中島みゆき
=========================
見たこともない空の色
見たこともない海の色
見たこともない野を越えて
見たこともない人に会う

急いで道を行く人もあり
泣き泣き道を行く人も

忘れないよ 遠く離れても
短い日々も 浅い縁も

忘れないで私のことのように
貴方の笑顔を忘れないで

見たこともない月の下
見たこともない枝の下
見たこともない軒の下
見たこともない酒を酌む

人間好きになりたいために
旅を続けてゆくのでしょう

忘れないよ 遠く離れても
短い日々も 浅い縁も

忘れないで 私のことのように
貴方の笑顔を忘れないで
=========================


■Mr.Children「空風(からっかぜ)の帰り道」

楽しい時間を過ごした後、なんとなく話していた皆々様と別れ難く、永遠の現在を感じた瞬間がありました。そのとき、この曲が頭の中を流れて離れなかったのです。(動画はここ

アルバム「シフクノオト」の8曲目。シングル「HERO」のカップリング。

=========================
【空風の帰り道】 作詞 櫻井和寿
=========================
からっ風が吹いたから
少し手をつないで歩こうよ
花や草木に習い僕ら
かるく揺れながら

昨夜見たテレビの中
病の子供が泣いていた
だからじゃないがこうしていられること
感謝をしなくちゃな

今日の日が終わる
また来週に会える
「さよなら」は悲しい響きだけど
君とならば愛の言葉

悔やんでも 嘆いてても
時間は過ぎてしまうから
花や草木に習い僕ら
黙って手を振ろう

今日の日が終わる
また必ず会える
「さよなら」は悲しい響きだけど
僕が言えば愛の言葉

からっ風が吹いたから
ポケットに手を入れて歩くよ
花や草木に習い僕は
向かい風をうけて
一人でバス停まで
からっ風の帰り道
=========================


■総括

ということで、今まで色々な人にお世話になり、今後も間違いなく色々な人にお世話になります。おんぶにだっこの人生です。周りあっての自分です。周りに恵まれてるって、主観的に勝手に思っています(思い込んでいます)。


同時代に生きている人たちに意識的であり、「今」という時間に意識的であり、「今」の永遠性や無限性や一回性を感じながら、その上で人と関係性を作るのが他者への敬意や思いやりや愛につながるのかもしれない。


一期一会で、人に接してきたはずだったけど、今後もそうありたいものですね。

ふと、そんなことを考えています。

親孝行しなきゃなぁ!友人に感謝しなきゃなぁ!

18 コメント

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生きられた時間 (Is)
2008-10-27 23:23:00
相変わらずの、すごいエネルギーだ!

…「時間」…は、これは、また
ご飯何杯でも食べられる的テーマで。

つられて思ったこと
1:最近、日が暮れるのが早くなってきたね~話を何度かした。
なんか、そういうのっていいな。ちょいと切ない感じ。
だから、季節は、だんだん日暮れの早くなる「秋」が好きかも。
2:時間がなくなると、まず切り捨てられる時間は、テレビゲーム時間だな~と、フト思った。小学校の時は、それこそ日が暮れるまでボンバーマンだ、桃鉄だしてたのに。ムダに感じるようになってしまうのか、そもそも、人が集まる機会が減るのか…。
(ちなみに任天堂のゲーム機は標準で4人用になってるところが設計思想ですよね。Wiiは、まさに=Weなわけで。)
…ということは、逆に言うと、テレビゲームが出来てる時は、結構、時間を効率性に疎外してない(=上記のAさんですね)いいときなのかもしれない。任天堂のある時間…。
(どんだけ好きやねん!)

…ちなみに、ミスチルの歌詞は、歌詞だけで読むと、また印象が違いますね。歌は何度も聞いてるはずなんだけど、あらためて詩に着目すると感じるものが違う。


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今回は自分を律して遠慮気味にレスしてみた。 (いなば)
2008-10-28 21:23:42
好きな人と楽しい話をしてるときの楽しい!って感覚と、別れてバイバイするときの名残惜しい!って感覚。この狭間の感情から沸き起こるものを文章にしたら上みたいな感じになった笑

「時間」の話はまたしましょうね。歴史とか伝統とか、もうあらゆる場面で出てくるKey word!自然に時間が解決するとか・・・人間の感情も時間と密接な関係が。あ、あまり書くと書きたくなるから我慢我慢。Is氏のためにもまた別のテーマで挙げますよー。

ちなみに、鯖の味噌煮の缶詰のタレも、ご飯何杯でも食べられます。



1日が伸び縮みする感覚って間違いなくあるよね。あー今日は1日早いなー。あー今日は長いなー。とか。

日本は春夏秋冬があって、その移ろい行くもの。色とか風景とか匂いとか。いにしえの人たちはそういうのに感じ入っていて、そこには色んな大切なものが詰まってると思っちゃう。


テレビゲーム。わしも昔(小学~高校)は狂ったようにやってたけどなぁ。大学でファイナルファンタジーやったりドラクエやったりして、IQやったりして、その辺から記憶が途切れとる。


アイスクライマー、エキサイトバイク、ファミコンスタジアム、コナミのワイワイワールド、高橋名人の冒険島、グラディウス、ツインビー、ディグダグ、ロードランナー・・・

果てしなく面白かったなぁ。でも、俺はファミコンし過ぎて視力落ちたのは間違いない。いつも目が血走るまでやってて、本気で燃え尽きて翌日高熱出して学校休んだりして、よく親に怒られてたから笑

今度はみんなで桃鉄しましょう!4人くらいでみんなでやるのだとあれが一番好きかなぁ。任天堂は僕ら世代にはほんと巨人だよね。常に革新!


ミスチルって、あまりにメロディーが良すぎるから、歌詞だけ取り出して、いわゆる詩のように読むとまた違う味わい深さがある。Coccoとかもそう。あの人も旋律が美しすぎるけど、歌詞の世界も広大で最高なんだよねー。青年期特有の悩みやゆらぎや不安定さや・・・。Coccoってもっと正しく評価されてほしいなーって思う。
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Unknown (れいこ)
2008-10-28 22:45:55
お昼休みに読んでて、あやうく会社で涙でそうにになりました。

人やものに対する好きだという気持ちは、そのとき、その思いの分、ちゃんと伝えたいと思っています。
愛情の出し惜しみは、もったいないし、意味がない。
時間はそんな「今」の重なりだから、大切にしたいです。
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贅沢な悩み (Is)
2008-10-28 23:08:04
視力…僕の場合は、SDガンダムの描きすぎで落ちました。
ガンダム…僕の場合は、8頭身じゃない、SDの純粋にデザインの格好良さから入りました。
あの頃は、コロコロとボンボンって辞書みたいなサイズの月刊マンガ誌が少年たちには人気で、ガンダムはボンボンが得意だったのですね-。
何度もマネして描いてると、そのうち、オリジナルで描きたくなってきて、なんか、デザインしてましたよ。
…ちなみに、余談ですけど、
子どもの頃遊んだもので、「ミニ四駆」へ深くコミットしてた子が、今の若い建築系の人には多い気がする!
10年、20年先の文化を、「おもちゃ」がつくってるってこと、考え過ぎかもしれないけど、あると思う。

ちなみに、…J-POPって、欧米ではあまりウケてないって聞くけど(詳細はよく分からないんだけど)、なんとか伝えたいな-。ミスチルやCoccoや、マッキーや、単独で胸を張って良い!と言えるものあるもんなー。ミスチルのHEROなんて、分からないとしたら、分からない方が悪い!(笑)ってほど惹かれるものあるからねー。
…このへんも、長くなるので、また。(そんなのばっかり!贅沢な悩みだ)
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なんだか (Shin.K)
2008-10-28 23:53:32
時間を意識して、それを考え始めたことも、感謝についても。当たり前を疑ってみられるのは、こころや気持ちが豊かな証です。

今回の文章は好きです。素直に。
いなばくんが集めた有機的な電流が、ぼくにも流れてきてぱっと、明るくしてくれます。きっと読んでいる他の読者もそうだと思う。

そんな電流は、ぼくで止まらず、またいろいろなところへ流れて行って、たくさんの人を明るくしてくれると思います。巡り巡って行く。

そして、最後はまたお互いのところに戻ってくるんだよね。
そんな元気という電流をくれて、いつもありがとう!こちらこそ感謝してます。
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二人へのレスのベクトルが違いすぎて面白い。 (いなば)
2008-10-29 00:01:52
◆◆◆れいこさん
俺も書きながら涙でそうになった瞬間あったよ。なんかこういうこと書いてると切ないと同時に、なんか嬉しいんだよね。
せつなさとか嬉しさとか、その間くらいにある言語化されてない感情のようなものなのかなぁ。まあこの世は全てが言語化されてないんで、きっとそうなんでしょう。

最近は好きなものや好きな人を明確に意識して日々生活しているようにしています。
自分にとって、『これは好き!この人好き!』って強烈に意識してると、『今』って言う時間がとても大切に思えてくる。そして、そんな大切な『今』なのに、さらに『好きな人と話す』っていうものが二つも重なっちゃうから、更に感情が高ぶるのよね。足し算じゃなくて掛け算で。
そんな風に思いながら、最近は皆々様に接しておるのですよ。その少しは感じてくれてますか?

このブログのコメント欄って、結構わしと強い関係を持つ人たちしか見てないと思うし、書き込まないんだと思うけど、れいこさん!そして他にコメントかいてくれてる人だと、Is!ShinK!Rym!マキ!俺にとってはリアル世界でほんとかけがえのない人たちなのです。
だから、会って話すときは一期一会だと思いつつ、この今を愛おしく大切に思いながら接しているんです。ほんとに。

そうすると、今って時間がものすごく密度が濃くなってくるのです。同じ1分、同じ1時間でも、自分にとっては全然重みが違う。これは驚き!そこが、今時間に興味を持っていたキッカケでもあります。驚きとかわくわく感とか、そういうのが学問や勉強の始まりのはずだからね。

よしもとばななも、TUGUMIで
■P10
********************************
愛情はいくらだって注げる、まるで日本国の水道のように、いくら出しっ放ししてもきっとつきない、そんな気がするものね。と何でだかふと思ってしまったのだ。
********************************
って書いてるからね!!
http://blog.goo.ne.jp/usmle1789/e/9cce3673100c9c3d7773604335f4a2b9

れいこさんも愛情を放出して生きてね!
そして、今後も仲良くね!


◆◆◆IS
また話題が変わります。
この多様な場がいいね!笑

ガンダム、俺はあんま関係ないけどカードダス集めてたよー。確か1枚20円だった気が。

コロコロとボンボンは俺も二つ買ってたよ。個人的にはコロコロ派だった。ドラえもんやってたしね。
ボンボンは『プラモ狂四郎』『悪魔くん』は好きだったなぁ。ボンボンで笑いも勉強したっっていうか、 『やっぱ!アホーガンよ』『天才バカボン』も確かボンボンだったよね~?


「ミニ四駆」!600円だったよね。今思うと安いんだけど、子供のときは高かった!
俺もホイールに穴あけて軽量化したり、福岡で大会やってて親に連れて行ってもらったりしてた。
漫画の『ダッシュ!四駆郎』とか思い出しちゃった!

びっくりまんチョコも流行ったしね。ファミコン、ミニ四駆と共に社会現象になった。
あと、ウーパールーパーとかエリマキトカゲとか。ドンドン関係なくなってきた。 単に思い出した連想を書き連ねてるだけ!笑

J-POP含め、MADE in JAPANがなめられてるのかなぁ。日本人のこの繊細な感覚を見なさい!医者の世界も、日本人の医療は繊細で丁寧なんです。この日本人の医者の姿を学べ!って思うことありますね。

ちょっとしたことにホロホロ涙流したり、せつなさを感じたり・・・そういう小さい幸せ。お金では買えない幸せ。自分の中や自然の中に既にあって、それを見出していく幸せ!そういうものは、僕らも上の世代から学んで、そして下の世代に伝えていかないといけないよねー。
そんなことを、ふと考えています。
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ビリビリビリ! (いなば)
2008-10-29 00:12:26
◆◆◆Shin.K
れいこさん、IS氏へのレスを書いてる間に書き込みが!
即レス!

当たり前を疑うのって、やっぱり子供とか典型例だと思うのよね。みんな過去に子供だったわけだけど、そのときは知識も知恵も経験も、なーーーーんにもない空っぽだから、全ては不思議で満ちていて謎だらけだった。この世界は迷宮!
その当事は全て疑わしいというか、説明されても納得できないっていうか。自分がバカなのか、相手の説明が悪いのか・・納得できない、理解できないことで満ちていた気がしますよ。

もちろん、今も、この世は謎に満ちているなぁって日々思うことだらけなんだけどね。それは生死でも愛でもなんでもいいんだけど。謎ばかり!

だから、不思議で謎なことを、もう一回捕らえなおしている日々なのですね。リセットしてゼロから始めてる。子供のころ思い出してね。


びりびりとした電気を感じてくれて嬉しい!俺も自分で自分の電流に感電死しないようにしないといかん。それこそ、ShinK氏の今回のブログにも、かなりビリビリ感電してたから、さっきから書き込もうと思うたびにLivedoorのサーバの調子が悪いようで断念してたんです笑

まあ、そうやって交流していきましょう。グルット輪になって手をつなげば、電流は自分のとこに戻ってくるからね。それは、ShinK氏が少し前のブログでも書いてた、自分の過去の言葉に、今の自分が救われるっていう現象と似たものかもね。時をこえて伝わるんでしょう。
そう、確信してます!
返信する
生きるのに必要ないこと (Is)
2008-10-29 00:55:37
…キリないけど、連ねずにはいられない、
ちょっとだけ。

カードダス、ビックリマン(…ぼくはビックリマン倶楽部部長でした)
あと、来るかな~と思って、先陣張ってて、
見事に来なかった、「あっぱれ大将軍チョコ」!
…これは歴史遺産ものです。

ミニ四駆ジャパンカップ、僕も横浜そごうの屋上でミニ四ファイター、田宮の前ちゃんに憧れてました!

豊かなんだか貧しいんだか分からない、この生きるのに必要ない文化がすごいね、この世代は!
マニアックなとこでは、加トちゃんケンちゃんごきげんテレビのスイカ人間ってのがいましたね~。

もういいって!?(笑)
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ネット上で会話 ()
2008-10-29 07:47:42
なんだか、皆さんの書きこんでいるコメントにあんまり時差がないために、ネット上の会話なのにあたかも顔を突き合わせてお話ししているみたいで、思わずふふふ。

私もShin.K.氏に同感だけど。
この文章、好きです、個人的に。
特に。
>>>
「嗚呼、一期一会。ああやって会って話したのが最後だったんだな。もっと彼方を好きだといえばよかった。彼方の魅力を彼方に話せばよかった。何故彼方を好きなのか言葉で言えばよかった。愛情を表現すればよかった。自分が好きなものをあげればきっと喜ぶから、プレゼントすればよかった。彼方と会って話すのはどんな時間よりも大切だから、会う時間をつくったのだから、そのことを素直に表現すればよかった。彼方との時間は何より大切な時間だといえばよかった。時間は大切だから、有限だからこそ彼方と会う時間を作ったのに。」

ってとこ。
その通りだよね。もちろん態度で示せる。感謝の気持ちを、好きだという気持ちを、(常に思っているものだけど)顔を見ている時常に伝える必要はないけれど。
けど、やっぱり「あ。すっごい好きだ」とか「本当に感謝している」とか、思った瞬間にきちんと言葉にして伝えることの大事さって年を経るごとに痛感するよね。

それから、時間の概念とか、あんまり深く考えたことがなかったけど、今回の文章を読むと、実は自分が「時間に囚われていること」で、生活が成り立っていると同時に、必要以上に振り回されていることって実は多いのかもしれない。うむ。

これは、みんなといつか、熱く語りたいテーマですね。

…相変わらずいつも、「仕事中にさっと書いている」とは思えない濃厚な文章に、心揺さぶられているファンが多いはず★

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感謝 (いなば)
2008-10-29 09:19:57
◆◆◆◆Is
ビックリマン、わしは実は既成のビックリマンにはまりすぎて、その最果てとして、それを超えて自分でキャラクター考えてました。
たぶん数千!キャラクターある。この前実家帰って昔話してたら親がそう言ってたから初めて思い出した。っていうか、言われるまで全然記憶として登ってこなかったー。
子供の頃ってほんとアホだから、もうはまりだすと猛烈に物の怪にとりつかれたようにやっちゃうからね。何の目的もなくやり続けてたー。


ビックリマン倶楽部部長!かっこいい!バッジとか作るとさらにかっこいいよね!(意味不明)

「あっぱれ大将軍チョコ」、ネットで調べたら確かに思い出した。あったあったー。

俺はガムラツイスト(2枚重ねになってるやつね)に未来を託してたけど、これもこなかったー・でも、まんだらけにこの前行ったら結構高い値段で売買されててビビッタ。
http://www.geocities.jp/vzz12505/gazogm01.htm


田宮の前ちゃんは高橋名人と並んで僕ら世代のHERO!

豊穣な文化の時代。そして、その文化の溢れる愛をもらって育った吾らの世代(30前後くらい?)、さらに発展させてジャパニーズカrチャーを伝えていきたいたいなー。これが日本なんだよ!ファミコンもミニ四駆もビックリマンも!ってね。10年くらいかけて醸成されて骨髄から血肉になってるんだろうね。そこでもらった夢とか希望とかを、仕事の中に織り交ぜながら。あの一見無駄と思われるカルチャーは、人間の裾根を確実に広げているように思えます。



加トちゃんケンちゃんごきげんテレビって、日本での素人投稿動画の発祥だよね!you tubeとかもその大いなる流れの一つに過ぎないのです!
you tubeで検索すると延々と過去映像出てきてすごいよー。見出すと懐かしすぎてとまらない。
こうやってグルグル回りますなー。カトケンから出てきたビデオ投稿コーナーが、Internetの普及でYoutubeみたいなものに進化して、そこでまたカトケンを見るなんてね。グルグル。グルグル。わしとIs氏の間でも、脳内映像がグルグル。グルグルしとります。


◆◆◆◆牧
また会話が180度変化する!笑

Is氏との話がサブリミナル的に織り交ぜられてますな。なかなかブログではこの世界観を表現するのは難しいけど。


・・・・・・・・・・・
感謝とか、ありがとうとかって、少し下火になって日常的に使われなくなりつつあるんだけど、ほんとはオハヨウ!コンニチハ!コンバンワ!(→NHKの歌でこういうのあったね。なんて名前だったっけ・・・思い出せん!)みたいに常に日常的に使うべき言葉なのよね。言霊が溢れてる言葉だと思う。

感謝の言葉って、ほんと自分に返ってくるのよね。相手も嬉しいかもしれんけど、それ以上に自分がさらに嬉しい!喜んでくれてることでの嬉しさってのもあるし、そういうことを素直に発することができる自分への嬉しさもある。

井上陽水の初期の曲で、「感謝知らずの女」って面白い曲があるのよ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「感謝知らずの女」 作詞 井上陽水
僕はあなたの為に すべて忘れて働いた
絹のドレスも帽子も みんなあなたに買ってあげた
だけどあなたは感謝知らず 感謝知らずの女

ダイヤモンドの指輪 いつか誕生日にあげた
そしてあなたは言った もっと大きいのが欲しいわ
だからあなたは感謝知らず 感謝知らずの女


ありがとうと一言 なぜ言えないのかなぁー

たとえこの世が終わっても 僕はあなたを愛すだろう
しかしあなたはこの愛を あたりまえだと思うのだろう
だからあなたは感謝知らず 感謝知らずの女
・・・・・・・・・・・・

ま、これは単にふと思い出しただけだけど笑



時間にがんじがらめになってるって、あると思うなー。(あると思います!「天津木村 吟じます」)

時間に関しては色んな哲学者も語っているのかもしれんけど、今はマッサラな状態なので、また勉強して、自分の過去の経験とかと照らし合わせがら自分なりの哲学をつくろうと思うのです。
ま、共に考えていきましょー。
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