日常

植物原理のすすめ

2016-06-23 09:59:48 | 考え
1932年、第1次世界大戦後。 世界は破滅に向かっているのではないかと人間の良心が叫んでいたころ。 国際連盟がアインシュタインに依頼したことがある。 「今の文明でもっとも大事だと思われる事柄を、最も対話したい相手と書簡を交わしてください」。 アインシュタインが選んだ相手はフロイト。 テーマは「ひとはなぜ戦争をするのか」だった。 その内容が講談社学術文庫で出ている。120ページという薄い本で、5 . . . 本文を読む
コメント

野村萬斎演出「マクベス」

2016-06-21 07:45:41 | 芸術
6/15水曜日に、野村萬斎さん構成・演出の『マクベス』(@世田谷パブリックシアター)を観劇しました。 ほんとうにほんとうにほんとうにすごくて。 圧倒的なすごい体験だった。 90分、眼が充血するほど。 時を忘れました。 時間の体験にも驚きました。 自分が時の流れと違う場所にいたような。 自分の寿命とは違う時の世界にいたような体験。 ------------------ 世田谷パブリックシアタ . . . 本文を読む
コメント

宇多田ヒカルさん

2016-06-18 16:50:20 | 
宇多田ヒカルさんが「カラオケでどうやったらうまく歌えるの?」と友人に聞かれたとき、その答えが示唆に富む。 宇多田さんは本当にすごい。 彼女の音楽を聴いていると、そのすべてが証明していると思う。 ひとつひとつの音。 音は生まれた時から無意識に発し続けているけれど、細部に神が宿るという意識や、一音一音をどれだけ丁寧に愛しんで発するか、ということが大事なようだ。 音は振動の重ね合わせ。 それは音 . . . 本文を読む
コメント

大今良時『聲の形(こえのかたち)』

2016-06-07 01:31:24 | 
大今良時さんの『聲の形(こえのかたち)』(講談社)という漫画。 傑作でした。何度も涙しました。 ただ、テーマはかなり重いです。 いじめ、聴覚障害。こどもの世界・・・。 それぞれの登場人物の視点が複雑に書かれ、すべての登場人物の体験をします。 読んでいて思う。 それぞれは何かベストを尽くそうとしているはずなのだが、その表現方法や行動が適切ではなく、ほんの少しズレてしまう。本当にしたいことは同 . . . 本文を読む
コメント (1)

近藤ようこ『死者の書』

2016-06-05 17:54:41 | 
近藤ようこさんの漫画『死者の書』(ビームコミックス)を読んだ。 当直中は電話で集中が分断されるので、夜中の合間は漫画を読んで過ごすのが習慣になっている。 霊的感度の高い民俗学者である折口信夫『死者の書』を初めて漫画家したもの。 すごい完成度だった。 まさに能の抽象的な世界を漫画にするとこうなる、というお手本のような。 この話が内包するテーマは深く広い。 ・機織りという営みが、単に衣服をつくる . . . 本文を読む
コメント (1)

第35回記念大宮薪能

2016-05-29 23:12:13 | 芸術
5/28土曜は、大宮薪能に行ってきた。神聖で幽玄でとても素晴らしい場だった! 超満員の大入り。すごい熱気だった。 ●第35回記念 大宮薪能 5月28日(土) 素謡【金春流】翁(おきな) 金春 安明 能 【観世流】巴(ともえ) 武田 宗典 狂言【和泉流】魚説法(うおせっぽう)野村 萬斎 能 【金春流】石橋(しゃっきょう) 本田 光洋 ■ 大宮薪能は今回で35回目。 場所は2000年以上の歴史を持 . . . 本文を読む
コメント

20160730 『MANSAI 解体新書 その弐拾六』

2016-05-26 09:27:17 | 芸術
【7/30土曜(13時開演―15時終演)】 に、世田谷パブリックシアターで年に1回開催される『MANSAI 解体新書 その弐拾六』があります。 芸術監督・野村萬斎さん、音楽家の大友良英(よしひで)さんと自分での3人の鼎談で自分も登壇させていただきます。 ●『MANSAI 解体新書 その弐拾六』 「場」~音と時空のポテンシャル~ (一般発売は6月19日(日曜)なので、まだ予約できません。。。) . . . 本文を読む
コメント

田口ランディ「いのちのエール - 初女おかあさんから娘たちへ」

2016-05-17 09:05:47 | 
田口ランディさんの「いのちのエール - 初女おかあさんから娘たちへ」中央公論新社(2015/10/9)は、とてもとてもいい本でした。 ----------- <内容紹介> 森のイスキア・佐藤初女さんとの15年にわたる交流の中で得た「気づき」と「変化」。 そして、いまを生きるすべての女性に伝えたい「暮らしと祈り」。 自分という檻から解放されていく魂の軌跡を描く、書き下ろしエッセイ。 201 . . . 本文を読む
コメント

劇団イキウメ『太陽』

2016-05-16 12:29:31 | 芸術
劇団イキウメの芝居『太陽』を見た。 すごい体験だった。終了後も10分くらい言葉を失った。 あまりに深い体験をした。 面白いとか、感動したとか、そういう既成の言葉では自分の体験を表現できなかった。 自分の内的世界の中で対応しそうな言葉を探してみたが、うまく符合し対応する言葉が見つからなかった。 衝撃的な演劇体験は事件に近いものだ。 既成の言語で表現できない体験は自分にとっては嬉しい体験でもある . . . 本文を読む
コメント

東田直樹『ありがとうは僕の耳にこだまする』

2016-05-15 11:23:17 | 
東田直樹さんの『ありがとうは僕の耳にこだまする』角川学芸出版 (2014/11/20)を読みました。 『跳びはねる思考』イースト・プレス (2014/9/5)があまりにも素晴らしかったので、その後に出ているこの本も詠んだ。 『ありがとうは僕の耳にこだまする』は詩がつづられている。 詩のスタイルは、東田さんの本質がより強く出ていると感じた。 コトバが論理でつながっているというより、命のリズムで . . . 本文を読む
コメント

NHKハートネットTV『医心方』

2016-05-10 08:34:54 | 
NHKハートネットTVにて、 5/11水曜 20時-20時30分 『医心方』(日本最古の医学書) が取り上げられます。 ● NHKハートネットTV「心悩むあなたへ 古の東洋医学からのヒント」 2016年5月11日(水曜)再放送2016年5月18日(水曜) 20時-20時30分 自分も病院内の外来診察室で取材を受け、ほんの少しだけ出演します。 名作番組を数多く作っているNHK。 このハートネ . . . 本文を読む
コメント

石牟礼道子さん

2016-05-02 19:57:19 | 
明日から3日間。東大の安田講堂で水俣展が行われる。 自分の外側へ向けて使う祝日もあれば、自分の内側へ向けて使う祝日もある。 ●水俣病公式確認60年特別講演会 2016年5月3日「祈るべき 天と思えど 天の病む」 2016年5月4日「地の低きところを 這う 虫に逢えるなり」 2016年5月5日「われもまた 人げんの いちにんなりしや」 今も熊本に住まれている石牟礼道子さんの生中継を含め、初日 . . . 本文を読む
コメント

岩崎航さん

2016-04-26 17:46:11 | 
4月30日土曜(午後11時00分~ 午前0時00分) NHK Eテレにて、 ○ETV特集「生き抜くという旗印~詩人・岩崎航の日々~」 という番組があります。 岩崎航さんを知らない方には是非知っていただきたいので、事前にアナウンスを。 ・・・・・・・ 岩崎航さんの詩集 「点滴ポール 生き抜くという旗印」ナナロク社 (2013/6/28) と言う本は本当に素晴らしい本だ。手に汗握って読んだ。 . . . 本文を読む
コメント (2)

ミュージカル「DAICHI」

2016-04-24 22:01:39 | 芸術
お笑い芸人アップダウンの竹森巧さんからお声かけいただき、ミュージカル「DAICHI」を中目黒まで見てきました。 ●<ミュージカル「DAICHI」> 本当にほんとうに感動!号泣に次ぐ号泣!! 笑いあり、涙あり。涙あり。笑いあり・・・。 竹森さんも相方の阿部さんも、お笑い芸人という狭い枠ではくくりきれないです。すごい存在感でした。「笑い」を自由自在に扱っている達人を見ているような太刀さばき。この世 . . . 本文を読む
コメント

熊本

2016-04-22 15:28:41 | 考え
(写真は2014年に伺った、熊本、幣立神宮の写真です) 自分の愛する故郷熊本が大変だからこそ、自分は自分なりにできることをやる。 自分は熊本で生まれたし、自分の両親から生まれた。 いのちを生み出した存在に、感謝の気持ちを忘れたことはない。 熊本も両親も、その存在がなければ自分という存在はこの宇宙には存在しえない。 苦しみも悩みも悲しみも、生きていればこそ。 いのちを生み出したあらゆる存在に対 . . . 本文を読む
コメント (2)