だから、走るのだ。

春の長野マラソンに向けて、祐一郎にウツツツを抜かしながらも、もくもくトレーニング中。

わたしの心に火をつけてぇ~ ダンス オブ ヴァンパイア 7/14(金)

2006-07-16 | 愛する山口祐一郎さまの件

7/14日(金)13時30分開演 2階A列下手サイドブロックセンターより

実は前回、興奮しながらもどこか冷静な自分がいましたが、今回は完全にヤられました。ええ、ハートに火がつきましたとも。
2階席ではキャストの客席下りはまったく見えませんが、全体を見渡せることができるので、このミュージカルの代名詞でもあるダンスを堪能するのはもって来いだと思います。初回に爆笑した例の伯爵専用巨大コウモリのお乗り物も2階からみると、なんか自然な感じ。クレーンの部分がほどよく隠れて、本当に翼を広げて降り立つように見えなくも無い。(単に見慣れただけかもしれませんが)また、音響が素晴らしい。ある時は伯爵の声が天井から降り注ぐように包み込むような感じで、またロングトーンの時は劇場全体がびりびりハウリングを起こしているのをダイレクトに体感することができ、もうくらっくらに酔わせて頂きました。2階席サイコー!

今日もすごい汗、汗で髪がさらにくるくる泉見アルフレート 1幕では汗で髪がくるくるというか、もうチリチリになってましたが、2幕では洗いたてのように心なしかサラサラになっていました。今日もかいがいしく教授のお世話を焼いておりました。シャガールがサラの部屋の扉に釘を打ち付けるシーンで、ベットから落ちた教授のお尻をやさしくさするアルフレート。そんなことまでするのか助手は?シャガールが不意にドアを開けたためにずっこけるところ、大げさながら自然な演技が上手い。キラキラくりくりした大きな目で「うぎゃーっ!!」とケロリン(ケロリンてなに?)みたいに絶叫する顔が可愛い。今まで浦ケン派でしたが泉見くんも好きかも。いや、好きだ、というか好きになってしまいました。

足技が冴えるアプロンシウス教授 はと時計「クックー」で足を開いたり閉じたり、寝巻きに着替える時はベットに仰向けになって両足を高く上げてズボンを脱がせてもらったり、クロロックの棺おけを探索に行き、誤って柵に引っかかり、ぶらぶらしながらも足でアルフレートに指示を送るプロフェッサー。随所で魅せる欽ちゃん真っ青のツーステップ(?)もとってもチャーミング。

今回はお風呂でかかとのお手入れ吉野ヘルちゃん 綺麗に筋肉がのった太ももに薔薇のような虫のような摩訶不思議な形のタトゥーが入っておりました。怯えながらもヘルちゃんの「うふふ、上手~素敵~パラダイス!!」の言葉に乗せられて仲良く華麗にダンスしちゃうアルフレート。教授に「女に振られたからと言って・・・」と誤解されてしまうのも止むを得ない。噛みつかれそうになって「うぎゃーっ!!」と半泣きになって客席を1周し、またもとに場所に戻って来て、ヘルちゃんに冷静に「ハイ」と本を渡され、また「ぎゃーっ!!」となるところがベタで好き。

細いながらも大人の色気が漂う剱持サラ 2階からだとヌーブラ着けてるのがよく見えます。(偽物も出回ってるみたいだから気をつけてね★)コゼットが・・・コゼットが!「パパーパパーどうしてなのー?」胸を・・胸を!! 大塚サラのような小悪魔的なお色気はありませんが、落ち着いた魅力。歌も演技も安定していて安心して観ていることができます。ただ泉見アルフレートとのシーンはどうしてもマリウスとコゼットに見えてしまうのがちょっとね。

意外と力持ちのクコール駒田さん 幕間のお掃除シーン、また見逃してしまいました!人よりトイレが近いこのワタシ。果たして千秋楽までにお目にかかることが出来るのか?プロフェッサーとアルフレートが城を訪れるシーンで伯爵に頭突き&すりすりするクコール。「おお、クコール~」とやさしくクコールを撫でる伯爵の笑顔がキモ素敵。こんなにクコールを可愛がってるのに最後は・・・うう。 

その他ダンサーさんたち サラとヴァンパイアダンサーが踊るところ、ずっと本人が踊ってると思ってました。「ちひろちゃんダンスの経験あるのかなぁ?上手いねぇ」などと呑気なことを抜かしておりましたが、ちゃんとサラの化身のダンサーさん加賀谷さんが踊ってたのね。あはは。どおりでお上手なわけです。あの「クリスタル★キング」なシーン(伯爵のお城で教授とアルフレートが寝室で寝ている時にベットから、うようよヴァンパイアたちが出てきて歌い踊り狂うシーンを勝手にこう呼んでおります)でひとりだけ白いシャツとパンツを履いた若者が、アルフレートの化身だということも今回初めて知りました。それもこれも前回パンフを買いそびれたため。やっぱりパンフは読まなきゃだめだわね。それにしてもプロのダンサーさんたちの身体は素晴らしい。新上さんの6ブロックどころか、12ブロックぐらいに割れて1本1本の筋肉の線がわかるほどに鍛えられたしなやかな肉体。う~んため息ものです。あのくねくねダンスはシロウトのわたしにはよくわからないけど、やっぱりなんだかスゴイ気がする。普通の人にはあの動きは出来ないような気がします。ただ、ごめんなさい。お墓のシーンではクロロック伯爵に釘付けなの。えへ。

そっれっでっ満足かっ?クロロック伯爵 暗闇の中、音もなく静かに登場する伯爵。雪がひらひら舞う中で「神は死んだ」を歌う姿が映画を観ているみたいで切なくて素敵すぎて涙が出ました。「その手で自由をつかめぇーーーーーーー」ではビリビリ打たれました。ええ、もうそれはビリビリと。アップテンポの曲の時の手で九字を切るようなあの動き(例:最後のダンス)。トイレ待ちの列でみんなあの動きを真似してて笑えました。

「抑えがたい欲望」を歌う時、笑顔なのはなぜなのでしょう?自虐的な笑いにしてはとってもうれしそうなんですけど。途中でどっこらしょと墓石に腰掛けるバルジャン。もとい、伯爵。あの曲長いですもんねー。ささやき声のちょっと過去に浸るセンチな歌いだしから、中間はそんな欲望のままに走る自分に疲れ、バルジャン風味なアクション(墓石座り)をはさみ、最後は高らかに「尽きない欲望こそがこの世界で最後の神になるのだぁー」と開き直る過程が見事です。超ポジティブです。

螺旋階段でのサラとのデュエット。(声のバランスは剱持サラとの方がいいかも)何度も言いますが、わたしの心に火がつきました。あんなにやさしい笑顔で間近で見つめられるサラが羨ましすぎて死にそうです。「いけない 理性を持てっ」のアノ顔。今日は下手側だったのでよく見えましたよ。それで満足出来るのかっ!クロロック伯爵。

「噛み付きシーン」 最初にさーっと、本当にうれしそ~にサラのお胸を下から上に撫で上げる伯爵。まあ気持は分かりますけど、すごくうれしそうなの!その後、後ろを向いてそそくさと牙を装着し、(この時のやや膨らんだ口元が可愛い)再びサラのお胸を!と思いきや、小指を胸の谷間において、親指をカップに沿わせてはいるものの微妙に浮かせているよう。(こんなとこばかり見ててスイマセン)でも反対側の手はクロスさせて下腹部に置き、そのままぐっと自分に引き寄せる感じで激しくかき抱いて、恍惚な表情の剱持サラの白くて華奢な首筋をがぶっと。きゃーーーっ (失神)

ノリノリ(?)のカーテンコール 1階は確かにノリノリのようでした。だけど2階は・・・?ともかく、ノリノリの若者たちの後ろで、少しテンポがずれつつもがんばっている年配者のお二人。そんな二人のためにもぜひ盛り上げようではありませんかみなさま!!・・・と言いつつも、おチビのわたしとしては前の人に立たれちゃうと前がほとんど見えなくなるので、あんまり立ってほしくないような気もするのよね・・・

最後は片手を頭の高さで、片手を腰の辺りでバイバイ。

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コメント (21)
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