また失敗

今週は手間受け現場を空けさせていただいて、直営工事。
アパートの一階バルコニーにウッドデッキ状の床を作って、ちょっと若者受けしそうな板塀の目隠しを取り付ける工事をしていました。

工事自体の失敗はこれと言って無く、助っ人に来てくれた一回り年下の凄く上手な大工さんに現場作業をほとんどこなしていただいたので順調でしたが、
ワタクシの段取りが失敗。

今回の工事では見付になる板材に、檜105ｘ30ｘ4000の材料を60数枚使うのですが、
「材木屋さん、この間から仕入れてる4メーターの檜、まだある？」
「60枚位ならまだあると思うよ～。違うメーカーの物になるようなら連絡する～」
って事でしたので安心して自宅の空きスペースへの入荷待ち。

欲しかったのはKDの檜105ｘ30ｘ4000。
KDなので当然4面プレーナー仕上げのつもりです。
以前からのメーカーの物なら今回の工事のグレードからすると面だけとって塗装すればオケー！
のはずが・・・

まさかの連絡なしのグリーン材！
工事日程は決めてしまったし、突っ返そうにも週末に加工予定で時間もないし。
やってしまいましたか。
強行日程ゆえの逃げの少なさ。
見積もり提出から4日間での作業開始は在庫を持てないワタクシには逃げが少なすぎでした。

で、結局、質的にもアウトな材が予想以上に含まれていた為2割ほど追加発注。
面取りだけで取り付けちゃおうと思っていた材料を一日以上かけて機械にくべまして。



洗濯機置き場の目隠しを5所帯。



こんな感じに作りまして。



バルコニーの中はプチウッドデッキを同じく5所帯。



ついでに前の入居者が穴をあけていったフラッシュの引き戸のポリベニヤの張り替えまで。

やっぱりねえ、いくら施主が急いでいてもそれなりの準備期間が無いとワタクシのような要領の悪い大工には無理があるようですよ。
今回は年下のスーパー大工さんに現場施工のほとんどをお願いできたので何とか切り抜けられましたが、
やっぱり物を売るだけの連中は信用出来ねえや！
と、毒づいたとしでありました。
でも、確認不足と強行日程を組んだのは自分なんだけどね。
反省！