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上信越道トンネル/告発の元監督が全日本建設交運一般労組のメンバーらと同トンネルの立ち入り調査

2008-02-02 01:57:08 | 国内労働
上信越道トンネル
告発の元監督現地入り
巻厚不足 元請けが謝罪
共産党議員が同行

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 長野県中野市の上信越自動車道熊坂トンネル(全長八百メートル)で、コンクリート厚(巻厚)が不足する“手抜き”工事があったと告発した、下請け轟組(高知)元現場監督の男性(46)が三十一日、全日本建設交運一般労組(建交労)のメンバーらと同トンネルの立ち入り調査をしました。

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 調査前の交渉で、元請けピーエス三菱(東京)と北野建設(長野)、轟組が、「高速道路利用者らを裏切る結果となった行為を深くおわびします」と謝罪。巻厚不足も継続して調査していることを明らかにしました。

 先月二十四日、二カ所で最大十七ミリの厚さ(正規厚三百ミリ)不足を認めた、発注元の東日本高速道路新潟支社も「あってはならないことが起きた。徹底調査する」と発言しました。

 工事の監督責任がある同社は「施工不良」の原因を、元請け社員が測量ミスを修整するため、型枠を独断でずらしたことと説明しています。

 巻厚の検査は、同社が委託するコンサルタント会社が、工区(約十メートル)ごとに実施していますが型枠の設置までで、コンクリートの打設まで立ち会っていません。

 建交労側は「コンクリート打設まで立ち会うのが工事現場の常識だ」「民間が民間を監督して安全が担保できるか」と批判。手抜き工事の背景には「安い契約金額を補うために、コンクリート量を減らすコストダウンがある」と指摘しました。

 現場監督の男性らは、高所作業車やセントル(型枠)に乗り、施工不良個所を検査しました。

 建交労は「記者発表された二カ所以外にも、手直しされている。ひきつづき監視・調査が必要」と話します。

 現場監督の男性は、コンクリート打ち開始時(二〇〇六年九月)から、元請け側に、厚さ不足の是正を要求したことで退職に追い込まれました。建交労に加入し職場復帰を求めています。

 日本共産党の穀田恵二衆院議員秘書、山口のりひさ衆院北陸信越比例(長野1区重複)候補、石坂千穂、和田明子両県議らが参加しました。

(出所:日本共産党HP 2008年2月1日(金)「しんぶん赤旗」)
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