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在日米軍による犯罪・事故-そのたびに『綱紀粛正』や『教育の徹底』というが、実効性がない-

2008-02-29 07:50:57 | 国内政治
被害者の声 聞いて
横須賀基地米兵暴行 豪女性が会見

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 在日米海軍に性的暴行を受けたオーストラリア出身で四十歳代女性のジェーンさん=仮名=が二十七日、国会内で記者会見し、「被害者の声に耳を傾けてほしい」と訴えました。沖縄での女子中学生暴行事件に憤るジェーンさんは、来日したライス米国務長官に、思いをつづった手紙を手渡したいとのべています。

 ジェーンさんは二〇〇二年四月、米海軍横須賀基地所属の米兵に神奈川県内で暴行されました。米兵は事件後、除隊。裁きを受けず、米国へ。ジェーンさんは「いま自由に歩き回っている加害者が許せない」と悔しさをにじませました。

 会見で「いま思い描いている絵がある」と切り出したジェーンさん。「それは戦争がない世界。レイプのない世界です。それを実現させるためには、私のようなレイプ被害者が無視されることなく、沈黙を強いられることがないようにしなくてはいけない」と語りました。

 そして、「私は声を上げることを恥じていない。本当に恥じるべきは私たちレイプ被害者を無視し、事件が起こり続けていることを否定している政府だ」とのべました。

 「在日米軍による犯罪・事故の被害者の会」代表の椎葉寅生さん=神奈川県=は、米兵の事件・事故が次々と起きていることを指摘。「そのたびに『綱紀粛正』や『教育の徹底』というが、実効性がないことは明らかだ。一日も早く、私たちのような被害者を生まないためには、基地がなくなること以外にない」とのべ、被害者に力を貸してほしいと訴えました。

(出所:日本共産党HP 2008年2月28日(木)「しんぶん赤旗」)

米兵犯罪被害者ら切々
少女暴行 日本政府に批判
国会内集会

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 沖縄県で十日に起きた米兵による少女暴行事件に抗議する集会が二十一日、国会内で相次いで開かれました。

 集会は、日本共産党、社民、民主、無所属の沖縄の国会議員、米軍人軍属事件被害者の会などが呼びかけた「沖縄少女暴行事件を許さない院内集会」と、共産、民主、社民、国民新の女性国会議員が呼びかけた「米兵による少女暴行事件に抗議する院内集会」です。

 日本共産党からは、それぞれ赤嶺政賢衆院議員、紙智子参院議員が参加しました。

 両集会では、米兵による事件・事故の被害者が発言。横須賀基地所属の米兵に暴行された女性は、事件によって精神や肉体だけでなく、家庭にまで被害が及んだ体験を語るとともに、「(沖縄で暴行を受けた)十四歳の少女はここで話はできない」「私は顔を明らかにしても全然恥ずかしくない。恥ずかしいのはなにもしない議員、日本の政府です」と訴えました。

 米軍岩国基地所属の米兵が運転する車に追突され、言語障害や記憶障害などを伴う脳脊髄(せきずい)液減少症となった男性は、事件によって働けなくなったにもかかわらず、地位協定の壁によって保険さえ受け取れない実態を訴えました。

 赤嶺氏は、十日の事件の翌日に行った犯行現場などでの調査を報告。「米兵は海兵隊の制服を着ていたのではない。一般市民のふりをして女子中学生に近づいた。絶対に許せない事件だ」と糾弾しました。

 「海兵隊がある限り事件事故は続く」と指摘した赤嶺氏は、基地負担の軽減を言いながら県内の基地たらい回しに終始してきた日本政府を批判し、「基地をなくさなければ問題は解決しない」と基地撤去・海兵隊の全面撤退を訴えました。

 紙氏は、事件直後の十八日にも沖縄市内で米兵によるフィリピン人女性暴行事件が起こったことに憤りを表明し、「本来であれば、胸が張り裂ける思いをした被害者と政府が気持ちを共有し、断固とした厳しい抗議を米軍にすべきだ」と述べました。

(出所:日本共産党HP 2008年2月22日(金)「しんぶん赤旗」)

米兵犯罪に抗議
沖縄県民大会 来月23日開催

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 沖縄県でおきた女子中学生暴行事件や続発する米兵犯罪にたいする県民の強い抗議を示す県民大会について、県婦人連合会(沖婦連)、県子ども会育成連絡協議会(沖子連)などは二十六日、那覇市の婦人連合会会館で会合を開き、三月二十三日午後二時から開催することを決めました。名称は「米兵による少女・婦女子への暴行事件に抗議する県民大会」。大会終了後にデモ行進することも決まり、開催地は、北谷町内で調整が進められます。

 会合には、沖婦連や沖子連のほか沖縄県老人クラブ連合会、同高等学校PTA連合会、同青年団協議会、青春を語る会、沖教組、高教組の各団体が参加しました。

 沖子連の玉寄哲永会長は「十二年前と今訴えていることは変わっていない。沖縄の現実は変わっていないということ。地位協定の改定を訴えたい」と話しました。

 会合では日程のほか、沖教組、高教組を除く六団体を実行委員会幹事会として各種団体に賛同・参加を呼び掛けていくことが決まりました。

 会合後、玉寄会長は沖婦連の小渡ハル子会長と県議会を訪れ、県民大会への超党派の結集を求め陳情。玉寄会長は「議長に実行委員長となってもらい県議会が先頭に立つことを求める」と語り、議会事務局に陳情書を提出しました。

(出所:日本共産党HP 2008年2月27日(水)「しんぶん赤旗」)

米兵少女暴行
事件根絶へ手つなぐ
国会内緊急集会 基地撤去誓う

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 安保破棄中央実行委員会は二十二日、国会内で、沖縄で起きた米海兵隊員による女子中学生暴行事件に抗議する緊急集会を開き、四十八団体から八十人が参加しました。

 主催者あいさつで全労連の柴田真佐子副議長は、「十四歳の少女が負った深い傷、これからの人生を思うと心が痛みます。責めを負うべきは加害者です」とのべ、「米兵犯罪から国民を守るには日米安保条約の廃棄、米軍基地の撤去しかありません。憲法九条を守り平和に暮らせる日本へ運動をすすめましょう」とよびかけました。

 日本共産党の赤嶺政賢衆院議員が事件の経過を説明し、国会情勢を報告しました。赤嶺氏は、米海兵隊が出て行かない限り事件はなくならないとのべ、基地をなくすたたかいを集約していくことが必要だと強調。日本政府が「起こってはならない事件だ」といいながら、安保条約を絶対視する態度を批判しました。

 米兵犯罪の被害者らが体験を語ると、参加者らは目頭を押さえながら聞き入りました。

 妻を殺され、裁判をたたかう神奈川県横須賀市の山崎正則さんは、「妻が殺されたあとも横須賀では米兵による事件が起きている。裁判に勝って無念を晴らしたい」と話しました。米軍横須賀基地の米兵に暴行された日本在住の外国人女性は、「被害にあった子どもたちや女性にかわり話し続ける」と語りました。

 千葉県平和委員会の紙谷敏弘事務局長がイージス艦衝突事故について報告しました。

 参加者は、「二度と私たちのような被害者をつくらないでほしい。しっかり手を結び合い、基地をなくすまでがんばる」(米軍犯罪被害者の会)、「私たち女性、母親は事件を絶対に許さない」(新婦人)、「沖縄の憤りを日本中のものにして基地撤去を」(全商連)と発言しました。

 集会には日本共産党の仁比聡平、井上哲士両参院議員が参加しました。

(出所:日本共産党HP 2008年2月23日(土)「しんぶん赤旗」)
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