#13・岩瀬仁紀の大記録

2017年05月26日 | ドラネタ
1000試合登板に挑戦中の42歳プロ19年目・岩瀬仁紀

プロ野球の歴代最多セーブの記録を持つ現役最年長投手、42歳の岩瀬仁紀が゛1000試合登板゛という大記録に挑戦中。現時点で923試合登板継続中だ。プロ野球の歴代最高記録は米田哲也さん(阪急)の949試合で、400勝投手・金田正一さん(国鉄)の944試合が続く。歴代登板記録までは、残り26試合は現在出場選手登録され8回を任せられてることを考えれば今シーズン中に更新することになるだろう。
1000試合まであと80試合を切った岩瀬の大台達成には最低でも2シーズンはかかりそうだが、中継ぎのワンポイントで投げ続ければ偉業は夢ではない。山本昌や黒田博樹といった球界の「中年の星」が次々と去る中で、ベテラン左腕の奮起に期待が集まる。
「アウトを1つ取ることの難しさを最初に味わい、その重みを感じながらやってきた」
1999年4月2日、広島戦の2番手としてマウンドに上がったルーキー岩瀬は1アウトも取れずに降板。この屈辱的な経験がプロ野球人生の「原点」になった。

「岩瀬で負けたら仕方ない」
NTT東海をへてドラフト2位で中日に入団した岩瀬は、先発ではなく中継ぎ、抑えとして1軍に定着した。この役回りがはまり、2005年には46セーブをマーク、60試合に登板しながら被本塁打ゼロ。中日の絶対的守護神として06年のリーグ優勝に貢献した。落合博満元監督は「岩瀬で負けたんなら、しょうがない」と絶大なる信頼を寄せた。
岩瀬の背番号「13」は、西洋の占い・タロットカードで「死神」を意味する。決め球の高速スライダーはカマにたとえられ、コアなファンから「死神のカマ」と呼ばれた。不惑を迎えて、切れ味はさすがに衰えたが、全盛期の高速スライダーとは違う、バットの芯を外す新球の修得に42歳の今も懸命だ。
海の向こうの大リーグには1000試合以上に登板した投手は珍しくない。当然ながら「先発完投型」は皆無で、中継ぎや抑えとして出場試合数を積み上げている。ヤンキースの絶対的な守護神として活躍したマリアノ・リベラは1115試合に登板して652セーブを挙げた。先発はわずかに10試合。伝家の宝刀・カットボールでセーブを積み上げた。
プロ19年目。球界最年長の岩瀬にとって今シーズンは進退をかけた年になっている。結果が出なければ今季限りの引退もありうるが、どんな状況でもマウンドに立てば出場試合数を積み上げることが出来る。過去の栄光とプライドをかなぐり捨ててでも、「引退」の2文字にあらがい続け、プロ野球ではだれも成し得ていない快挙を達成してほしい。
荒木雅博の2000安打&400盗塁と共に、黄金期を支えた彼らの記録達成を現地で祝福出来ることを心から願いたい。

中日ドラゴンズの、
#13・まんちゃん頑張れ✊‼
#2・トラちゃん頑張れ✊‼

まんちゃん(岩瀬登場時の振り付けが懐かしい。復活して欲しいわぁ🙌)
"2013.9.12 ドラゴンズ岩瀬コール振付" を YouTube で見る



最新の画像もっと見る

コメントを投稿