プロ野球誕生の日

2015年12月26日 | 井戸端会議
今日、12/26はプロ野球誕生の日または、ジャイアンツの日とのこと。

1934(昭和9)年のこの日、アメリカのプロ野球との対戦の為、現存する中では日本最古のプロ野球チーム・大日本東京野球倶楽部(読売巨人軍の前身)が創立された。

この日より今年で80年。長い長い歴史も時代とともにプロ野球のあり方も変化を重ね、より良いイベント・エンターテイメント性を高め、僕らを魅了してくれてます。
一層の楽しさを提供してくれることを願います。

早速ですが、NPBが来シーズンより本塁のクロスプレーに関する規則を厳格化し、「危険なクロスプレーを禁止」するとルール改正があったようです。

監督会議などで、本塁のクロスプレーに関する新ルールが通達され、すでに試験的に今秋みやざきフェニックスリーグで導入されていた様です。その際「野球規則に明記して来季から1、2軍すべてに適用する方向」との説明がされたという。

本塁上の危険なクロスプレーの是非については、しばしば問題にされてきた。今シーズンも阪神のマートンが、5/13のヤクルト戦で危険な本塁突入を行い騒動になった。2回一死三塁の場面で三塁走者のマートンがライトフライでタッチアップ。本塁へのダイレクト送球は、余裕のタイミングでアウトだったが、マートンは、両手を体の前でエックス字に構えて正面からの体当たりを仕掛け、キャッチャーの西田は後方に飛ばされ両軍ベンチから選手が飛び出て、あわや乱闘騒ぎとなり、真中監督が猛抗議。
 
実は、昨年からMLBでは本塁上の危険なタックル、捕手による完全ブロックがルールで禁止とされ、本塁上の危険なクロスプレーが消滅した。迫力あふれるダイナミックなプレーがメジャーの代名詞のように捉えられていたが、深刻な怪我を負う選手が続出したことで、現場の監督や選手会から禁止論が噴出。昨年の開幕から導入されている。

ルールでは、捕手はボールを保持していない状況での走者の走路をふさぐブロックが禁止になり、ホームを空けない捕手のブロックは走塁妨害が取られ得点が認められる。一方、走者はライン上で走路を塞ぐ捕手に対しては、タックルすることはできるが、ライン上にいない捕手にタックルをすることは禁止で、もしルールに反してタックルを行えば、審判から守備妨害をとられアウトとなり、悪質な場合は退場、罰金処分もある。

このルールが採用されると、間違いなく各チームの得点は増えると思います。スライディング技術、キャッチャーのタッチ技術を高めなければならないでしょう。
本塁上のクロスプレーが野球の醍醐味であることは確かだが、あのエンターテイメント性を重んじるメジャーでさえ選手生命を左右するアクシデントを撲滅するため禁止の流れとなった。
実際、みやざきフェニックスリーグに参加の各チームはキャッチャーに追いタッチのトレーニングを科すなど、新しい技術の習得をスタートさせていた。激突のど迫力シーンはなくなるが、意外とホーム上でスピーディーな新しいスリリングを味あわせてくれるのかもしれない。

上記のルール改正により、一段と審判の判定のあり方も注目が集まりそうだ。
誤審が勝負を左右する結果を防ぐ為にもビデオ判定は無くてはならないシステムではないだろうか?

「正確さ ファンが要求!」
ビデオ判定を2008年に本塁打の判定に限って取り入れたMLBは、14年からその適用範囲を大幅に広げた。ストライク、ボールの判定を除くほぼすべてのプレーに適用し、今年は500件を越すタッチプレーのビデオ判定だけでも約半分のジャッジが覆った。
このシステムを支えるのが、ニューヨークに設置されたリプレー・オペレーション・センターだ。同センターの心臓部は数十台のモニターテレビで埋め尽くされ、画面には1日最大15試合映像や、進行状況を示すコンピューターグラフィックスがリアルタイムで映されている。そして各球場の審判からビデオ判定の要請があれば、スタッフがさまざまな角度から検証して数分で判定を下す。
「チャレンジ」と呼ばれるこの制度は、そのギャンブル性でファンの支持を集めた。
このシステムが採用されてからは選手が審判員に長々とクレームをつけるシーンはほとんどなくなり、好評の様だ。

今シーズンNPBでビデオ判定をめぐり騒動が起きた。9/12甲子園で行われた阪神vs広島20回戦の2-2で迎えた延長12回表、広島の田中が放った中超えの大飛球がフェンスを超えたかどうかでビデオ判定となり、三塁打とジャッジされた。しかし、その後も広島は抗議したが覆えらず。翌日、審判団よりあらためて再確認し打球は本塁打だったことが分かった。しかし試合結果は引き分けで覆らず、結果的にこの引き分けが尾を引き広島はポストシーズン進出を逃した。

先に書いたMLBの様なシステムには程遠く、2010年から本塁打に限りビデオ判定を導入したNPBは、基本的にテレビ局の映像を使用しているため、ままならない。
MLBの様な先進的システムはコストがかかるが、これからの問題を解消していくことはNPBの大きな課題になる。
プロ野球は新時代の到来で、ビデオ判定システムへの注目はますます高まって行くことだろう。
(中日新聞参考)

PS.
本年はこれでおしまいです。
今年もいろいろなご意見ご感想有難うございました。
来季は我がドラゴンズも創立80周年。メモリアルイヤーを何がなんでも日本一🏆ここを目指してチームもファンも一体となって頑張って行きましょう。
『竜魂燃勝』🔥
来年もよろしくお願いいたします。




次代のエース若松のチェンジアップ

2015年12月18日 | 井戸端会議
2012年秋のドラフト。注目が集まったのは、甲子園春夏連覇のエース・藤浪晋太郎(大阪桐蔭高→阪神)と、160キロ右腕・大谷翔平(花巻東高→日本ハム)。藤浪を4球団が指名し、メジャーリーグ挑戦を表明していた大谷を日本ハムが強行指名。一気に上がった会場のテンションがすっかり下がった頃、若松駿太の名前が読み上げられた。中日ドラゴンズ7位、ドラフト会議で一番最後のコール(育成除く)だった。全国的にまったく無名の存在で、プロ球団から学校に調査書が届いたのは中日のみ。「育成でもいい」と思っていた若松は、指名を知ると涙を流したという。

チェンジアップとは?
ボールを鷲掴みにするなどボールに力が伝わらないように握りを工夫することによって速球と同じ腕の振りから投じられる遅いボールである。主に打者のタイミングをずらすために投じられる。
握り方の種類は様々
サークルチェンジ
スプリットチェンジ
バンカンチェンジ
パームボールチェンジなどがある。

チェンジアップの代表的投手と言えば?
メジャーリーグ通算601Sを積み重ねたトレバー・ホフマンを思い出す。
TVで見てて凄い球投げてるなぁ😲っと思ってました。

速球とチェンジアップの組み合わせを軸としており、これらの球種を同じ腕の振りから投げ分けて打者に狙い球を絞らせないことで、これまでに多くのセーブを積み重ねてきた投手である。
プリンス・フィルダーは「彼がボールを手から離したとき、球がすっぽ抜けたように見えるから『思いっきり打ち返してやろう』と思うんだ。ところが、バットを振ってもボールはそこにはないんだよ」
チャド・トレーシーは「まるで彼がボールに紐をつけて操作してるみたいだ」
また、ポール・ロデューカは「ボールにパラシュートがついてるよう」と表現していると話している。
(wikipediaから)
現役日本人投手のチェンジアップの使い手としては、
オリックス 金子千尋
ジャイアンツ 杉内俊哉
ライオンズ 岸孝之などが
一級品のチェンジアップを投げている。
彼らもハマれば手も足も出ないくらいのピッチングをする。

さて、若松のチェンジアップは?
握りは最もポピュラーなサークルチェンジ。
一般的な握り方は、

サークルチェンジは、人差し指と親指で輪(サークル)を作り中指から小指でボールを保持する握りで投げるチェンジアップで、現在最もポピュラーな握りのチェンジアップと言われている。握りがOKサインにも似ている事からOKボールとも呼ばれる。この握りにより速球と同じ様に腕を振っても球速とボールの回転が抑えられ、概して速球より球速が15~25km/h程遅く、沈むような軌道を描く。

12/13(日)放映された『ドラHOT+』出演時の内容です。
今や若松の代名詞・チェンジアップ。いったいどんなボールなのか。
一般的にチェンジアップとは、ストレートと同じ腕の振りからバッターのタイミングを外す変化球として使われる。今シーズン若松が奪った三振は113個。その半分以上の59個を、このチェンジアップで奪っている。セ・リーグでもその数は群を抜いて多い。(2位カーブ・ジョンソン21個、3位ジャイアンツ杉内17個)

岩田稔「今年、打席に立ってすごいなって思ったピッチャーは、中日の若松」

丸佳浩「いいチェンジアップですね」

菊池涼介「来ると分かってても、それよりもう1個遅かったりして、『あれ!?』っていう」

石原慶幸「ボールが来ないんですよね、想像してるイメージより」

そんなプロの選手たちが絶賛する若松のチェンジアップには、ある秘密が隠されている。これまでプロのピッチャー200人以上のデータ解析を依頼されてきた国学院大学助教・神事努氏はこう分析する。
神事氏「チェンジアップを多く投げる投手については、抜くことで回転がかからないので落ちる、もしくはこういう(腕をひねる)動作を入れることによってシュートするのが特徴です。しかし若松投手の場合は、落ちることもシュートすることも亡く、ストレートと同じ軌道、ただ単純にストレートよりもボールが来ないというところが特徴です」
通常、縦の変化球をストライクゾーンに投げようとすると、手元を離れたボールはいったん浮き上がってからキャッチャーミットに届く。しかし若松のチェンジアップは浮き上がることなく、ストレートと同じような回転・軌道でストライクを取ることができる。そのためバッターはストレートと錯覚しバットを振ってしまう。
神事氏「(時間を)比較すると、ストレートがホームベースに到達したときに、チェンジアップは1.5メートル手前のところにまだボールがあると。ストレートのタイミングで待ってますと1.5メートルボールが来ないということで、バッターは振りにいってもボールが来なくて空振る。しかもストライクゾーンに来てますので、見逃すこともなかなかできないというのが彼の特徴です」

今ではチェンジアップを自在に操る若松だが、この魔球を習得するには意外なきっかけがあった。それは…
若松「変化球がひとつほしいと思って、この『プロ野球スピリッツ』をやってて、金子(千尋)さんのチェンジアップを見て、覚えようと思いました」
何と誰からも教わることなく、野球ゲームからチェンジアップを習得したという若松。
若松「このゲームがなければチェンジアップを覚えようとはならなかったと思います。

スタッフ「ご自身の完成度というのはいかがですか?」
若松「ほぼ自分の思ってたチェンジアップを投げられてます」
峰「テレビゲームがきっかけで。これはもう自分でも『できる』みたいな『やりたい』みたいなことがあったんですか?」
若松「ゲームの中で、バッターが泳いでるのを見て、そういう球種が僕にないなと思って」
峰「鈴木さんとお会いしたころはなかったんですね?」
若松「そうですね、ないですね」
鈴木「これはでも今の人ですよねぇ。テレビゲームですもんね」
上山アナ「ゲームで実際に自分が投げるのをイメージできるんですね」
若松「いや、最初はうまくできなかったんですけど、今年、それがホントうまくできるようになりました」
峰「実際に試合で使うようになったのはいつごろなんですか?」
若松「1年目のフェニックスリーグ」
峰「投げててすぐに完成形になったんですか?」
若松「いえ、最初は全然だったんですけど、やめようとも思ったんですけど、これ続けないとダメだと」
峰「チェンジアップの握りを教えていただきたいんですけども」
若松「はい、これです」(フォーシームの握りのサークルチェンジ)


峰「それでストレートと同じに?」
若松「パッと(離す感じ?)」

鈴木「指先にかからないっていうことですよね。指先の力を使わないで投げるボール。手のひらで投球するという。これが武器になるのは、真っすぐと同じ腕の振りで、このボールを投げるから、バッターが幻惑されるわけですから」
峰「普通のピッチャーのチェンジアップとはまた違うんですね?」
鈴木「いっぱいありますからね、チェンジアップの握りは」
峰「低めだけじゃなくて、ちょっと高めの球でも相手が空振りしますもんね」
若松「そうですね」
鈴木「最初にこの握りを発見した?」
若松「ずっとこれです」
鈴木「それはラッキーだったね」
峰「器用なんですか?」
若松「野球に関しては、たぶん器用だと思うんですけど、プライベートとかは不器用ですね」
峰「これは鈴木さんと一緒ですね」
以上。

今年ブレイクの10勝はプロ実質1年目、良く言われる2年目のジンクスは彼には考えられない。
すでに自在に操ることの出来るチェンジアップを武器に、マウンド度胸もあり制球難もなく大崩しないタイプ。来季も必ずや今季以上の結果を出してくれるはず。
今オフ身体のケアをし、怪我なく来シーズン通してローテーション投げ抜けば次代のエースが誕生することになる。✴



こんなん出てきました!

2015年12月04日 | 日記
先日、自宅のリフォーム工事の為、家具の移動中リビングのフローリング下から出て来ました。
懐かしさのあまり見入ってしまいました。
開幕11連勝した年じゃんか👀
1999年(平成11年)何と!この年セントラルリーグを制覇したシーズン開幕直前の中スポ📰

135試合81勝54敗0分勝率.600
同年9月30日、1988年以来11年ぶり、星野政権下2度目の優勝。

予想スタメン、豪華だわぁ💮
役者揃いの適材適所のメンバー。

シーズンが開幕した?

開幕11連勝。日本タイ記録から始まった1999年のドラゴンズ。
だが、5/8広島・佐々岡にノーヒットノーランを喫するなど失速。
6月は5連敗し、6/10とうとうタイガースに首位の座を明け渡す…
しかしすぐに首位の座を奪い返し、7月には8連勝もあり前半戦を首位ターン。
実質的な優勝決定試合は9/26、ナゴヤドーム最終戦の阪神戦であった。
武田・川尻の両先発で始まったこの試合。2-1で迎えた9回表、1人1殺の落合、岩瀬がそろって安打を打たれ、満を持して登板した宣銅烈がジョンソンにまさかの逆転3ランを打たれる。
しかし、ドラマはここから始まった。9回裏1死後、ゴメスの左前、立浪の右前で1、2塁。迎えた6番山﨑が右中間スタンドへ特大逆転サヨナラ3ランを放った。
打った瞬間手を天に突き上げたシーンはファンの脳裏に焼きつき、迎えた星野監督の目には涙が浮かんであいた。
M1で迎えた9/30のヤクルト戦。
敵地の神宮球場だがほとんどドラゴンズファンで埋まった。
試合は3回裏にヤクルトが4点を先取しリードをゆるす。
7回表のドラゴンズの攻撃中ジャイアンツが負け、この時点で中日の優勝が決定した。
この回中日は3-4のビハインドから同点に追いついた。そして8回表ついに勝ち越しに成功。5-4で迎えた9回裏ヤクルトの攻撃はツーアウト1、2塁でバッター、ペタジーニ。
マウンドには守護神・宣銅烈の投じた1球目を打った打球は高く舞い上がり、セカンド立浪が掴んで試合終了。どらほー!
神宮の夜空に星野監督が宙にまった🎉

主力投手陣の成績は、
SP 野口茂樹 19勝7敗
SP 武田一浩 9勝10敗
SP 山本昌 8勝5敗
SP 川上憲伸 8勝9敗
SP サムソン 6勝5敗
CL 宣銅烈 1勝2敗28S
RP 岩瀬仁紀 10勝2敗1S
RP 落合英二 5勝4敗2S
RP 正津英志 5勝1敗
RP 中山裕章 3勝1敗

主力野手陣の成績は、
LF 李鐘範 打率.238盗塁24
SS 福留孝介 打率.284
CF 関川浩一 打率.330盗塁20
3B ゴメス 打率.297本塁打36打点109
2B 立浪和義 打率.266
1B 山崎武司 打率.246本塁打28打点75
RF 井上一樹 打率.296打点65(開幕21試合連続安打)
C 中村武志 打率.200

燃えよドラゴンズ“99♪

遠い夜空にこだまする
龍の叫びを耳にして
ナゴヤドームにつめかけた
ぼくらをじぃーんとしびれさす
いいぞがんばれドラゴンズ
燃えよドラゴンズ 

一番 J・リー 塁に出て
二番 福留 ヒットエンドラン
三番 関川 タイムリー
四番 ゴメスが ホームラン
いいぞがんばれドラゴンズ
燃えよドラゴンズ    

五番 立浪 真を打つ
六番 山崎 夢を打つ
七番 井上 空に打つ
八番 中村 天に打つ
いいぞがんばれドラゴンズ
燃えよドラゴンズ    

野口は 揺るがず勝ちを取り
山本昌は 胸を張り
川上憲伸 風を切り
武田に 男の炎あり
いいぞがんばれドラゴンズ
燃えよドラゴンズ    

いつでも サムソン 信じてる
今でも 今中 愛してる
鶴田 門倉 君がいて
八本柱の龍の城
いいぞがんばれドラゴンズ
燃えよドラゴンズ    

正津 前田に 中山と
火消し若衆だ 落合だ
古池 岩瀬も はつらつと
後は任せた 宣銅烈
いいぞがんばれドラゴンズ
燃えよドラゴンズ    

攻めよ愛甲 守れ久慈
神野 山口 音 筒井
鈴木に 荒木に 渡辺に
井端も 種田も 吉原も
いいぞがんばれドラゴンズ
燃えよドラゴンズ    

ぼくもあなたも願ってる
祈る気持ちで待っている
それはひとこと優勝だ
星野監督の胴上げだ
いいぞがんばれドラゴンズ
燃えよドラゴンズ   

がんばれがんばれドラゴンズ
燃えよドラゴンズ

是非とも来季は1999年シーズンの様
、開幕からロケットスタートし記憶に残るゲームをたくさん見たいものです。

ドラゴンズ検定予習勉強出来ました
💦
これで1999年シーズンは🆗