ぱんきちはお仏壇に入りました。
「メモリアルボックス」というもので、白木で金の扉がついていて、ましかくの箱です。
箱とか大好きだったので、「こいつはちょうど具合がいいや」とか思ってるかもしれません。
ぱんきちの仏壇の周りは賑やかです。
チューリップ、ガーベラ、カーネーション、ラナンキュラス。
猫の形の香炉、ちっちゃい猫が覗いてる陶器の水のみ。
人間のお仏壇のようにしなくてもいいんだよね、と思うので、どんどん色とりどりに楽しげになっていきました。
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よく行くお花屋さんは、ちょっとコワモテの店員さんなのですが、つい「猫の49日で・・・」と話したことから、
「うちも犬を買ってたんですがもう10年以上お骨を家に置いています、やっぱり家族だし同じお墓に入りたいので・・・手元にあればお花をかかさずにあげてやれますし」
というお話を聞けました。
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そのお店で、白のシンビジュウムの鉢植えが売っていてとてもきれいだったので、ぱんきちがお世話になったお医者さんにお礼にと思い、午後の診療が始まる頃に伺いました。
ぱんきちと何度も通った道、つい先日までは近くを走るのも悲しくて嫌でしたが。
先生は喜んで受け取ってくださいました。良かった。。。
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区切りといえば区切りなんですが、なにも変わらないといえば変わらない・・・
相変わらず自分は猫依存です。
猫のことばかり考えています。
でももうそれは、悲しむためではないです。
楽しい思い出を、たくさんの人たちとの出会いをくれてありがとう。
きっとこれからも、ぱんきちの思い出はふえていきます。