undownで行こう!

☆毎日こんな事でいいのか~っ!!☆

か・べ・す

2006-07-08 07:14:02 | Weblog
昨日の朝、こんなブログを書きかけていました。
例の事件のせいで、すっかり続きを書く気が失せてましたが、改めて・・・


朝日新聞の夕刊に面白い記事が載ってた。
かなり長いので、勝手に抜粋。

「か・べ・す」は歌舞伎の食のキーワード。
菓子、弁当、すしの頭文字を並べて、古くから言い習わす。
江戸文化に詳しい田中優子教授は「当時の芝居は茶屋と不可分。観客は茶屋の出すものを芝居が終わるまで飲み食いし、見物に明け暮れた」と話す。
しかし現在、上演中の客席で、芝居を眺めて飲食ともにできるのは、歌舞伎座や新橋演舞場など、一部に限られる。
なぜ「観る」と「飲む・食う」とは、離ればなれになってきたのか。



私は以前、歌舞伎座で何度か歌舞伎を観たことがあり、その時は接待がらみだったので、桟敷席で高級幕の内弁当を食べながらの観劇。
ところが・・・先日歌舞伎を観に行った鎌倉芸術館では、客席での飲食は禁止!
せっかく買ったサンドイッチは、翌日の朝ご飯になってしまいました

新聞には、芸能史家の先生が「演劇改良運動が起きた明治以降、芸能から芸術へと格式が高まり、劇場で1日過ごす悠長さも、生活から消えていきました」って書いてたけど、なんか寂しいやね。
たしかにモノを食べる時の匂いや音は、観劇にふさわしくないかもしれないけど、ほろ酔いのダンナ衆が隣におねーちゃんをはべらせ、「中村屋っ!」とかけ声をかけるのが、江戸の粋ってもんじゃありませんこと?

中村勘三郎さんは「かべす」を重視し、飲食不可の劇場を公演中のみ解禁にしたり、客席上部に酒食に浸れる特上席を設けたりしてるそうですが・・・
歌舞伎座は2010年に新装する予定で、これを機に飲食禁止の声もあるとか。

あたしゃ思うよ。
そんなことより、電車の中とかコンビニの駐車場とかを、飲食禁止にしろ~


とまぁこんなゲージツ的な事を書いてる横でダンナさまが「頭かゆい~」とほざいてやがる・・・
ブログに人の病気や怪我を書いてはいけません・・・と思うのだが、コイツだけは例外だ!
昨日から彼を「はちはりくん」と呼んでいる。
「はちはりくん?なんだよそれ、オレのこと?」と不満そうに言っていたダンナさまも、夕飯時にはすっかり慣れた様子。
「はちはりく~ん、ごはん出来たよ~」と呼んだら、「はぁ~い」と素直に応じるようになりました!



一応、会社設立の記念すべき日なので、花とワインなど。
でも結局、朝からのバタバタの疲れで、メニューは野菜10品を目指して、にんじん・茄子・トマト・ズッキーニ・エリンギ・いんげんをぶちこんだだけのカレーになってしまいましが・・・

はちはりくんが体はってネタを提供してくれたせいか?ベストテンに返り咲きました!
今後とも応援よろしくお願い申し上げます。