ウマさんの気ままな行動日記(その2)

ウォーキング、ハイキング、釣り、ドライブ、100名城巡りなどをレポートします。

猛暑の中 榛名山外輪山ハイキング

2012年07月30日 | ウマさんの気ままなバスハイキング
2012年7月30日(月)


常南トラベル(株)が主催する日帰りバスの旅「榛名山外輪山ハイキング」に参加した。
所属する「健康ウォーキング同好会」からは、会長以下有志の10名が参加した。

荒川沖駅前でバスを待つ。
いつも乗り込む常南交通本社が5時30分始発のため、40分後に到着する荒川沖駅東口から乗ることにした。


6時4分、常南交通の中型(28人乗り)バスが到着した。
この色のバスは始めてである。


乗ると直ぐに朝食弁当が配られた。
『パンよりは良い』と好評のおにぎり弁当だ。


土浦駅東、石岡千代田庁舎前、石岡ロードパークと回って石岡ICから常磐高速に乗り、
最初の休憩地友部SAで体調を整える。


この後北関東道の波志江PAで2回目の休憩を摂り、関越道へ向かった。


この日のハイキングコースの地図が配られ、コースの紹介があった。
添乗員手作りの地図が分かり易くて良い。


渋川・伊香保ICを降り、伊香保温泉方面へ。


10時14分、榛名湖畔に到着し、昼食弁当を受け取る。
石岡ICから約3時間、短くもないが、それほど長くもない、というところか。


添乗員の掛け声で準備体操をして・・・


10時25分、添乗員を先頭にいざ出発!!


先ず、駐車場前の「湖畔の宿記念公園」の一角に復元された「竹久夢二アトリエ」に寄ってみることに。


アトリエは2階建ての小さな住宅だった。


アトリエの玄関(2階)には昭和5年に榛名湖畔で撮ったとされる夢二の写真が迎えてくれる。
2階は、和室と厨房になっている。
座敷から榛名富士と榛名湖の絶景が見えるそうだが、時間がなかったので、玄関だけで座敷には上がらなかった。


下の階(1階)がアトリエになっていて、夢二の作品(複製)数点と榛名山美術研究所建設計画が展示されていた。
夢二は榛名山美術研究所建設の実現のため多大な情熱を注いだそうだが、その途上病に倒れ、51歳でこの世を去ってしまった。


夢二の作品


この日の榛名富士は幾分雲がかかっていた。


アスファルトの坂道を天神峠方向へ向う。


天神峠(氷室山登山口)付近
ようやくハイキングの始まりだ。


少し登ると、大きな石灯籠(天神峠石灯籠)が目に付く。
案内板によると、文化十二年(1815)五月に塩原太助翁から寄進されたもので高さ5.5mとのこと。
石灯籠があるということはこの辺りは重要な道になっていたのであろうか。
旧榛名町(現在は高崎市)の指定民族資料となっている。


天神峠石灯籠を過ぎると、上りの階段が続く。


最初は丸太の階段だが、途中で板の階段に変わる。
段差が高いので、結構疲れる。
また、前夜の大雨で濡れて滑り易くなっているので注意が必要だ。
標高1,000mを越えてはいると思うが、やはり暑い! 直ぐに全身汗びっしょりだ。


10時56分、氷室山(1,236m)に到着し、水分補給だ。
天神峠から約20分ほどである。


氷室山からは下りに転じるが、少し進むと今度は上りになるといった具合に、上り・下りを繰り返す。


熊笹の緑が美しい。


熊笹の道が続く。


上り階段の先が明るくなってきた。
どうやら天目山のようだ。


11時47分、天目山山頂(1303m)に到着。
このところの猛暑日の影響か、体調が優れないという人も出てスローダウンしたため、思ったより時間を費やした。


昼食はもう少し後にしたかったが、添乗員の話しでは、この先”ベンチなどがまとまってあるところはない”
とのことなので、天目山で早めの昼食を摂ることにした。


この日の弁当「上州御用鳥めし」は、もちろん始めてだ。
味付けされた鶏肉がご飯を覆い尽くすほど乗っかっているのにびっくりした。
『美味いっ!』素直な感想である。


昼食の休憩で体調も少し戻り、12時15分、次のチェックポイント七曲峠へ向けて出発だ。


天目山からは、殆ど下りである。


天目山から15分ほどで、七曲峠に着いた。


ここからまた少し上りになるが最初に比べて緩やかなため、あまり疲れは感じない。


板の階段を快調に歩く。


松之沢峠へ0.3Kmの地点


林の中を松之沢峠へ向かう。


舗装道路に出た。松之沢峠だ。
この道路を左側(写真右側)に進むと、ショートカットでゴールの松之沢駐車場に行ける。


この日のコースは、この先の磨墨(スルス)峠から「ゆうすげの道」を経てゴールするよう案内されており、
先頭からかなり遅れてはいるが何とか時間内にゴールできそうなことから、希望者だけで挑戦することにした。
ここで、ショートカット組といったん分かれ、ゴールで再会することになった。
結局男性陣4名がスルス峠コースに挑むことになった。
『じゃぁ行ってきま~ぁす』『気を付けてねっ』


磨墨(スルス)峠への上り階段。


スルス峠への道は「関東ふれあいの道」のコースに指定されている。


残り時間を考えて、少しペースを早めたこともあり、先を行くグループに追いついた。
添乗員も一緒のため、バスに乗り遅れることもないだろう、ということで仲良く一緒に。


スルス岩の案内板があったが、木が邪魔をして見えづらい。
スルスとは籾や粉を挽く臼のことで、この岩は名前のとおり臼の形をしているそうだ。
磨墨は当て字とのこと。


添乗員の後を「行者洞」へ向かったが、熊笹が生い茂っていて案内がなければ歩けないほどだ。
前のグループに追いついていなければ、諦めて素通りしていたかもしれない。


行者洞
大きな岩の下に小さな洞穴がある。
いかにも修験者が出て来そうな雰囲気が漂う。


相馬山百回登山 普光院 豊山行者之霊場 と刻まれている。
何となく親しみの湧く山の名前ではある。


右の洞の中は暗くてよく見えない。
左側の像は不動明王のようにも見える。


近づいて見ると、役ノ行者とその弟子の前鬼(左)と後鬼(右)が祀られていた。


行者洞から10分ほど歩き「ゆうすげの道」に出た。


ゆうすげは夕方に咲くそうなので、まだご覧のような状態である。
榛名湖を夕方に訪れることは、この先あるかどうか・・・
ということは、ゆうすげの開いた花を観ることができない???


「ゆうすげの道」を進むと・・・
メロディロードが並行しており、車が通るたびに「静かな湖畔」が聞こえてくる。


13時59分、予定より10分ほど早くゆうすげの道の入口に到着した。


ゴールの松之沢グラウンド駐車場にちょうどバスが迎えに来たところだった。
この駐車場はバスにとっては少しばかり狭いため、時間に合せて迎えにくることになっているのだ。


榛名富士
本当に富士山に似ている。


松之沢峠で分かれた人達は既に到着していた。
早く着いたため、「ゆうすげの道」を散策して一息入れているところだった。


ほどなく全員ゴールし、榛名富士麓の「ゆうすげの湯」へ向かった。
大量に汗をかいた後の風呂は本当に気持ちが良い。


さっぱりしてバスに戻り、風呂上がりの一杯で喉を潤した。
『いやぁ 実に美味いっ!』


榛名湖南側の外輪山の一部を歩いたが、木道の階段が設置されており、歩き易い道だった。
「関東ふれあいの道」の案内標識もしっかりとしていて、道を間違えることはない。
標高1,000mを越える山ではあるが、連日猛暑日が続くこの時期はやはり暑く身体に堪える。
もっと涼しい時期であれば、全員完歩できたと思う。
紅葉の時期の榛名富士と榛名湖を巡るハイキングも良いのではないだろうか。


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この時期恒例 牛久シャトーでBBQ

2012年07月20日 | ウマさんの「健康ウォーキングの会」
2012年7月13日(金)


毎週金曜に地元土浦周辺を歩く「健康ウォーキング同好会」が主催する、
平成24年度第14回(2012年第25回)「牛久シャトー周辺」を散策するウォーキングに参加した。

毎年梅雨明けとなるこの時期は、ウォーキングの後に「シャトーカミヤ」でバーベキューというのが恒例になっている。
先週末に梅雨が明けた今回は、ひたちの牛久駅から歩くことにした。

集合場所のひたちの牛久駅に集まったのは18名。
この日ばかりは”電車で集合”が決まりである。


改札口で体操という訳にはいかないので、駅前広場へ移動して・・・


準備体操だ。
『うっう~ん』と空を見上げる。曇っていても眩しい。


昨日までの猛暑が嘘のような気温で、半袖ではやや肌寒く感じる。


9時27分 元気良く出発!!
駅前には最近また高層ビルが立ち始めた。


この日の先頭はOさんと会長が務める。


スーパーカスミが見える。
この辺りはひたちの牛久駅の中心的な場所ということもあって、次第に大型店が目立つようになってきた。
交通量も多い。


スーパーカスミの裏手には新築の家々が立ち並ぶ。


しかし、スーパーカスミを過ぎて暫く進むととたんに家がなくなり、広大な宅地が広がる。
そのうち、この辺りも個性溢れる住宅が立ち並ぶことだろう。


9時55分、牛久運動公園の第二駐車場側に到着。


牛久運動公園には、野球場・多目的広場・テニスコートといったさまざまな運動施設などが揃っている。
運動公園内には池や広場もあり、スポーツやレクリエーションなどが気軽に楽しめる。
後方に見える体育館は、メインアリーナ・サブアリーナの他、卓球でも借りられるそうだ。


池を取り巻く林を抜けると・・・


草原のような広~く見晴しの良い場所に出る。


草原の中央付近は調整池になっているようだ。
前方右側に野球場のナイター用照明塔が見える。


『んんっ 行き止まり?』
(後でわかったことだが、野球場の拡張工事のため、通行禁止となっていた)


仕方なく多目的広場まで引き返すことに。


10時14分、多目的広場に到着。
サッカー・野球・ソフトボール・陸上競技などを行うことのできるグラウンドである。
半分だけでも借りられるそうだ。


多目的広場のベンチで一休みだ。
気温は低めだが、次第に身体が温まってきた。
『水分補給しとかなくちゃねっ』


『今日は猛暑日にならなくて助かったわねぇ』


牛久運動公園を後にして下根中学校方面へ。
住宅地を抜け、畑に囲まれた道を進む。


下根中学校を通過。


田んぼの中にこんもりとした茂みに囲まれた小さな神社がある。


五十瀬神社いそせじんじゃ)だ。
かつて暴れ川として恐れられていた近くの小野川から疫病除けに流された神輿を村一番の働き者の八兵衛が見つけ、
神社の境内に運び込み祠を造って祭った、のが始まりとされる。


神社の裏には、「酒島村霊泉之碑」が建てられている。
その昔、一帯は酒島と云い、この神社の井戸から酒が湧き出たという言い伝えが伝わっている。
ひたち野うしく駅前のロータリーには往時を偲ばせる村人たちの酒盛りの様子が銅像となって残されている。


近道のため神社の裏の畦道を進む。


圏央道をくぐり・・・


小野川沿いの小道を進む。


11時10分、中柏田交差点付近で水分補給のため2度目の休憩。
『いやぁ今日は暑くならなくて本当に良かったぁ』


つくばセントラル病院前を左折し、細い道を柏田神社へ向かう。


東洋大牛久高校グラウンドでは球児たちが練習をしていた。
一昨日(7月18日)夏の甲子園大会の県予選では牛久栄進高校に延長10回サヨナラ勝を納めている。
ベスト8進出をかけ、練習にも熱が入る。


鬱蒼とした森の中を進むと・・・


柏田神社の鳥居があった。


本殿は比較的新しい。


柏田神社でお参りを済ませ、森を抜ける。


「クリニック子供の園」付近。
お腹が空いてきたこともあり、皆さんややお疲れの様子。
シャトーカミヤまであと1Kmもない、頑張ろう!!


牛久市栄町5丁目交差点


歩道橋を渡ると残り300mだ。


11時50分、シャトーカミヤに到着した。
ほぼ予定どおりである。
『やっと着いたわねっ』


予約していたので、準備は万端、早速バーベキュー開始である。


『かんぱ~い!』


『かんぱ~い!』
『やっぱ、汗かいた後の一杯は最高だねっ』


『美味しいわねっ』


『お腹ペコペコよっ 早く焼けないかなぁ』


『どうぞどうぞ』
『どうもどうも』


バーベキューで元気を取り戻した後は、スーベニアショップで土産物を忘れない。
ワインの試飲もOKだ。


牛久シャトー名物の電気ブラン。
名前の由来は、明治時代 「電気」は文明開化の先端で、目新しいものを「電気○○」と呼ぶ風潮があり、
びりりっとしびれるような飲み口もあいまって『電気ブランデー(後の電気ブラン)』と名づけられたと言われている。


『3つも買っちゃたよぉ~』


突然の賑わいでレジは大忙しである。


手に手に土産物を下げて、シャトーカミヤを後にした。


ヘルスロードの跨線橋を渡るともう駅だ。


最後はエスカレータの世話になろう。
この日は一杯入っていたためか、階段を上る人はいない。
エスカレータの先に階段があるのでどううしてもエスカレータになってしまう。


『今日は暑くならなくて良かった良かった』
『やっぱ、この時期はBBQで生ビールに限るねっ』


これから1ヶ月半ほどの間は”夏休み”ということで、例会は休みとなる。
元気で再会することを誓い合って帰路についた。
『今日はお疲れ様でしたぁ』
『また元気な姿で会いましょう!!』


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下妻砂沼広域公園周回ウォーキング

2012年07月13日 | ウマさんの「健康ウォーキングの会」
2012年7月13日(金)


毎週金曜に地元土浦周辺を歩く「健康ウォーキング同好会」が主催する、
平成24年度第13回(2012年第24回)「下妻砂沼広域公園」を周回するウォーキングに参加した。


この日の集合場所は、砂沼広域公園駐車場である。
19名が集まったが、さらに2人から砂沼公園の反対側の駐車場に到着していると連絡が入り、
砂沼大橋の中央で落ち合うことにした。


早速、準備体操をしてぇ・・・
『身体が鈍ってるわぁ』


10時7分、出発!


この日の先頭はいつものようにOさんが務める。


砂沼サンビーチ入口
明日(7月14日)オープンするそうだ。


砂沼大橋は、全国でも珍しいとされるY字形の橋である。


橋の中央部には、公園のシンボルとして市民に親しまれている”飛翔”ブロンズ像がある。
ここで2人と合流し、参加者は計21名となった。


砂沼大橋を対岸へ渡る。


砂沼には一周約6kmの遊歩道が整備され、沼の景色を眺めながら散策できる。
歩行者用の歩道は赤のアンツーカで歩き易い。


青々とした芝生の広場もある。


地元の年配者と思える人たちが、吾妻屋で談笑していた。


砂沼庵(多目的研修館)では、抹茶(300円)のサービスを提供している。
砂沼を眺めながらの抹茶を一度味わってみたい。


観桜苑(砂沼大橋近くの水生植物ゾーン)から1.5Km付近
この辺りの歩行者専用の歩道は、自転車用道路より若干広くなっているのが嬉しい。


のんびりと釣りを楽しむ人の姿も。
ヘラブナ釣りであろう。


元気よくしっかりとした足取りで歩く。


蓮の花が美しい。


10時33分、木陰でひとまず休憩だ。
出発して25分ほどしか経っていないが、30度近い暑さなので早めの水分補給である。
既に全身汗びっしょりの人も。


時々自転車が通る。


砂沼の西岸一帯は紫陽花の花が咲き誇っている。


紫陽花の花を愛でながら進む。
『もうちょっと早ければ良かったわねぇ』


鳥居と小さな石の祠があるだけの石の宮神社


桜の並木が日差しを遮ってくれるのがありがたい。


砂沼を半周し、再び砂沼大橋を渡る。
先ほどとは別のY字路なので、これで全てのY字路を通ることになる。


観桜苑菖蒲園の吾妻屋で一休み。


恒例のお茶タイムだ。
銘々が持ち寄るため、一度に食べきれないほどのお菓子が配られる。


愛宕神社
この付近は春の桜が見事だそうだ。


愛宕神社にお参りしていこう。


釣り人


持参したお茶が無くなり、自動販売機で買い足す人も。
『うまい具合に自販機があって良かったぁ~』


残り1/3辺り。


砂沼は周囲6km・面積55ha・満水時の水深約3mの農業用ため池で、昭和25年(1950)茨城百景に選定されている。
また、平成22年(2010)に砂沼湖として農林水産省の”ため池百選”にも選定されている。


30度近い暑さもなんのその、まだまだ元気である。


先頭を行くOさんも相変わらず元気だ。


砂沼大橋がはっきりと見えてきた。


砂沼サンビーチ
プールには既に水もたっぷりと張られている。


明日7月14日オープンの準備は完了のようだ。


砂沼大橋


サンビーチ前の大通りを駐車場へ向かう。


11時53分、駐車場に到着。
『いやぁ 暑かったけど気持ち良かったねぇ』
満足の笑顔に溢れている。


恒例の整理体操


『今日は暑い中、本当にお疲れ様でしたっ!』


砂沼広域公園を歩くのは、会としては3回目だそうだが、自分は2009年5月29日以来2回目である。
観桜苑の桜が名高いそうなので、一度桜の時期に歩いてみたい。
その時は、砂沼庵で抹茶をいただきながら砂沼を眺めたいものである。


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自然を満喫 尾瀬ヶ原ウォーキング

2012年07月09日 | ウマさんの気ままなウォーキング
2012年7月9日(月)


久しぶりにかみさんと尾瀬ヶ原をウォーキングし、尾瀬の自然を心行くまで楽しんだ。
日ごろから歩くのは大の苦手のかみさんだが、尾瀬となると話は別らしい。
『少しくらいなら、歩いても良い』と言うので、誘ったら二つ返事でOKだ。

昨年10月には福島県の桧枝岐沼山峠から尾瀬沼を散策したことから、
今回は鳩待峠から尾瀬ヶ原を歩こうというものである。
尾瀬ヶ原ウォーキングはやや距離が長い。日帰りするには、鳩待峠を朝早くに出発する必要がある。
そのため、前日は鳩待峠行きのバス発着場がある戸倉から約35Kmほどの道の駅「川場田園プラザ」に泊まって備えることにした。
川場田園プラザは、関東の好きな道の駅 5年連続第1位ということで、我々もこれまでに何度か利用したことがある。
夕食は、道の駅「川場田園プラザ」のレストラン「武尊」だ。


レストラン「武尊」では地ビ-ルを醸造しており、ヴァイツェンとピルスナの2種を提供している。
夜21時まで営業をやっているのが嬉しい。


これはバイツェンだ。酵母を取り除かない無濾過ビールで、やや濁りがあるビールだ。
苦味を抑えた、フルーティーな香りが広がる。
ピルスナは、一般的なラガービールと同じタイプのビールで、透明で長期熟成のコクが特徴である。
明日の健闘を期して『乾杯!』


翌日(7月9日)は6時30分発の鳩待峠行きバスに乗るため、道の駅「川場田園プラザ」を5時に出発。
コンビニで朝食・昼食弁当を買い求め、戸倉へ向かった。
片品村戸倉へ至る吊り橋(戸倉大橋)を渡ると気分はもう尾瀬である。


戸倉に到着すると、キャンピングカーは駐車場入口の高さ制限のため、戸倉スキー場駐車場を案内された。
第一駐車場から約1.5Kmほど上ったところに戸倉スキー場のホテルがあった。


愛車はスキーのゲレンデ付近に停め(駐車料金は1,000円)、鳩待峠行きのバス切符(900円/一人)を購入。
バスを待つ間に朝食を済ませた。
戸倉スキー場からは我々の他に6名ほどが乗り込んだ。
中型バスはほぼ満席状態で鳩待峠に向った。


7時ちょうど、25分ほどで鳩待峠に到着。
早朝あるいは、月曜日のためか、先客はさほど多くはない。
先着の皆さんは、準備に余念がない。


先ずは尾瀬ヶ原への入口で記念撮影だ。


7時5分、尾瀬ヶ原”山の鼻”へ向けて出発。


最初は石が敷き詰められた坂道が続く。
前夜の雨で滑り易くなっている。


1Kmを過ぎる辺りから道は木道に変わった。
石の道よりは幾分歩き易いが、濡れているので油断は禁物である。


沢を流れる水の音に気持ちが癒される。
前夜の雨の影響で、かなりの水が流れていた。


山の鼻への途中に一か所だけ水芭蕉が群生している場所がある。
既に花は終わり、今は成長して葉っぱだけになっている。


時すでに遅し、と思いきや、一株だけ花が咲いていた。
よく残っていたものだと思う。


50分ほど進むと、左手に「川上川」が見えてきた。
こんな山奥で大して大きくもないのに、一級河川の表示があった。


川上川の橋を渡ると間もなく山の鼻だ。


森を抜けると・・・


8時3分、「尾瀬山の鼻ビジターセンター」に到着した。
鳩待峠からほぼ1時間、案内表示どおりである。


こちらは「尾瀬山荘」
帰りに立ち寄ることにしよう。


尾瀬山荘向いの無料休憩小屋でウォーキングに備えて持ち物の確認をして・・・


いよいよ尾瀬ヶ原へ入る。


尾瀬ロッジ
ここは国民宿舎で、一度に100名が宿泊可能ということだ。


尾瀬ロッジを過ぎると、いきなり目の前に尾瀬の湿原が広がる。


ニッコウキスゲ(日光黄菅)がところどころに咲いている。
まだ5分咲きの状態で、これから見頃を迎えるそうである。
近いうちに一面にニッコウキスゲが咲き乱れることだろう。


カキツバタ(杜若)


カキツバタはアヤメ科の植物だ。
この後にもあちこちで見ることができた。


こんもりとした茂みの向こうに山頂が雲で覆われた燧ケ岳(2,356m)が見える。


至仏山の頂上(2,228m)も雲がかかって見えない。
この日の予報は晴れである。今は雲に覆われているが午後からの天気に期待しよう。


湿原にカキツバタ(アヤメ科)が咲いていた。
ヒツジグサが浮かぶ池にカキツバタは良く似合う。


湿原を流れる小さな川だが、水量が多い。
前日まで雨が降り続いたためであろう。


白い二本の木道の先に燧ケ岳、絵になる風景だと思う。


ワタスゲ(綿管)
前夜の雨の影響でぐっしょりと濡れていた。


青々とした緑の中に真っ白い白樺は一段とコントラストが素晴らしい。


湿原で一休み。
燧ケ岳をバックに記念撮影だ。


ウラジロヨウラク(裏白瓔珞)がところどころに咲いていた。


ネイチャーガイドを先頭に歩く一団も数多く見られた。


”逆さ燧ケ岳”推奨の場所だが、あいにく雲がかかって水面には映らない。
雲一つない晴れにならないと”逆さ燧ケ岳”は望めないようだ。


ワタスゲが群生している。


9時5分、”牛首分岐”に到着。
山の鼻を出発してから1時間が経過していた。


ベンチではたくさんのハイカーが休憩していた。
我々も一息入れていくことにした。


燧ケ岳の雲が次第に薄れてゆく。
この分なら間もなく山頂を見ることができそうだ。期待が膨らむ。


燧ケ岳とカキツバタ
大勢の人が歩く木道の隙間にも関わらず、カキツバタの花がしっかりと咲いていた。


一輪のニッコウキスゲと燧ケ岳


カキツバタが群生している。


雨に濡れていたワタスゲだが、少し乾いてきたようだ。
綿がふんわりとまとわり付いてるように見える。


木道が二つに分かれていた。
”下の大堀川と水芭蕉群生地”の案内表示があった。
左側の木道を進む。


”下の大堀川と水芭蕉群生地”は動画で見るとこんな感じ。


下の大堀川を後にしてしばらく進むと、ワタスゲが群生している場所があった。


球状のワタスゲは少し風が吹くと飛ばされる状態になっている。


竜宮現象の湧出池は、これまでの湿原の池塘と違い、深い。底が見えない。
この池塘の中央付近からは水が湧き出て、向こう側へ流れ出ているのだ。
竜宮現象とは、湿原を流れる川が、一度地中に潜り再び流れ出ることで「池塘」と呼ばれる。


9時58分、竜宮十字路に到着した。


正面に竜宮小屋が見える。
見晴(1.6Km)を経由して、尾瀬沼まで6.6Kmとある。
いつか鳩待峠から尾瀬沼を経由して、桧枝岐御池まで歩いてみたい。
その時は、竜宮小屋にでも一泊することになるのだろう。


右手は富士見峠(4.2Km)


我々は左手のヨッピ吊り橋(1.5Km)へ回り、牛首へ引き返すことにした。
これ以上かみさんを引き回すことはできない。
この辺りで引き返すのが良いだろう。


白樺が一本だけポツンと生えている。
他にも何か所かにこのような景色を見ることが出来る。
尾瀬らしい風景だと思う。


尾瀬ヶ原にはシダが多い。
それも背丈がかなり高い。子供の身長ほどはあるだろうか。


かなり大きな池塘が現れた。
尾瀬に相応しい景色だと思う。


牛首分岐の方から、強力が大きな荷物を背負って歩いてきた。
どのくらいの重さがあるのだろうか?
2年前に来た時には80Kgほど、というのを聴いた記憶がある。


10時30分、ヨッピ橋分岐の道標に到着。


熊が出没するとの注意情報が貼られてあった。


ヨッピ橋


牛首分岐に向かう真直ぐな木道が印象的である。


牛首分岐に向かう途中の景色
白樺林をあちこちに見ることができる。


浮島が浮かぶ湿原だ。


ルリイトトンボ?
美しい瑠璃色をしている。
今が繁殖期なのだろう。


ニッコウキスゲ


ワタスゲ


燧ケ岳と一本の白樺


ニッコウキスゲの中を歩く。


燧ケ岳とニッコウキスゲ


熊が出没するため、鈴を鳴らして人が通ることを知らせることになっている。


至仏山にかかっていた雲も天高くなり、山頂が見えるようになってきた。


カキツバタ


全身真っ赤なトンボはショウジョウトンボの♂か?
これほどの赤いトンボは初めてだ。


11時55分、牛首分岐に到着し、ここで昼食を摂ることにした。
昼食後、至仏山をバックに記念撮影だ。
至仏山の雲は全くなくなっていた。


牛首分岐を出発して間もなく、湿原一面にワタスゲの群生を見ることができた。
午前中は雨に濡れていたため、あまり目立たなかったのかもしれない。


ヒツジグサの葉が水面に浮いている。


ヒツジグサ(未草)
未の刻(今の午後2時)に開くことから名付けられた、そうだ。(撮影した時は12時を少し回ったところである)
花径5Cm位の白い花は、夜間は閉じ、2~3日開閉をくり返す、とのこと。


逆さ燧ケ岳
朝方よりはかなりましになった。


日本100名山の至仏山が迫ってきた。
7月1日に山開きしたそうである。


アカハライモリ
よく見ると結構たくさん這い回っている。
近くで写真を撮っていた人が連れの人に『これ、サンショウウオや』と紹介していたが、間違っている。
まさかこんなところにサンショウウオが? と思ってはいたがその時には訂正するほどの自信はなかった。
背中側は黒あるいは茶褐色だが、腹は赤地に黒の斑点模様になっている筈だ。


至仏山とニッコウキスゲ


12時40分、山の鼻休憩所に到着した。


「至仏山荘」で一休み。
熱いコーヒー(350円)が美味しかった。
かみさんは花豆ソフトクリームを注文したが、値段(500円)を聞いて少し不満な様子だ。


一服した後、鳩待峠へ向かった。
川上川の橋を渡る。


イワナ?
本流から分かれた流れの出入り口が塞がって、逃げ場のない浅瀬に魚影が。
イワナ?だそうだ。
他にもう一匹いたが、そのうち水が涸れてしまったらどうなるんだろう、と気になった。


かみさんはいささか疲れたようだが、最後まで頑張って欲しい。


緑がいっぱいの中を鳩待峠へ


木道の階段


至仏山だ。
朝方は雲がかかって山頂は全く見えなかったが、雲は消えていた。


緑が美しい


木道から石畳の道に変わる。
あと少しだ。


14時7分、ゴール。
14時30分発戸倉行きのバスに間に合った。


鳩待峠から、朝方には雲で覆われていた至仏山の山頂が、はっきりと見えた。


土産物屋に立ち寄り、ゆっくりと品定めでもしよう。


朝方通った片品川に架かる戸倉大橋だ。
ここで尾瀬に分かれを告げ、道の駅「白沢」へ向かった。


道の駅「白沢」の「望郷の湯」に入って帰ることにした。


「望郷の湯」の露天風呂からの眺めはなかなかのものだ。


「望郷の湯」で汗を流してさっぱりし、帰路についた。
梅雨の晴れ間に尾瀬ヶ原の自然を思う存分に満喫できて、来て良かった、と思っている。
次に尾瀬に来る機会があれば、鳩待峠から尾瀬ヶ原を経由して竜宮小屋辺りで一泊し、尾瀬沼・大江湿原へ向かいたいものである。
また、至仏山にも一度上ってみたい気もするが、果たしてかみさんはOKしてくれるか、気がかりではある。


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コマクサに歓声 草津白根山ハイキング

2012年07月06日 | ウマさんの「健康ウォーキングの会」
2012年7月6日(金)


毎週金曜に地元土浦周辺を歩く「健康ウォーキング同好会」が主催する、
平成24年度第12回(2012年第23回)「草津白根山のコマクサ」を愛でるハイキングに参加した。

国道6号、筑波銀行前交差点
早朝は大型トラックが猛スピードでひっきりなしに通る。


5時15分、常南交通バスがやってきた。
予定より15分以上も早い。
『私、遅刻してないよね?』


バスに乗り込むと、直ぐに朝食の弁当が配られた。
おにぎりが2個とおかずが少々。
このところ、焼きそばとハムが半々に詰められたパンが続いていたが、今日はおにぎりである。
『朝食はおにぎりの方が良い』の”アンケート回答”の効果だろうか。


天川団地入口で4名、土浦市民会館で最後の4名が乗り込み、25名全員が揃った。
土浦市民会館を予定より10分早く、6時ちょうどに出発。
会長の軽妙なあいさつに車内は穏やかな笑顔が広がる。


友部SAで最初の休憩。


バスはこの後、北関東道波志江PAで2回目の休憩を摂り、関越道渋川・伊香保ICを降り国道17号線を快適に走る。
と、窓外に白い綿のようなものが・・・


『何だろう?』と思ったら、真っ白な紫陽花の花だった。
道路の中央分離帯に植えられている。その距離数百m、壮観である。


浅間酒造観光センター」で最期の休憩だ。
浅間酒造㈱の観光施設である。大型バスが何台も停まっていた。


店内は早朝にも関わらず、あちこちで新酒の紹介・売り込みが行われていた。
今まであまり聞いたことのない銘柄が多い。
試飲コーナーでは、早速試飲している人も。
『これは旨い、いけるねっ』
『帰りに買うことにしよう』


筑波銀行前を出発してから、5時間余りの10時43分、ようやく白根レストハウス駐車場に到着した。
正面に見える小高い丘の向こうがかの有名な”湯釜”だ。


長いバスの旅の後で、少々疲れた。
早速準備体操で身体を解す。


予報ではこの日は”曇り後雨”である。
標高2,000m近いため気温は20度前後か。
暑くもなくちょうど良いハイキング日和である。


10時55分、本白根山目指して出発だ!!
最初に湯釜をと考えていたが、湯釜へ通じる正面の歩道は通行禁止となっていた。
湯釜を見るためには回り道をする必要があるとのこと。
往復には優に30分以上はかかると推測されたため、湯釜は下山後時間的に余裕があれば観ることにし、
この日は白根山のコマクサを優先することにした。


先導役は久しぶりに会長が務める。


白根火山ロープウエイ山頂駅までは舗装された平坦な道路なので、歩き易い。


ロープウエイ山頂駅手前にリフトの乗り場があった。


突然何人かが『リフトに乗りたいっ』と言いだした。
山頂は見えているのだが、できれば歩くのは避けたいとのこと。
片道350円がリーズナブルのようだ。
11名が賛同して、リフト乗り場に向かった。山頂で合流することにした。


14名が自力で歩いて上ることに。
『このくらいの山なんだから、歩かなきゃねっ』


頭の上をリフトが通過して行く。
『楽ちん!』


板で造られた木道が続く。


道は大して急ではない。緩やかで歩き易い。


15分ほどして、リフト山頂に到着した。
先に到着していた11人の仲間が拍手で迎えてくれた。
『お疲れさんでした~』


岩鏡(イワカガミ)の花が咲いていた。
岩場に生えることと、葉に光沢があることにより付けられた、そうだ。


こちらは舞鶴草(マイヅルソウ)
葉の模様が舞う鶴に見えることから、舞鶴草という名がついた、そうである。


噴火口跡入口付近。
『あれが、コマクサ?』
よく見ると砂礫の上にコマクサが点在している。


コマクサだ。


美しい花と、常に砂礫が動き、他の植物が生育できないような厳しい環境に生育する事から「高山植物の女王」と呼ばれている。
和名はその花の形が馬(駒)の顔に似ていることに由来する。


『美しいわねぇ』
『高山植物の女王と言われるだけあるわねっ』
『コマクサが観れて最高っ!』
女性陣から歓声が上がる。


砂礫の上は雑草も殆ど生えていないが、コマクサだけはしっかりと斜面にへばりつくように生えている。


そんなコマクサを見ていると、コマクサが愛おしくさえ思えてきた。


『来て良かった~ぁ』
女性陣は大満足の様子である。


砂礫の斜面を過ぎて進むと・・・


前方に岩が盛り上がっているのが見えて来た。
本白根山展望所だ。


遊歩道は本白根山最高地点へ向かう道と本白根山展望所への分岐点に差しかかった。
目の前にそびえる本白根山展望所へ向かうことにした。
梯子のような木道が展望所へと続いている。


展望所への途中の見晴しが素晴らしい。
後方に本白根山最高地点への尾根道が見える。


分岐点から約10分で、本白根山展望所に到達した。


本白根山展望所からの眺望は最高だ。360度遮るものは何もない。
一番高いのが、横手山(2,307m)だ。山頂に電波塔のようなものが見える。
その左側には白根山(2,160m)が見える。湯釜の直ぐ左側になる。


後ろに目を向ければ、浅間山(2,568m)も見える。


12時ちょうど。
この先適当な場所も無さそうだし、早速ここで弁当を広げた。


おにぎりが3個とおかずが別々の箱に詰められている。


ずらりと並んで弁当、は圧巻である。
『見晴しも良いし、弁当も美味しいわねっ』
おにぎり3個は、ボリューム満点だ。男性陣の中にも全部食べきれずに残す人も。


ちょうど食事が終わる頃を見計らっていたかのように、小雨がパラついてきた。
下山の前に記念撮影を済ませる。
素早く雨具を装着するところなど、皆さん準備は万全である。


12時30分、小雨の中を下山開始。
中には傘を差す人も。


鏡池
昔の噴火口に水が溜まって出来たものだ。


木道が続く。
7月7日(土)8日(日)に開催される、「草津よいと~こツーデーウォーク」コースになっているのだ。
今頃大勢の人が”駆け抜け”ていることだろう。(7日現在)


ダケカンバの緑が美しい。


水無の沢を渡る。
かつては橋があったのではないかと思われるが、今はご覧のような状態である。
アルミ製の階段は滑り易いため、後ろ向きで降りるのが安全だ。


白根火山ロープウェイの山頂駅が見えてきた。


白根火山ロープウェイ駅が目の前だ。


白根火山ロープウェイ駅の手前に上りのときに利用したリフトの駅があった。
『リフトを使わなくても良かったかもね』


まだまだ元気いっぱいだ。


レストハウスまで10分の表示がある。
白根火山ロープウェイ駅からレストハウスまでは、この遊歩道を歩くことにした。


前方に見える岩肌だらけの山は、湯釜辺りか?


白根火山ロープウェイ駅から10分ほどで、白根レストハウスが見えて来た。
中央に見えるのが白根山(2,160m)だ。


13時50分、白根レストハウスに到着した。


雨では湯釜のエメラルドグリーンも今いちだろうし、
湯釜は大半の人が訪れているため、またの機会(天気の良い日)に観ることにしよう。
その時は正面の道の通行禁止は解除されているかもしれない。
ということで、軽い休憩の後バスへ向かった。
整理体操は省略である。
『今日は、お疲れ様でしたっ』


この日は草津白根山のコマクサを愛でる、ということだったが、当初の目的は果たせたと思う。
他の植物が生育できないような砂礫の上に咲く可憐な花に歓声が上がったのがそのことを如実に物語っていると言える。
途中から雨が降り出したが、充分にコマクサを堪能し、弁当を食べ終わった直後だったのは幸運であった。
最初に湯釜に行かなかったことが、却って事がうまく運んだと思う。


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