ウマさんの気ままな行動日記(その2)

ウォーキング、ハイキング、釣り、ドライブ、100名城巡りなどをレポートします。

強風にも負けず 小町の里から朝日峠展望公園

2013年02月08日 | ウマさんの「健康ウォーキングの会」
2013年2月8日(金)

毎週金曜日、主に地元土浦周辺を歩く「健康ウォーキング同好会」が主催する、
平成24年度第34回(2013年第5回)、「朝日峠展望公園と小町の里」ハイキングに参加した。
朝日峠展望公園は、自身2009年12月4日2010年10月22日に続いて3回目となる。

この日は、登山とまではいかないが、「小町の里」から朝日峠展望公園へのハイキング。
おまけに昨日までの小春日和の天気はどこへやら、寒くて風も強い。
果たして集まるのは何名になるのか? 気になるところだ。

第一集合場所の土浦市民会館には、11名が集まった。
やはり寒さも影響しているのだろうか? とりあえず第二集合場所の小町の里へ。
既に何人かが直行していた。
『寒いわねぇ』 『風も強いわよねっ』


車が次々にやって来た。
『お久しぶりですっ』 中には今年初めての参加と言う人も。
後ろに見えるのは「小町の館」


予想に反して直行者が増え、全部で22名となった。
『直接こんなに来るとは思わなかったねぇ』
会長もびっくり、といった表情だ。
事前に配布するコース地図に住所と電話番号を入れるようにしたので、カーナビで来る人が増えたのかもしれない。


この日はあまりにも寒いので、準備体操は省略ということに。
じっとしていると寒さが身に堪えるので、出発しよう!!
後で確認したら、集合時間より5分ほど早かったことが分かった。


「清滝観音」までは、準備体操代りの足馴らしと云ったところである。


この日の先頭は会長が務めることに。
寒さにも負けずに元気いっぱいである。


朝日トンネルへ繋がる道が見えてきた。
昨年(2012年)11月12日に開通して3カ月近く経っているが、交通量は順調に増えているようだ。


「向上庵」は枝垂れ桜の時期に訪れることにしているので、この日はパスすることに。


「南明山清滝寺」の看板に従って進む。
「清滝寺」は”坂東三十三観音霊場”の第26番札所として、2009年3月7日にお参りをしている。


『寒いけど歩くと気持ち良いですねっ』
『そうだよなっ』
なんて話しているのかどうか???


「清滝寺」の門前の石段を登ると・・・


その先に江戸時代に造られたと云われる重厚な山門がどっしりと構える。


山門に一礼してさらにその先の石段を登ると・・・


正面に本堂が現れた。
天正年間に小田氏・佐竹氏の兵火により焼失し、江戸時代に再建されたが、
昭和44年に不審火により、山門のみを残して焼失してしまったとのこと。
現在の本堂は昭和52年に再建されたものである。


先ずはこの日の安全・無事を祈願して行こう。


「清滝寺」を後にしていったん「小町の里」へ引き返す。


『最初にお参りして気分がすっきりしたねっ』


朝日トンネルが出来て、周辺の道路もきれいに整備されている。


正面からの西風を受け、「小町の里」へ向かう。
『ようやく身体が温まってきたけど、今日の風はきついねっ』


10時10分、「小町の里」の水車前に到着。
「清滝寺」への往復で40分かかったことになる。
準備運動代りとしては適度な距離であろう。


ここで体調を整えて、あらためて朝日峠の展望台を目指して出発だ!!


「小町の館」の一段奥に新しい建物が建築中だった。
ほどなく完成すると思われるが、どんな建物なのだろうか? 土産物屋などができるのだろうか?


「腰掛石」のやや手前付近。穏やかな天気の中を進む。
この辺り一帯は南向きに当るため、風はほとんど吹かない。


「腰掛石」
小野小町が峠越えの途中で休息したと伝えられる石である。
腰を掛けるのにちょうど良い具合だ。


三人小町?


「腰掛石」を過ぎると緩やかな上りが続く。
ようやくハイキングらしくなってきた。


両側を竹林に囲まれた山道になった。
竹林は手入れが行き届いていないため、かなり荒れ放題といった感じ。


なだらかな上りが続く。


次第に勾配が急な上りになってきた。
『やっぱり上りが続くと暑くなってきたぁ』


「小町の里」を出発して15分、ちょっと一休みして水分補給しよう。


かなり身体が温まってきた。上着を脱いで体温調節だ。
『風がないと暑くて堪んないよねっ』
『風が吹いてくれると良いんだけどなっ』
そう都合よくは行かない。


再び朝日峠展望台を目指す。


道端に小さな石像が。不動明王のようにも見える。
賽銭の一円玉とみかんが供えられていた。


「水飲み沢」と書かれているが、飲まないほうが良さそうだ。
朝日峠展望台まで1,400mと表示されている。


ひと跨ぎで渡れる小さな沢に沿って上る。
『どっこいしょっと』


沢を縫うように進む。


半分ほど上って来た辺りだろうか?
上りはまだまだ続く。


「もみじの森」の木製の階段を上る。


「もみじの森」を過ぎ、舗装された道路に出た。
朝日展望公園まで残り1/3といったところ。


「もみじの森」の次は「水辺の森」だ。
朝日峠展望公園への道は、生えている木々や地形などによっていろいろな名称が付けられている。
谷や水辺もあり、変化に富んでいて退屈しない。


あまり日が当らないためか、ところどころに雪が残っていた。


10時54分、東屋で最期の休憩。
峠の公園までもう直ぐだ。


東屋のすぐ横に可愛らしい道祖神が祀られていた。
誰が置いて行ったのか、お賽銭は全て五円玉だ。
”五円=御縁”に肖りたい(あやかりたい)ということだろうか?


「水源の森」を過ぎると・・・


「こもれびの森」だ。
”こもれ日”を受けて回りが一段と明るくなってきた。
”森”から”林”に変わった感じである。


朝日峠は近い。


朝日峠の展望台が見えてきた。
『もうすぐだねっ 』


11時11分、朝日峠に到着!
「小町の里」を発ってからちょうど1時間が経過していた。


『いやぁ素晴らしい眺めだねぇ』
土浦市付近の霞ヶ浦の湖面が光っている。


東京方面
スカイツリーがぼんやりと見えるのだが、この日は望遠のピントが合わない。


振り返ると、宝篋山(左側の鉄塔辺り)が間近に見える。


『せっかく来たんだから少し休んでいこうね』


『どうぞ、どうぞっ』
『ごちそうさま~っ』


それにしてもこの日は風が強い。
パラグライダー用の吹き流しが真横に棚引いている。
時折15m以上はあるかと思われる風も吹く。


こんなところにいつまでもいると、身体が冷えてしまう。
11時21分、下山開始だ。


下りは上りとは一部異なる道にしよう。


ウッドセンター前を通る。
ウッドセンターではパラグライダーに関する情報が得られるようだ。
パラグライダースクールも開催される、とのこと。
下りの先頭は会長に代わってOさんだ。


緩やかな坂道を下る。


『下りは楽で良いわね』


木漏れ日の中を快調なペースで下る。


「水辺の森」付近。


下り始めて20分足らずで舗装道路に出た。
残り半分ほどである。


「もみじの森」を通過。


上って来た道を黙々と下る。


『滑らないように気をつけなくっちゃ』
『先週の難台山よりよっぽど楽だよねっ』


下り開始から約35分、森を抜けて里に出た。


ゴールの「小町の里」は近い。


12時4分、「小町の里」に到着。
下りに要した時間は約45分。ちょうど良いペースである。


風は朝に比べ益々強くなってきたようだ。
この後「そぼろ庵」へ向かうことにしているため、整理体操は、”深呼吸1回だけ”ということに。
『今日はお疲れ様でした~っ』


「JA土浦 新治支店」


12時20分を少し回ったところだが、一番混雑する時間帯に着いてしまったようだ。
20分ほど待ってようやく席に案内された。15名は全員バラバラの席に座ることに。


注文したのはいつもの「海老天付せいろ蕎麦」(820円)
今まで一度もありつけなかった混ぜご飯付きである。”ラッキー”


『そぼろ庵は初めて』と言うTさんは、「海老天そば」を注文。
『けっこうボリュームもあるし、美味しいねぇ』


『ごちそうさまぁ』


冷たい北風に震え上がったハイキングだったが、最後は”まぜご飯”付の名物蕎麦を食べられ満足の一日となった。
寒さも底をつき、これからは日一日と温かくなると思われる。そう願いたい。
そうなればウォーキング、ハイキングのシーズンとなる。
もっと大勢の参加者になることを期待したい。


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