コーチの雑感

休眠ブログ復活!?
アルティメットという競技にまつわる様々な話題について、遠慮なく勝手な視点でぼやきまくる。

新たに公表されたスケジュール

2020-11-22 | ひとりごと

お久しぶりです。

11月17日付でJFDAから今年度及び来年度の大会スケジュールが公表されました。

ざっくりいうと、延期していた今年度の各種大会を2021年6月頃までに開催し、その後に2021年度の大会を開催することになっています。が、偶然とはいえタイミングとしては最悪でしたね。公表されたその日から新規感染者は増加の一方。政府も「GOTO」キャンペーンが感染拡大の一因をつくっているのではないかという声が上がるなか、見直しを発表されたところです。そんなことになる直前の公表でした。この時期の様子を見ていると、大学選手権の予選を予定している2月に状況がどう変化しているのか、全く予想できません。

さて、私が関わらせてもらっている大学でも12月5日に4年生が区切りをつけるための交流戦を企画していたのですが、対戦をお願いしていた大学も今般の状況により来阪できないということになりました。

今年は、何をするのも思いどおりにならず、部員たちの無念な気持ちは計りしれません…


会長声明(その2)

2020-09-26 | ひとりごと
今回の会長声明では、もうひとつ非常に重要なことが会員に向けて述べられています。
お金のことです。プレイヤーとしては、日ごろはあまり気にしないことですが、ざっくりいうと各大会は大会ごとに集めるエントリー費によって開催し、協会の運営の基礎となる費用、事務所の賃借料、事務局人件費、協会が所属するJOCなどの上部団体に納める加盟費用などを主に会員が納めている年会費でまかなっているということです。かなりざっくりですが。今回は、その会費の納入の呼びかけもありました。大会のエントリー時に支払うつもりだった方は、今年度分を未だ納めておられないのかもしれません。もし未だの方がおられるようなら、協会の存続のためにもこの機会に是非納入をご検討してもらえたらと思います。
また、日本政策金融公庫から4,500万円の特別借入をしたことは、短期的な資金不足を補いながら、将来的には皆さんと協力してフライングディスクを以前にも増して盛り上げることで、この借入金を返済していくことが可能という判断だったと思いますが、この決断も大変なことだったと想像します。事務局員の雇用調整の内容が明確に示されていないので何とも言えませんが、それもこれも含め本当に過去最悪の状況ですね。老婆心ではありますが、事務局員の方々の生活は大丈夫なんでしょうか。
といっても、自分は自分の年会費を継続して払っていく以外に何かできるわけでもありませんが。

会長声明(その1)

2020-09-25 | ひとりごと
昨夜、「日本フライングディスク協会の現状に関する会長声明」という表題のメールが届きました。

今回の声明では、主たる大会を除いて中止するという決断となったようです。
個人的には、中止の判断がなされた各大会のうちマスターズと個人総合選手権以外の大会はいずれもどうしてもやらなければならない大会とは思えなかったので、この際、将来にわたって本当に協会が主となって開催する必要があるのか、今一度十分に再検討してもらいたいと思っています。一方で、調整状況によっては年度をまたいだとしても2020年度の大会として開催するべきと判断された大会は、これも個人的な意見ですが、協会の開催するべき根幹の大会だと思います。

今後、これらの大会を開催するためには、新型コロナウイルスの感染拡大状況の見極めはもちろん、会場探しなどやらなければならないことが山積していると思いますので、協会スタッフの皆さんには本当にご苦労をおかけしますが、是非とも安全に開催できるようご尽力をお願いしたいと思います。

さて、大学生の、特に4回生の皆さんは、モチベーションを持続させるのは並大抵のことではないと思われます。現に、私がご一緒させていただいている大学では、既に数名の4回生が引退をしてしまいました。一定の人数が所属しているチームであれば、メンバーの何名かが大会までに引退しても痛手は大きくないかもしれませんが、少人数で頑張っているチームの方は辛い選択を迫られます。会長声明にもありますが、本当に今年は過去最悪の状況です。各チームとも延期された後の当初の予定である10月末からの予選、12月に本戦というスケジュールに向け、気を取り直して練習してこられたと思いますが、今回の発表では2~3月に延期、開催をめざすというあいまいなスケジュールの提示になっています。延期、延期のうえ、開催される確証もなく、どこに照準を合わせればいいのか、不安で仕方がないと思います。いつ、どこで、どういう条件なら開催可能と判断するのか、できるだけ早い時期に、明確に示してやってもらいたいものです。

最新更新情報

2020-09-02 | ひとりごと
昨日、割と遅い時間にJFDAから10月中の大会開催についての告知メールが届きましたね。今年限りで全日本選手権・文部科学大臣杯の予選に位置づけられていたJUオープンは中止、ビーチと全日本は今年度内で延期(開催日程・場所は未定)ということになりました。

現時点では10月以降に日程等が確定している大学選手権などは予定どおり開催の見込みです。

ここしばらくは感染者数の爆発的増加もなく、国の新型コロナウイルス感染症対策分科会からは全国的なピークは7月下旬だった可能性があるという見立ても出ており、各自治体でも感染防止のための制限より経済活動に軸足をシフトしつつありますので、この先の大会開催には期待したいところです。しかし、NPBやJリーグなどのように観客を集めて成立するプロスポーツであれば、リスクを前提としての開催も必要だと思いますが、アマチュアスポーツが無理を承知のうえで開催しなければならないのかという点は十分検討していただきたいところです。

2020年度更新済スケジュール

2020-08-11 | ひとりごと

今後の今年度中のスケジュールについてはJFDAのホームページで公開されているのですが、情報が交錯していることに加え、あまり上手く整理されていないため、何が何だかよくわからないというのが正直なところです。特に8月8日に公開された「各種全日本選手権大会の開催方法について」のスケジュールのところに貼り付けられたリンクを見に行くと例えば、大学選手権の予選は「スケジュールどおり開催」というページにとぶため、さらなる混乱を生じる結果になっています。いっそのこと表形式にすればわかりやすくなるのではないでしょうか。JFDAの対応をお願いしたいところです。

さて、ともあれ開催の延期や中止の方向性を現時点での判断として示してくれていますので、こちらで自分なりに整理してみます。日程としては9月中の全国レベルの大会は全て延期もしくは中止ということになりましたので、10月以降の予定となります。

 

10月3日~4日 全日本ビーチアルティメット・オープン、ウィメン部門(和歌山県・白良浜)

10月10日~11日 ジャパンアルティメットオープン(静岡県・富士川緑地公園)

※今年に限り、文部科学大臣杯予選を兼ねることにしたようです。

10月17日~18日 文部科学大臣杯本戦(福島県・Jヴィレッジ)

※決勝は、関東地区内で10月下旬に開催予定。(詳細未定)

10月31日~11月1日 全日本大学選手権・西日本予選(静岡県・富士川緑地公園)

11月7日~8日 全日本大学選手権・東日本予選(静岡県・富士川緑地公園)

※今年度に限り、中部、関西・中四国、九州・沖縄地区を西日本、北海道・東北、関東地区を東日本として予選を実施。

11月28日~29日 全日本個人総合選手権・秋(東京都・国営昭和記念公園)

12月5日~6日全日本ガッツ選手権(東京都内予定)

〃 ミックスアルティメット選手権(静岡県・つま恋リゾート)

12月12日~13日 全日本大学選手権・本戦(静岡県・つま恋リゾート)

〃 全日本マスターズ(静岡県・つま恋リゾート)

2021年2月6日~7日 全日本個人総合選手権・冬(静岡県・富士川緑地公園)

3月17日~18日 大学ミックス選手権(静岡県・つま恋リゾート)

 

一応、上記の大会が現時点で日程の決まったもので、これ以外には

2月下旬 ビーチアルティメット・ミックス部門(石垣市)

U21アルティメット選手権、ガッツクラブチーム選手権、大学ガッツ選手権は開催日及び会場の調整中、U23地区選抜対抗戦は中止ということになっています。

10月に入って毎週のように大会が開催されますが、個人的に思うのはここまでしてこれらの大会を全てやらなくてはいけないものなのかということです。西日本地区の大学チームの場合、富士でのジャパンアルティメットオープンに勝ち残り、翌週に福島で文部科学大臣杯、翌々週にはまた富士で大学選手権の予選に参加するのは、肉体的にも経済的にも戦略的にも相当な負担があると想像します。

新型コロナの脅威については、まだまだ先が読めませんので、現時点のスケジュールどおりに進めることができるのかは見えません。選手の皆さんがモチベーションをキープするのも本当に大変な状況だと思いますが、何とか一緒に乗り切りたいものです。


全日本大学アルティメット選手権

2020-07-31 | ひとりごと

先週の7月22日にJFDAから、全日本大学アルティメット選手権大会の延期の告知がありました。元々の予定では、8月25日から9月3日までの間に全国5地区で予選を行い、9月26日・27日で本戦・決勝を実施することになっていましたが、今般の新型コロナウイルスの感染状況を考慮して延期となったようです

延期の日程については、10月31日・11月1日に西日本地区予選、11月7・8日に東日本地区予選をいずれも富士川緑地公園で、12月12・13日に本戦・決勝をつま恋リゾート彩の郷で実施する予定になりました。この日程及び会場は、U21アルティメット選手権の予選・決勝を予定していた日程で、U21の開催については追って発表されることになっています。また、「社会情勢の急激な変化によって開催状況が変更になる可能性」があるということにも言及されています。「急激な変化」って何?ここは「社会情勢に変化によって、急遽開催状況が変更になる可能性」と言っておくべきなのでは、と一応突っ込んでおきます。。。

さて、この大学選手権は各大学チームの大きな目標となっているはずですので、中止という決定に至らなかったことは、これからもしっかりした目的意識を持って練習に向き合えることにつながるものと思います。ただ、大学や個々人によって、4年生としての引退のタイミングやモチベーションの低下など、様々な事情が交錯し、難しい判断も強いられることも考えられます。さらに、本当にこの時期に開催されるのか、未確定な要素も少なからずあるので、特に4年生のモチベーションの保持は非常に難しいことだと思います。

本当に難しい時代に、というか、厄介な事態であるとしか言えません。しかし、この時期に延期して開催するという発表があった以上、そこを目標にJFDAのガイドラインを踏まえた練習を行って、開催日にベストの状態で臨めるよう準備してもらいたいと思います


クラウドファンディング終了

2020-07-27 | ひとりごと

日本フライングディスク協会が募集をしていたクラウドファンディング「日本中のスポーツ拠点にフライングディスクを届けて、スポーツ活動再開を後押ししたい」は、7月25日に募集期間が終了し、283名の支援者から総額1,860,057円の支援が集まったようです。支援された方には、終了後に「プロジェクトオーナー」である日本フライングディスク協会からのメッセージも届いているようです。

また、先日の記事にも書きましたが、今回のクラウドファンディングはAll In型ですので、準備が整い次第順次リターンのディスクやステッカーなどが支援された方のお手元に届くことになっているようです。

残念ながら目標額には及びませんでしたが、支援された方々もいい気持ちになる素敵な取り組みだったと思います。


スポーツ活動再開への取組み

2020-07-20 | ひとりごと
今、日本フライングディスク協会が「日本中のスポーツ拠点にフライングディスクを届けて、スポーツ活動再開を後押ししたい」というテーマで、クラウドファンディングに取り組んでおられます。目標額は、5,500,000円。寄付額に応じたリターンとして、ディスクや全日本選手権で掲示される横断幕への氏名掲出が用意されています。
クラウドファンディングには、寄付額が目標に達しなければ申し出てくれた寄付は寄付者に返還して事業は実施しないAll or Nothingというものと、目標額を達成することができなくても事業を実施するAll inというタイプがあり、今回の取組みはAll inで行われています。
なので、寄付をしてくださった方にはそれぞれの額に応じたリターンが届けられるはずです。
残り5日で、達成率はまだ21%。もし、賛同いただけるなら少しでもご協力をお願いします。

大学選手権開催が近く

2020-07-17 | ひとりごと

6月25日には、大会日本フライングディスク協会から今年の全日本大学アルティメット選手権を当初のスケジュールどおり開催することが発表されました。現下のコロナウイルス感染症拡大防止に十分に気をつけながら、JFDAが示したガイドラインに則って行われる大会となります。

予定どおりであれば、8月25・26日の関西・中四国地区予選を皮切りに、26・27日九州・沖縄地区、29・30日には中部、9月1日から3日までの3日間で関東地区、9月1・2日に北海道・東北地区の予選が行われ、各地区の代表が決定、その後9月26・27日に福島で本戦~決勝戦が行われます。昨年までは決勝のみ駒沢競技場で行われていましたが、今年は(今年からは?)本戦から決勝までを同一会場、同一日程で行うことになっています。

もう1か月少々しか時間がない中、それぞれ思いどおりに十分な練習ができていない大学もあるかもしれませんが、悔いの残らないように準備してほしいと思います。特に外出自粛で十分な運動ができなかった期間が長くなったと思いますので、まずはしっかりと自分の体力を戻すことがケガを防ぐためにもとても重要です。


さて、世間では、国が進める「GoToトラベル」キャンペーンも7月22日から実施されることになりましたが、東京都の感染者数が増大していることもあって、東京都発着については対象から外されることになりました。ちょっと嫌な感じですよね。その後、高齢者や若者、団体旅行などもやめてほしいみたいな発言があり、どうしたらいいのか、とんでもない迷走ぶりです。

今の段階ではどのタイミングで東京都民の方が対象になるのかは全く読めませんが、関東地区予選が始まる頃には東京都の方々も同じように旅行をして良い状況になっていてほしいものです。


予選結果を見ながら

2018-06-10 | ひとりごと
さて、関西・中四国予選では大阪体育大学がトップ通過を果たしましたが、
関東や中部では、ウィメン部門の予選トップは社会人チームです。

関東はハック、中部は壱(ウノ)。
関東では、17チーム中6チームが社会人チームで上位4チームを占めました。
中部でも12チーム中3チームが社会人チームで、3位までを独占です。

一方、関西はエントリー12チーム中2チームが社会人。
また、大学チームが頑張って、1位と3位を勝ち取っていますが。
どうも、これまで出ていたチームも見かけなくなったような気もします。

ウィメン部門でチームを継続させることは、なかなか大変だとは思うのですが、
やはり強いチームが近くに存在するとレベルアップにつながりますので、
そういう環境になるような手立てがいるのかもしれません。

ところで、関東予選の結果をスコアリングシステムで見ていると、ちょっと
気になるチーム発見です。
「夢所属」ハックに4ダウン、スワンピーバーグに3ダウン。
メンバーを見ると納得です。「台風の目」になってくれそうです。