コーチの雑感

休眠ブログ復活!?
アルティメットという競技にまつわる様々な話題について、遠慮なく勝手な視点でぼやきまくる。

興味深い話

2009-03-31 | ひとりごと
2009年3月25日付 UPA(アルティメットプレイヤーズ
アソシエイション)のホームページにありました

以下、適当な日本語訳ですいませんが‥‥

ジュニアナショナルチームの監督申込みを受付中
UPAレベルⅠの免許のある指導者で、2010年のジュニアの
ナショナルチーム(オープン及びガールズ)の監督を志望する方は
今オンラインで申し込みができます

って感じのことが書いてありました
 ↓ココ
http://www.upa.org/

さすが、本場アメリカ
2010年ドイツで開催される世界ジュニアアルティメット選手権
(WJUC)の監督まで公募してます
しかも、「UPAレベルⅠ」って、結構厳しい内容のようです
英語なんで、全部読んでなくて理解できてませんけど

続きがあります

監督になる資格として、
・「UPAレベルⅠ」でなければならない
・現在UPAのメンバーでなければならない
・2009年8月8日~9日にミネソタ州ブレインで開催される
ユースクラブ選手権への参加に応じなければならない
・2010年3月に2回開催されるトライアウト(場所未定)に
参加できなければならない
・2009年のユースクラブ選手権でコーチをすることに
なっていてはいけない
・WJUCに先立って行われる合宿に参加できなければならない
(日程・場所は未定)
・2010年8月3日~7日にドイツ・ハイルブロンで開催される
WJUCに参加できなければならない

で、2008年のユースクラブ選手権のオープン及びガールズ
(WFDFはウィメンと言っていましたが、UPAではガールズと
言うようです)の両ディヴィジョンに参加していたリーグの代表で
構成される選定委員会で選ばれることになっているようです

しかも、その選定の時の基準として、
強烈な個性(「しっかりした信念」と訳した方がいいのかな)と
スポーツマンシップ、さらに、以下の
・アルティメットのコーチ経験
・UPAの運営に役立つ能力と意欲
・ユースの(若い)選手達とやっていける能力
・国際試合での経験
という尺度で選ぶそうです

さすがですね
トーナメントがあるということもジュニアの選手達にとって非常に
恵まれていますが、現時点で既にトライアウト(選考会)も、合宿も
予定されていることがわかります

さあ、どうする?日本

二連覇

2009-03-30 | ひとりごと
以前も書きましたが、WBCで日本が二連覇を果たしました

で、それに引っかけて、二連覇について

二連覇をできるチームは、前回優勝したチームだけ
というのは、以前にも書いたような気がするし、
他にも誰かが言っていたような気がします

これまで、世界アルティメット&ガッツ選手権のそれぞれの
ディヴィジョンで、連覇がなかったのかということではなくて、
次回2012年の世界アルティメット&ガッツ選手権の
ジュニアウィメンディヴィジョンで二連覇の可能性があるのは、
日本だけだということです

では、他のチームはどうかというと、昨年参加していた国のうち、
アメリカ、オーストラリアの2カ国は間違いなく、日本に負けたという
ことが、次回へのモチベーションになっているような気がします

開催国のカナダが何故チームづくりをしてこなかったのかは、
理解できませんが、地元ということで逆に色々なところで支障が
生じたのかもしれません

では、追われる立場となる日本はどうでしょうか?

実は、フライングディスクの世界では中学生や高校生のプレイヤーは
ほとんどいないのが現実です

つまり、昨年と同様に大学生になってアルティメットを始めたばかりの
選手達を集め、選考し、基本技術や、戦略、戦術を指導し、チームを
つくり直す必要があるのです

昨年のメンバーのように、バランスのとれたチームがつくれるのか
どうか、現時点では何の保証もありません

日本フライングディスク協会の前向きな取組みが求められるのでしょうね

そして、来年プラハで行われる世界アルティメットクラブチーム選手権では
オープンはバズバレッツ、ウィメンはMUD、マスターズは美技が二連覇に
挑戦します
ジュニアはクラブでは成立しないようなので、世界ジュニア選手権がドイツで
開催されることになっているようです

いずれにしても、今年のワールドゲームズも含め、日本が世界に通用する
スポーツの一つとして、広がっていくためにも好成績を続けてもらいたい
ところですね

ブルーボックスの意味

2009-03-26 | ひとりごと
今日はちょっと長くなってしまいます

今年の夏、台湾の高雄で開催される「ワールドゲームズ」の
アルティメット(競技名は「フライングディスク」になってます)
日本代表(ミックスチーム)を支援したいという思いで
MUDの宮本えみ里選手が作って、
色んなところに連れて行っているブルーボックス

先日のドリームカップでの大雨にあって、かなり傷んだそうですが

なんとなく、自分勝手に、こいつの意味を深めてみました

募金→えっ?なんで?→何に使われるの?→ようわからへんなぁ
→あんまりお金持ってないしぃ→ちょっともったいない?
→や~めたっと

あ、やめちゃった‥

そうですよね
でも、今回の募金の意味をよく噛みしめると↓

監督勝手解釈バージョン

WUGC(世界アルティメット&ガッツ選手権大会:通称ナショナル)は
あくまでもWFDF(世界フライングディスク連盟)主催
代表はもちろん代表だけれど、ディヴィジョン別に相当数の選手が行くし、
競技会はアルティメットとガッツというフライングディスク競技単独のもの
しかもこのWUGCの成績はワールドゲームズの出場権がかかってくるので
まさに、オリンピックの予選を兼ねたりする柔道の世界選手権とか、
バレーボールのワールドグランプリみたいな感じ

WUCC(世界アルティメットクラブチーム選手権大会)は、
クラブチームごとに参加するもの
もちろん各チームは自国の代表という意識を持っているはずで
それを否定するつもりは一切ないのだが、日本代表的な色合いは
どちらかというとあまり極端に前面には出て来ない

これら二つの大会では、ディヴィジョンによって、年齢や性別の制限はあるが、
チーム登録者数の上限もない(体力的に厳しい競技なので下限はあります)

しかし、今回のワールドゲームズは、主催が世界ワールドゲームズ協会
単独の競技を掌握しているものではなく、複数の非オリンピック競技の
競技会を総括的に実施する組織が主催するものである
つまり、オリンピック次世代競技の世界規模の大会

ここでは、競技会全体を把握した上で、人数の制限などが行われ、
今年の大会ではアルティメットは1チーム最大13人(女性を6人以上)と
指定された代表選手を選考し、派遣することになっています
しかも、先ほど書いたように、出ることのできる国は、WUGCでの
総合成績上位5チームプラス開催国(今回は台湾)の6チームだけ

国内で3,000人近くの競技者を抱えるアルティメット界から選ばれた
彼らの活躍が世界で、日本で取り上げられることで、アルティメットが
もっとメジャーになってくれるんやと思います

それにチャレンジしてくれる13人(あ、監督も含めて14人ですね)も、
他の世界大会への参加者と同様、基本的に費用は自己負担です

その彼らを少しでも応援したいというのがこのブルーボックスやと思います

選手達はその気持ちを決して無駄にはしません
必ずその気持ちは伝わります

だから、どこかでこのブルーボックスを見かけたら、ほんの少しの
気持ちをお願いします

ゴールデンウィークの前半には、俺が茅野に連れて行こかな

金メダル

2009-03-24 | わきみち
アルティメットとは関係ないのですが、世間の流れ的に

WBC優勝しましたね

選手、スタッフ、応援に行ってた人、国内で応援していた人、
みんなみんなお疲れ様でした

ここで、シンクロする必然性はないのかもしれませんが、
国際試合で日本チームが金メダルを取ると、どうしても
いろんなシーンが思い出されて、だぶってきます

個人的には、あの日の先発投手は‥‥とか、この日のDHが
なんで‥‥とか、素人ながら、原監督に対して批判したい点は、
いろいろとありますが、勝利監督インタビューを見ていたら
やっぱりどこかで、昨年の自分とダブってきて、結局は感動を
共有している自分がいました

監督ってやっぱりええもんやなぁって思いました

もう一回やるか?って聞かれたら、ちょっとぐらつきそうです

速報(その2)

2009-03-23 | わきみち
昨日に引き続き、結果の速報です

オープンは、WG代表とのリベンジを果たしたバズバレッツの優勝
バズは、2000年以降、フュリアスジョージが優勝した
2003年を除いて、9回目の優勝
ゲームとしてどうだったのかということについては、そのうち、
左下ブックマークのバズバレッツのHPにあるバズノートに
掲載されると思いますので、そちらでどうぞ
また、バズのメンバーの思いも、「アルティメットフリスビーライフ」や
「マンマのコゴト」に出ると思います
他のメンバーのブログもあるのだと思いますが、確認できていません
ご存じの方は、情報をください

ワールドゲームズ代表の思いは、森友紀のブログでどうぞ
ちなみに、その「マンマ」ちゃんがオープンMVPだそうです

一方、ウィメンは、結成して初めて出場した2006年の優勝以来
3年ぶり2度目の「壱(ウノ)」の優勝
トーナメントの抽選で、いきなり横の箱に優勝候補の一角である
HUCKが入ってきたそうですが、そこを乗り切り、決勝では
昨年度全日本チャンピオンのMUDを破っての堂々の優勝です

オープンのバズバレッツは、主力6人がWG代表となっていますが、
ウィメンでも、この「壱」が、えり、さち、もえの3人が代表にとられ、
やはり戦力ダウンと言って差し支えない状態の中での優勝は、
バズ、壱ともにかなり大きな意義があると思います

オープンの場合は、バズを追うものの影がまだまだ見えない中で、
バズの将来を背負うべき若手が少しでも成長していくステップを
踏んでいるのだと思いますし、ウィメンは3強の差がほとんど
ない中での切磋琢磨が、これからもアルティメットウィメンを
引っ張っていくでしょう

さて、ウィメンのMVPは、2002年クラブ選手権(ハワイ)の頃から
交流のある松井美奈選手でした
彼女はウィメンの見本となる本当に良い選手の一人だと思います
とてもうれしいMVPのお知らせでした

ミックスは「IKU!」が優勝したそうですが、このチームの
プロフィール等がちょっとわからないので、こちらもご存じの方が
いらっしゃればお知らせください

ところで、今回のドリームカップは、そうとう雨に祟られたようで
初日が完全に中止、3日目も午後のほとんどの日程を取り止めた中で、
なんとか、大会が成立できるように、組み合わせ、日程の進行を
されたようです

空前絶後前代未聞因果応報心機一転
なんのこっちゃ

参加者の皆さんはもちろんですが、スタッフの皆さんも本当に
ご苦労様でした

ドリームカップ(速報)

2009-03-22 | わきみち
今年は、相当雨に祟られたようですね

予定ではまもなく午後1時半から始まるオープン、ウィメン、
ミックスの決勝、3位決定戦を除いて、他の試合はグランド
コンディション悪化のため、中止になったようです

オープン決勝の開始時間は、まだ未定のようですね

ちなみに、オープンの決勝戦はバズバレッツ対ワールドゲームズ代表
熊谷での関東オープンの再現
バズのリベンジか、WG代表の返り討ちか

楽しみな1戦です

ちなみに、ウィメンの決勝は、壱(ウノ)対マッドのはず
ミックスは、今のところ不明です

結果は、また後日

明日から

2009-03-19 | わきみち
ドリームカップが、明日から始まります

写真は、MVP用のディスクです
この世に3枚しか存在し得ない貴重なディスクです
今年、このディスクを手に入れるのは、どの選手でしょうね

そんなわけで
昨年のジュニア代表で、今回の大会に参加してる選手
いいプレイを心がけて、しっかりチームに役立って

良い報告を待ってます
とは言っても、これまでほとんど報告は来てませんけど

さて、ワールドゲームズ代表やバズバレッツを始めとする
注目のチームも盛り沢山ですので、そんなチームを中心に
できる限り、速報をお伝えできれば良いですね

ドリームカップ

2009-03-16 | わきみち
いよいよ、今週末はドリームカップですね

20日(金)~22日(日)までの3連休を利用して
富士市の富士川緑地公園を中心とした会場で開催されます

注目はもちろん‥‥

ワールドゲームズ代表とバズバレッツの再戦ですね

前回の関東オープンでWG代表が勝っちゃっいましたからねぇ

なので、話はややこしいんですけど、やはり普通に考えると
WGでは女性は女性にマッチアップするでしょうから、オープンでの
参加はその辺にちょっと違和感があるのではないかなって

でも、実力は証明されていますから、代表の活躍が楽しみです

でも、もっと楽しみなのは、バズバレッツの若手がどれだけ変わったのか
っていう点ですね
バズノートでは、筆者の超辛口コメントが続いていますが、それを
どれだけ真剣に受け止め、変わってきているのか

勝負事なので、その変化は勝敗やスコアに表れます

でも、自分は年度末ということで、全く見に行くことすらできない
くらい忙しいので、結果の公表を楽しみにしておきます

ルールについて、少し

2009-03-12 | わきみち
さて、ルールの話です

私自身も全てを熟知しているわけでもなく、しかも
ゲームから離れていると、わからなくなってしまうことも
少なくないのですが‥‥

それにしても

学生さんたちは、細かい点でルールを知らな過ぎますよね

1年生は仕方がないです
でも上級生はしっかり覚えて下に伝えていかないと
いつまでたってもある意味上達しません

アルティメットは審判を置かないという特徴を持っていますが、
ゲームは他のスポーツと同様にルールに則って進むものです
ですから、ルールを十分知っていなければ、自分達にとって
不利な展開になってしまうことも少なくありません

基本的にゲームを進めるための最低限のルールは知っていて
当然ですが、もうちょっとしっかりと覚えて欲しいもんです

じゃあ、どこで、どうやって覚えたらええねんっ
って、ことになりますが、日本フライングディスク協会の
アルティメット委員会の委員の皆様に聞いていただければ
一番よいと思います

もちろん常にアルティメット委員会のメンバーがすぐ近くに
居てるとは限りませんから、社会人チーム、特に世界選手権等
海外の大会での経験が豊かなメンバーが多いチームと一緒に
練習をする機会があれば、そんな時にどんどん吸収していくのも、
一つの方法ですね

昨日

2009-03-09 | わきみち
実は、昨日久しぶりにディスクを投げてきました
ただし、アルティメットで使われているウルトラスターではなく、
あの、赤い、通称「プロコン」、正式名称「プロフェッショナル」
ワムオー社のフリスビーの中でも、一番接触の機会の多いあの
赤い奴です

久しぶりということもあり、おかげ様で今日は右肩が上がりません
親指は両方ともやっちゃったし、後半は手が痛くてディスクを
握ることもできませんでした
天気は良かったんですけど、結構風もあってひんやりしてたので
手を出すのを嫌がってたってことですよね
しっかり手を出さないと逆にこんな風になっちゃうんですけどね

ちなみに、午前中はフットサルの練習試合があったので、昨日は
実は一日中外で元気に遊んでました昨日は‥‥

で、今日は、肩も、腕も、足も筋肉痛
ボロボロです 歩くのも辛い

この競技‥‥「ガッツ」と言います

1984年にスイスのルッツェルンという都市で、WUGCが行われ
その時に日本が初めて選手団を送り出しました

その時のアルティメット代表は、昨年のマスターズ代表で、監督で、
日本協会の理事でもある本田氏を中心とした東京経済大学シーガルズ
日本チームの成績は記憶にありませんが、この頃の東京経済大学は
連覇の真っ最中
本田氏は卒業後、東京クルーズというチームを結成し、さらに勝ち続け
日本のアルティメットが強くなっていく礎を築いた人です
確か、卒業直後に1年くらいシカゴへアルティメット留学をしておられます
「ウィンディシティ」って言う強豪チームでプレイされていたはず

実は、その時のガッツ代表は、セミファイナルで大接戦の末、
スウェーデンに敗れた後、位決定戦に勝利して惜しくも銅メダル
団体戦で初の国際大会のメダルをゲットしたのはこのガッツチームで
そのうちの一人が私だったんですね
ちょっと自慢入りました

あれから、25年‥‥投げれば捕られる、飛んで来れば捕れないという
状況で、まだ大会に出ようとしているのですから、困ったもんですね