ファウルの章の次に「バイオレーション」があるのですが、
この章が2009年の改正点の特徴を表しているようです
章題も「インフラクション」が追加されて、「インフラクション
&バイオレーション」に改正されています
昨年まで「バイオレーション」としてまとめられていたもののうち、
一部の「バイオレーション(妨害)」にまではならない違反行為を
「インフラクション」と決めて、この「インフラクション」が起こった
場合にはゲームは止めずに継続させるというルールになっています
このようなゲームの中断を極力避けようという考え方が、今年の
WFDFのルール改正の着眼点になっているように思います
そこで、WFDFのHPで紹介されている7つの大きな改正点を
列記しておきます
ただし、英語訳が不十分なところもありますので、JFDAの正式な
ルール改正のお知らせがあるまでは、あくまでもご参考としてください
①マーカーの「Infractions」が起こった時には、プレイを止めない。
ただし、2回目以降は、マーカーはカウントを0に戻し、続ける。
(ただしここで使われている「続ける」場合も、プレイは止めません=
チェックをする必要がないということになります)
②スローワーがディスクを投げていないうちは、トラベリングによって
プレイをとめない。ストーリングカウントを止めて、スローワーは
ディフェンスが示す正しいピボットポイントに戻る。
③「ルール第8回」のターンオーバーの説明の中の「⑧」で
説明しましたが、タイムアウトが残っていない状態で、スローワーが
タイムアウトをコールしたら、2008年まではターンオーバーに
なるというルールがありました。
しかし、今回の改正で、そんな時もターンオーバーにはならず、
その代わりマーカーがストーリングカウントに「2」を足して
続けることになっています。(この場合はプレイを止めます)
④コート外の選手にコールが適切かを尋ねることができることになりました。
⑤スローワーあるいは持っているディスクに触れた時のマーカーの
違反として、新たに「コンタクト」コールができました。
ディスクの支配に影響がなければ、ファウルというほどではないけど、
マーカーのバイオレーションには相当するってことで、触れてはいけないと
いうルールの徹底だと思います。
⑥スローワーがスロー時あるいはスロー後にコールされたコールで、
『支配に影響がない場合』そのコールは無視する(流す?)
例えば、スローワーがスローの動作の時にファールされても、ディスクが
レシーバーに向かってちゃんと飛んで行って、レシーバー自身のミスに
よってディスクを落とした場合は、ターンオーバーになるということです
つまり、ディスクの飛行に影響がないのに、味方が落としそうみたいな時に
ファウルって言うのは許されませんってことのようです。
ここでは、「flies perfectly」って、書いてあって直訳すると、
「完璧に飛ぶ」ですが、実際には判断は難しそうですね。
実体験をしてみないとわかりづらいような気がします。
⑦最後の7つめは、軸足が決まっていなくても、スローの動作の間中、
地面に足をつけていられるのならば、トラベリングにはならない。
走りながら投げるのはトラベリングではないかということについて、
地面から軸足が離れないくらいのスピードになって投げていれば、
トラベリングにはならないという明確な考え方を示したようです。
これ以外に、ピックコールの後にプレイを継続するというルールの
変更を検討していて、いきなりの変更はあまりにも急激な変化に
なるので、実験的ルール改正として公表し、トライアル期間(年内)を
設けて、決定することにしているようです
このルール変更は、UPAのルールとWFDFのルールのギャップを
埋めるためにも、また、ピックでやたらゲームが止まるのを、劇的に
減らすことができるという利点もあるということらしいです
その内容は、以下のような感じです
ピックがコールされた後もプレイは継続されます
継続される場合とは、ディフェンダーが、マークしていた相手を
つかまえることができた場合、ディフェンダーが「プレイオン」と
コールして、そのピックを破棄することになります
つかまえる前に、その相手にパスが通ったら、プレイは止まって、
ディスクは投げた人に戻され、ミスパスになれば、ターンオーバーに
なって、こちらもプレイが継続するというのが、実験ルールです
まだ、正式に改正ということではなく、トーナメントディレクター等の
協力で、結果を年内にフィードバックしてくれということのようです
こんな風に、改正の内容を見ていると、どうやら今年のルール改正の
目玉は、第10回の時に書いた「リトラクティッド」という考え方で、
大きな障害が生じていなければプレイを継続させるということのようです
ゲームを可能な限り継続させ、ゲームの流れを遮るような中断は
できるだけ避けようという意図が見えます
ただ、ちょっと難しい内容が多いので、浸透させるには時間が
かかりそう気がしますし、実際にやってみないとわかりにくいところも
多いかもしれません
ただし、以上の改正点はまだ日本では確定していません
前にも書きましたが、この回の内容は、まだ、ご参考です
でも、ワールドゲームズではこのルールが適用される可能性があります
大きく変わっていないのですが、タイムアウトが残ってない時の
タイムアウトコールは、ターンオーバーにならず、ストーリングに
「2」を足して再開ってところだけは要注意かもしれません
この章が2009年の改正点の特徴を表しているようです
章題も「インフラクション」が追加されて、「インフラクション
&バイオレーション」に改正されています
昨年まで「バイオレーション」としてまとめられていたもののうち、
一部の「バイオレーション(妨害)」にまではならない違反行為を
「インフラクション」と決めて、この「インフラクション」が起こった
場合にはゲームは止めずに継続させるというルールになっています
このようなゲームの中断を極力避けようという考え方が、今年の
WFDFのルール改正の着眼点になっているように思います
そこで、WFDFのHPで紹介されている7つの大きな改正点を
列記しておきます
ただし、英語訳が不十分なところもありますので、JFDAの正式な
ルール改正のお知らせがあるまでは、あくまでもご参考としてください
①マーカーの「Infractions」が起こった時には、プレイを止めない。
ただし、2回目以降は、マーカーはカウントを0に戻し、続ける。
(ただしここで使われている「続ける」場合も、プレイは止めません=
チェックをする必要がないということになります)
②スローワーがディスクを投げていないうちは、トラベリングによって
プレイをとめない。ストーリングカウントを止めて、スローワーは
ディフェンスが示す正しいピボットポイントに戻る。
③「ルール第8回」のターンオーバーの説明の中の「⑧」で
説明しましたが、タイムアウトが残っていない状態で、スローワーが
タイムアウトをコールしたら、2008年まではターンオーバーに
なるというルールがありました。
しかし、今回の改正で、そんな時もターンオーバーにはならず、
その代わりマーカーがストーリングカウントに「2」を足して
続けることになっています。(この場合はプレイを止めます)
④コート外の選手にコールが適切かを尋ねることができることになりました。
⑤スローワーあるいは持っているディスクに触れた時のマーカーの
違反として、新たに「コンタクト」コールができました。
ディスクの支配に影響がなければ、ファウルというほどではないけど、
マーカーのバイオレーションには相当するってことで、触れてはいけないと
いうルールの徹底だと思います。
⑥スローワーがスロー時あるいはスロー後にコールされたコールで、
『支配に影響がない場合』そのコールは無視する(流す?)
例えば、スローワーがスローの動作の時にファールされても、ディスクが
レシーバーに向かってちゃんと飛んで行って、レシーバー自身のミスに
よってディスクを落とした場合は、ターンオーバーになるということです
つまり、ディスクの飛行に影響がないのに、味方が落としそうみたいな時に
ファウルって言うのは許されませんってことのようです。
ここでは、「flies perfectly」って、書いてあって直訳すると、
「完璧に飛ぶ」ですが、実際には判断は難しそうですね。
実体験をしてみないとわかりづらいような気がします。
⑦最後の7つめは、軸足が決まっていなくても、スローの動作の間中、
地面に足をつけていられるのならば、トラベリングにはならない。
走りながら投げるのはトラベリングではないかということについて、
地面から軸足が離れないくらいのスピードになって投げていれば、
トラベリングにはならないという明確な考え方を示したようです。
これ以外に、ピックコールの後にプレイを継続するというルールの
変更を検討していて、いきなりの変更はあまりにも急激な変化に
なるので、実験的ルール改正として公表し、トライアル期間(年内)を
設けて、決定することにしているようです
このルール変更は、UPAのルールとWFDFのルールのギャップを
埋めるためにも、また、ピックでやたらゲームが止まるのを、劇的に
減らすことができるという利点もあるということらしいです
その内容は、以下のような感じです
ピックがコールされた後もプレイは継続されます
継続される場合とは、ディフェンダーが、マークしていた相手を
つかまえることができた場合、ディフェンダーが「プレイオン」と
コールして、そのピックを破棄することになります
つかまえる前に、その相手にパスが通ったら、プレイは止まって、
ディスクは投げた人に戻され、ミスパスになれば、ターンオーバーに
なって、こちらもプレイが継続するというのが、実験ルールです
まだ、正式に改正ということではなく、トーナメントディレクター等の
協力で、結果を年内にフィードバックしてくれということのようです
こんな風に、改正の内容を見ていると、どうやら今年のルール改正の
目玉は、第10回の時に書いた「リトラクティッド」という考え方で、
大きな障害が生じていなければプレイを継続させるということのようです
ゲームを可能な限り継続させ、ゲームの流れを遮るような中断は
できるだけ避けようという意図が見えます
ただ、ちょっと難しい内容が多いので、浸透させるには時間が
かかりそう気がしますし、実際にやってみないとわかりにくいところも
多いかもしれません
ただし、以上の改正点はまだ日本では確定していません
前にも書きましたが、この回の内容は、まだ、ご参考です
でも、ワールドゲームズではこのルールが適用される可能性があります
大きく変わっていないのですが、タイムアウトが残ってない時の
タイムアウトコールは、ターンオーバーにならず、ストーリングに
「2」を足して再開ってところだけは要注意かもしれません