昨日、おそいブレックファストをすませて、ぼんやり朝日の朝刊を眺めておりましたら、ガンの治療法についてラジカルな問題提起を行っている元慶応大学病院のお医者さん、近藤誠センセイの本の広告が掲載されておりました
題名は「健康診断は受けてはいけない」、そして「僕は、慶応病院勤務の40年間、一度も健康診断を受けなかった。理由は有害無益だからだ!」という勇ましきキャッチコピーが付されていました。次いでなかなか刺激的なことが箇条書きされております。師、のたまわく
・血糖値を下げれば下げるほど死亡率は高まる
・大腸ポリープは放置してもがんにならない
・降圧剤は認知症、脳梗塞のリスクを高める
・糖質制限、玄米菜食、肉食制限で死亡率は高まる
・米国では前立腺がん検診を受けいないことを推奨
・スイスでは乳がんマンモ検診の廃止を勧告
まあ、近藤センセイによるこれらのご宣託をどこまで信じるかはもちろんご自由でありますが、あるときGGIがお世話になっている近くの診療所の女医さんに「近藤センセイってどうなんですかね」と聞いてみましたら、困惑気味に「まあ、いろんな考え方がありますからねえ…」と言葉を濁しておられたことを思い出してしまいました・・・
この広告を目にしてからふと時計に目をやりましたら11時近く、さらにふと卓上に目をやりましたら「2月22日、11時半、診療所」のメモが目に入ってしまいました。おっ、これはいかん、すっかり忘れてた!今日はゼンソクの薬をもらいに診療所に行く日だった、予約した時間は11時半・・・
かようなしだいで急いで診療所にかけつけました。ああ、間に合ってよかったと一息ついて、待合室においてある朝日新聞を手にとり、朝刊のつつきをよみました。読み終わってテーブルに目をやりましたら、「骨折発生リスク計算機」なるものが置いてあるのに気づきました。
今日の写真はこの計算機なるものを撮ったものです。クリックしてご覧になり、どのような仕掛けの計算機なのか、とくと観察なさってくださいませ
写真から分りますように電卓を大きくしたような計算機です。設問に従って答や数値を記入していきますと、最後に「あなたの骨折発生リスクは○○パーセントです」と教えてくれるのです。
GGI、この計算機なるものを眺めておりまして、近藤センセイ、健康診断は受けるなとおっしゃっておられるけれど自己診断はいけないとはおっしゃっていないようであることに気づきました。そういうことなら、ひとつ自己診断を行ってみようと決意、GGIはこの計算機で試みることにいたしました。
計算機の指示にしたがい正直に回答していきましたところ、GGIの骨折発生リスクは7.7パーセントとのご宣託がくだりました。15パーセント以上ですと危険水域とのとこであります
GGIの骨折発生リスクを皆さんにお教えしたところで何の意味もありませぬので、今日はこのへんで失礼させていただきます
グッドナイト・グッドラック!