宇ち中
宇ち多゛中毒のページ




2006/12/31
待ちに待ったお楽しみの2006年大晦日。この日は、大晦日にしか開けないという蕎麦屋さん「みそか庵」にはまださんからお誘いをいただいていたのでした。ちなみにこのみそか庵、残念ながら今年が最後とのこと。最後の営業に来ることができて、ホントよかったです。前日は呑み歩かずに万全の体勢で臨んだこの日、高井戸駅集合の10時より少し早めに到着しちゃいました。すぐにはまださんにっきーさんと合流してお店に向かいます。お店の前には既に行列ができていて、我々はおそらく20番目くらい。これなら一回り目には入れますねと一安心。まっているあいだ寒いだろうからと、にっきーさんがカバンから取り出したのは…



竹鶴21年の小ボトル。素晴らしいです。用意周到です。さすがにっきーさん、大感謝です。ありがたくご相伴にあずかります。



なかなかウィスキーを飲むことはないのですが、やはり良いお酒は美味しいですね。にっきーさんのカバンからは、竹鶴だけでなく余市10年なんてのも。何から何までスミマセン。しばらくして呑んだフルさんも合流して、事前にご主人(しおりには「みそか庵店番」と書かれてました)がご挨拶のあとお配りいただいた日本酒メニューを見ながら、銘柄だけ見ても美味しそうな日本酒メニューを心躍らせながら見ます。

そんな楽しい行列タイムもあっという間。予定の正午より早めにお店が開いて、我々は3階の屋根裏部屋のような、サンルームのような日当たりの良い小部屋に通していただきました。まずは「みそか皿」(500円)を二つと、そば揚げ(50円)を二ついただき、いきなり日本酒というのも何なのでビール(中、500円)で乾杯です。



みそか庵のスタッフでソムリエとして大活躍の徹っちゃんさんがいらっしゃったので、さあいよいよ日本酒をいろいろと頼みますか、といういことでまずは燗酒(1合500円)を二種類、「鶴の友 特選」「秋鹿 山廃純吟」をいただきます。まだまだ暖機運転状態。徐々に温まってきた頃に「良いお酒、いっちゃいますか」ということに。ボクは日本酒に詳しくないのでよく分からないのですが、普通では手に入らないようなレアものの日本酒を、一般市場価格からすると破格の値段で飲めるとのこと。1合500円から一番高いもので半合2,000円というお値段です。そして、高いものから品切れになってしまうらしく、それでは高いものから注文しましょうということで最初に頼んだのがこちら。



半合2,000円の最高級品、黒龍酒造の「石田屋」です。あとでネットで調べたら通常価格は720mlで10,500円。これでも十分高価ですが入手がかなり困難のようで、ネットではプレミアがついて3万~4万とかで出たりしてます。うむむ、すごいですねえ。そして一緒に頼んだのは「黒龍しずく」(1合1,500円)です。



徹っちゃんさんが「最初からいいのを行きますね~」と言いながら注いでくれます。



歓声を上げつつ、みんなで回しのみをします。うむむ、日本酒の飲み慣れないボクですが、凄く飲みやすいお酒ですね。飲みやすいんだけど、まったりとしているというか味わい深いというか。そして次に頼んだのは「田酒 純米大吟」(1合1,500円)と「亀の翁 純米大吟」(1合1,500円)。



実はこの田酒、みんな意見が一致の一番好評で、あとでリピートしちゃいました。絶品日本酒をみんなでちびちびとやりながら、いただくおつまみもまた美味しいのです。



焼きみそ(200円)。日本酒にぴったりのアテですね。サンルーム状態の3階席、下の階の暖房の熱も集まってきますが窓をあけるとちょうど心地良い暖かさ。



お酒も回ってきてもの凄い気持ちいい状態に。おちょこには天井の照明が映り込んでいて、そんな写真を撮っちゃったりします。他にも日本酒を追加、「磯自慢 純吟青春」(1合1,000円)なんてのもいただきました。そしてお隣さんの頼んだ濁り酒に一同目を奪われて、我々もということで注文しちゃいます。



まずは「神亀 純米にごり」(1合700円)。



そして「名称募集 純米にごり」(1合1,000円)。どちらもコクがあってとっても美味しいですが、やはり「名称募集」が美味しかったですね。それにしても面白い名前です。たくさん日本酒をいただき、そろそろ蕎麦をお願いしましょうということでまずはもりそば(500円)をそれぞれいただきます。



蕎麦は「蒔いて育てて挽いて打つ」という店主こだわりの逸品。ありがたくいただきながら、残りのお酒もいただきます。本当は辛み大根ののった「高遠そば」もいただきたかったのですが、時間切れでダメでした。それでも大満足、いただいたお酒はぜんぶで12.5合でした。



美味しいお酒をたくさんいただいて、とっても気持ちイイ状態でごちそうさまをします。それにしても今年が最後というのが本当に残念。何らかの形で再開してもらいたいという期待と、これまでお疲れさまでしたという気持ちで高井戸駅まで戻ったのでした。
(つづく)

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