宇ち中
宇ち多゛中毒のページ




2007/03/10
2週間前から始めた週末ウォーキング。先々週が荻窪まで、先週は大井町まで。そしてこの日もどこへ歩こうかと考えますが、ふと思い出したのが数日前に丁稚さんが記事で書かれていた平井の松ちゃん。230円の炭酸外出しハイボールに心惹かれていたのでした。ゴールを平井に設定すると、立石からは約6km。そして押上から立石までも約6km。それではまずは押上までまいりますかということで、半蔵門線の東の終点に降り立ったのは12:40頃でした。京成電車の北側、曳舟川通りをてくてくと歩き始めます。この通りはいわゆるチューハイ街道と呼ばれ、界隈に名酒場が多いエリア。昨年は丸好から歩き始めて岩金、そしてスミダと行脚したのは夜中だったので、通りの景色は見られませんでしたが、この日は天気のいい昼過ぎ。車通りが多いですが、楽しく歩けます。そしてしばらく行ったところに岩金酒場を発見。



前回、夜訪れた時には全く気づきませんでしたが、東側の側面からびっしりと蔦が伸びて、建物の上部を覆ってます。これもなかなか雰囲気がありますね。写真をぱちりと撮って、さらに東へてくてく。荒川にかかる大きな橋を渡ります。



下流側に並行して架かる京成電車の橋。いつもは電車で渡っている隅田川を歩いて渡ります。川を渡ると四つ木ですね。水戸街道から斜めにまいろーど四つ木商店街へ入り、四つ木ゑびすのお店の裏へ出てきました。



来た道を振り返るとこんな感じ。セブンイレブンを背にして右側が歩いてきた道でゑびすの裏側。そして左側が四ツ木駅へ向かうメイン通りです。ゑびすの建物は台形の土地に建っているんですねえ。そしてさらにてくてく。平和橋通りを越えると立石エリアに入ってきたという感じがします。



本田公園の裏につながる小径の脇を通過し、立石駅到着はちょうど13:30頃。給水ポイントの宇ち多゛へ向かうべく、立石仲見世商店街の入り口を入ると大変なことになってます。



大行列にビックリ。最後尾が隣のうどん屋さんを越えちゃってます。いやはや、これ以上はならべませんねえと栄寿司側の入り口にまわってみるとこちらにはお一人だけ。それでは申し訳ないですが裏側にならばせていただきますかということで、ミツワの脇にある公衆トイレで顔を洗ったりしてからお店へ戻るとさらに2人お客さんがいらっしゃって4番目になりました。ガラス越しに見る宇ち多゛の店内はまさに大盛況。スタッフのみなさんが大わらわで働いていらっしゃる中、お客さん達が美味しそうにおかずを食べ、お酒を飲んでます。土曜日のこの時間、平日とは明らかにお客さんが違ってこれもまた興味深いですね。

ちなみに表と裏、両方ならべますが列の長さによってお店へ入れる順番を調整して、どちらにならんでも待ち時間は同じくらいになるようになってます。このあたりにも宇ち多゛のオペレーションの素晴らしさを感じてしまいます。待っている間もお店の中の様子をみつつ、残ったおかずを確認して何をいただこうかなあなどと考えながら楽しく過ごせますね。そして待つこと40分ほど。そうさん管轄の奥の席に座らせていただきました。まずは小瓶をいただきます。



そしておかずはガツとアブラ一本ずつお酢をチョイス。相席させていただいた3人さんは、会話を聞いているとどうやらお一人、女性の方がアブラたれを食べられないようで、ボクのもらった生のアブラを見てびっくりされてます。アブラ生のほうがさっぱりあっさりとしているんですよなんて話をしながら串から外して七味をふりかけていただきます。歩いてきた分、アブラが美味しい。小瓶一本もあっという間に飲み干してしまい、梅に移行します。



そうさんのデフォルト甘めの梅割り。歩いて少し疲れている体に、甘めの梅はちょうどぴったりです。梅割りの香りが体に染み渡る感じですね。ゆっくりちびちびといただくことにします。そして、梅割りをいただいてタレ焼きを食べたくなってきました。レバタレを若焼きでいただきます。



さっと炙っただけの感じ、ほとんどレバ生な状態の若焼きです。とろん、ぷるんとこれまた旨い。タレの味も絶品です。こりゃ仕上げはシロたれよく焼きですねとばかりに注文します。



いい感じのよく焼きで、焦げの部分も旨いです。先程の3人さんも入れ替わって別のお客さんに。シロたれもあっというまにぺろりと平らげ、さっくりとごちそうさまをします。小瓶の後梅一つで大満足。そうさんに「あれ、もう帰っちゃうの?」なんて突っ込まれながらお会計をしてお店を出ます。表に回ってみると、行列はすこし収まっているようでした。



その後、宇ち入り倶楽部掲示板によるとこの日は開店前ももの凄い行列だった様子。去年の1月に新聞に載った時ももの凄い行列が出来ましたが、今回は何かどこかに掲載されたという情報はなく。。。

そして奥戸街道へ戻りウォーキング再開です。かわばたコミュニティ通りを歩き平和橋通りを渡って南下。善ちゃんのお店跡にやってきてみました。



遠くから見えた、白くて立派なせり出し屋根は取り外されて、なんとも寂しい様子。善ちゃんが閉まったことを実感してしまいました。気を取り直して南へ進みます。中川縁に出て、川沿いにさらに歩きます。



上平井橋から見た首都高。近くから見ると圧倒的に大きいですね。このあたりから中川と荒川が並行して流れ、堤防を川沿いに下り蔵前橋通りに出たところで中川、そして荒川を渡ります。通りから一つ総武線寄りに中の通りに入ったところに珍しい看板を発見。



何でも揃う皆様のお店、といううたい文句も魅力的ですが、電話番号の市内局番が二桁です。Wikipediaで調べると、東京の市内局番が全て3桁化されたのが1960年。ということは47年以上も前のものということですね。そして平井駅を渡り、松ちゃんのある南側の飲屋街に到着したのは15:45頃でした。



この先の松ちゃんに行って見るも、やはりお店は開いてません。ちょっと早すぎたようです。そして、一つしか呑んでいないにしろ梅割り後のウォーキングは疲れました。界隈を散策して松ちゃんの開店17時まで待つ気力は既に残って無くて、この日の呑みは終了。大混雑の宇ち入りを間に挟んで合計約2時間の土曜ウォーキングでした。

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