ずいぶん前ですが、40年前に母が撮った8ミリフィルムを姉がDVD化することができたので、
観賞会をしました。
みなさんのお宅には、40年前の家族を映した8ミリフィルムなんてありますか?
今では当たり前なのですが・・。
ずーっと前から屋根裏にそれらしきテープが無造作にビニール袋に入って棚に収められているな、
と気づいていましたが、それがどのくらい前のもので、何が映っているのか、さっぱり分からず、長年そのままにしてありました。
母も口があまりきけなくなった今更のように、あれは姉を映したテープだなんていうから、
驚きでした。
しばらくしてから、最近の技術はすごいですね。それをDVD化することができたので、
家族とヘルパーさんとで、パソコンで観賞会。
全部で1時間ぐらいしかなかったけれども、姉が生まれて数カ月ぐらいたってから撮ったものや、母が嫁いできてからこの家で見る雪景色、
初節句、近所の公園や動物園でのひととき、母の実家で撮った背後に若かった亡き祖父母の姿、それに父と母。
二人とも20代、30代前半と今の私よりもはるかに若い。
白黒というより、セピア色の無声ビデオ。
でも私が小さかったころは、まだ1階の木造の平屋で、当時は確かこんなテレビやテーブル
が置いてあって、なつかしい家具やおもちゃが沢山映っていました。
姉は天真爛漫に無邪気に遊びまわり、父は相変わらず淡々としている。
母は子育てを楽しんでいる風に見えました。
私の映っているフィルムはあるような、ないような・・
不明。
2人目となると、こんなものなのかな。。
でも確かに私は、この家で、この両親の元で育てられてきたんだと、
客観的に見れたひとときでした。