ちょきちょきハウスのブログ

3月24日タイトルをちょきちょき農園から
ちょきちょきハウスのブログに変更しました。

ねぷたと耳そうじ

2008年08月02日 | 穴刀(あなとう)


他県のお客様が来店しまして、観光目的はねぷたと耳そうじだったそうです。
そういう風に言われるとお調子者の私はすぐに火がつきますw
ということでまずは写真から




満足いただけましたでしょうか?
ブログに載せてもいいということでしたので載せちゃいました。
また機会がありましたらお待ちしております。ありがとうございました

今回使用した穴刀(耳用剃刀)は↓こちらです



穴刀新品購入

2007年04月19日 | 穴刀(あなとう)


小さな鉄の棒に5000円は一般人には高いと思うだろうな
私もめちゃくちゃ高いと思う それでも買ってしまう心の弱さ
今持ってる穴刀の本数で十分すぎるのに、ついついまた買ってしまった。
現行モデルは刃があまいので、お客さんには使っていないのですが
同業者の方から、このタイプの穴刀の研ぎを頼まれることがある。
研いでも長持ちしないのは最初から承知しているが、それでも
長切れしてほしいという気持ちで研ぐのです。
この穴刀以外流通していない以上、この穴刀に最良の刃を付けれないとね
しかも私の穴刀は加工していて研ぎやすくなっているので簡単に良い刃が付く
ほとんどは梳きがされてない穴刀なので、この穴刀を使ってもっと練習しなければ

穴刀

2007年04月12日 | 穴刀(あなとう)


最近、穴刀を研ぐ時は シャプトン 刃の黒幕クリーム12000番で刃を付けて
本山砥石の天然砥石で仕上げている。
刃の黒幕ムラサキ30000番で仕上げるのもいいのですが、
自分なりに変化をつけて自分に合った研ぎ方を見つけてるつもり
そういえば、ダイヤモンドペーストは穴刀の仕上げに使ってないし
研ぎが上手くなったのと切れなくなったらまた研げばいいので革砥も使ってない
↑画像はさっき研いだばかり
刃部が反射して鏡になっています。
人口砥石でも天然砥石で研いでも、肉眼で見ただけでは違いが分からず
剃った感触で判断するしかないので、600倍位の顕微鏡が欲しいところですね

ある理容店にこの穴刀をレンタルしてます。
売って欲しいという話がありましたが、流石に私の宝物ですから
まだ手放すつもりはありません、でも私の穴刀の剃り味を体験させたいので
しばらくレンタルしますので使っててください。
切れなくなったら教えた通りに研いでくださいね
簡単に研げるのが実感しますよ

穴刀加工

2007年03月28日 | 穴刀(あなとう)


現行モデルの穴刀をちょっと進化させました。



刃先を1㍉未満まで削り、もっと砥ぎやすくしてみました。
前回は加工してから研磨したので、刃先が加工時より太くなってしまった
今回はその修正って感じかな

最近写真は携帯電話使用しています。
近くでちっちゃい物を撮影する時は持っているデジカメより
携帯電話のほうが性能が良い、
オートフォーカスまで付いてるからね  すごい時代だ~

オリジナル穴刀(耳毛剃り用剃刀)

2007年03月23日 | 穴刀(あなとう)


刃肩は先から根元までしっかり砥石に当たります。
切れ刃は刃先2㎝くらいまでで根元は砥石が当たらないように加工してみました。



斜めから見た画像です。
刃先から3cmくらいが一番太くなっているのがわかると思います。
根元の方まで微妙なカーブを形成しました。
刃背が刃先からだんだん太くなっていますので
細くした部分をカバーできるのです。
表も裏と同様に刃先しか砥石が当たらない構造です。



光が反射してるのは刃先2㎝までで、残りは反射していません
切れ刃が反射している部分までなのがわかると思います。
素材は不銹鋼(ふしゅうこう)
永切れはしませんが、簡単に刃付けができる良い穴刀になりました。

耳毛剃り&耳掃除

2007年03月21日 | 穴刀(あなとう)


常連の特森さん
ネコ耳タイプ 剃る前の画像です。



剃った後の↑の方の画像 ん~~きれいです。



正面の画像です。
ぬれてる耳毛を剃るためには、剃刀の切れ味が不可欠
やっぱ、切れる穴刀は違うね~  ん~~自己満足

穴刀 天洋 (未使用品)

2007年03月14日 | 穴刀(あなとう)


最近オークションで購入した穴刀(刻印は天洋)
古いので表面にサビがありましたが、
少し磨くと取れたので一安心 しかも未使用品 めずらしい まだあったか
剃刀の最大の敵は 『錆』
錆びついた剃刀は砥いでも切れないので使い物になりません
錆の度合いを画像で判断するのは難しいです。



刻印の天洋は鋏メーカーが入れさせたもので製作者は不明
天洋の刻印もきれいに黒錆を取り銀色にしてみました。



表はまだ一度も砥石を当てていない状態
未使用だから当然なんだけど、見るのが久しぶりなもので^^
刃背が黒錆で覆われている、こんなのもあるんだなぁ~
刃を付けて試してみたいけど、しばらくはこのまま封印します。

穴刀コレクション

2007年03月10日 | 穴刀(あなとう)


藤助11本 へんこつ1本 21歳までに集めた穴刀です。
その頃は、藤助しか売ってなかったので
他の種類は集める事ができなかった。
個人で12本以上持ってる人はあまりいない
その頃から耳剃りにはまってましたから、お金に余裕があるときは
穴刀を購入してました。
加工してない穴刀は3本
今では売ってないですからね、なかなか加工できませんよ
残りの9本は加工済み
砥ぎの練習とかで薄くなりすぎた穴刀なんかも混ざっています。
藤助の凄いところは、一回砥げば100人は剃れるくらいの刃の硬さ
現行モデルとはえらい違いだ
現行モデルだと10人すぎると切れ味が落ちたのがわかる。
自分で砥いでるから剃れる人数少なくてもいいけど
業者に頼んでいる人は大変だと思います。
以前、業者に依頼されて穴刀の砥ぎ屋をした事がありました。
でも、砥ぎに出す方は鋼を削らずに切れるようにしてほしいが多い
刃肩と切れ刃が直線が理想の私には、理想のように砥げない
丸くなってしまった刃先を理想形で砥ぐと薄くなってしまう。
だから包丁のように角度を付けて砥がなくてはいけない
理想形ではないので長切れはしない
だから穴刀の砥ぎ屋はやめてしまった。
刃肩があるから剃刀なのだ
刃肩がなければナイフになってしまう
今でも何人かの穴刀を砥いでますけど、
私の理想の刃を理解してくれてる方限定ですね。

梳きをする事で誰でも砥げるような気もする
剃刀は刃肩があるから包丁より簡単だと思う。
包丁の角度を固定して砥ぐのは相当難しいでしょ
私は砥石で包丁をうまく砥げません


最小形穴刀(最小形日本剃刀)

2007年03月04日 | 穴刀(あなとう)


使いやすさを考えて細い穴刀に加工してみました。
中間の刃肩部が広くなっているのは、穴刀の初期不良が原因で
切れ刃が最初から不安定で、あわせたらここまで削るはめになってしまいました。
その証拠に刃先は一定ですよね
刻印は『みね』8年前に発売されていた物で精密さがかけています。
デザイン的にはまあまあ、それに最初から細めに出来てるので
小さめの耳穴には使いやすいと思います。




刃先の太さは3㍉以下、刃は刃先から3分の1まで付けています。
コンケーブを根元まで大胆に入れてみました。



刃先の切れ刃の太さは0.5㍉ 刃背も0.5㍉
少しゆがんで見えますが、細いから難しいのですよ
お客さんに試したところ、使用感はなかなかいい感じです。
耳毛が濃い人だったのですが感触もいいそうです。
細い分オールマイティーで使えそうですね

どれだけ凄いのか?こんな物を見せられても分からないと思いますので
実際耳の画像を見て感じてください。
昨日来店したお客さん2人に協力していただきました。
使用した穴刀は今回加工したものです。
モデル『まるちゃん』本人に了承いただいてから掲載しています。



耳カスが毛の上に乗っかっている方は粉耳です。



最小形穴刀を使用して剃りました。



別角度で撮影 


モデル『まみちゃん』本人に了承いただいてから掲載しています。



毛が生えていて奥が見えにくい。



剃った後の画像で耳かきはまだしていない状態です。
9割以上の耳カスは穴刀で取れてしまいます。
奥までクッキリ見えています。

どうでしたか?耳の中のうぶ毛剃りを体験したくなりませんでしたか?

まるさん まみさん ご協力ありがとうございました。

木砥&ゴム砥で最終仕上げ

2007年02月21日 | 穴刀(あなとう)
100円ショップからゴムの木の板(下)と圧縮板(上)を購入
こんな物でも研ぐことができるんですね~
まず、1200番の紙やすりを平らなところに置き、木を削ります。
微妙なゆがみが無くなり つるつるするまでやってください
これで木砥が完成



アルミナを付け 力を入れずにかるくかるく研いでみます。
アルミナ(金属)と剃刀(金属)がこすれると黒くなり
砥げてることがわかります。
研磨剤があれば砥石の代わりにいろいろ使えます。




同じようにゴム板を使います。



ダイヤモンドペースト6万番はグリースのような硬い油に混ざっていますので
油で薄めてから使いますがなかなか混ざりません
重油と灯油を混ぜるようなものなので乳化剤を使います。
本来、乳化剤は水と油を混ぜるために使いますが
油と油でも混ざりやすくなるのです。
専用の乳化剤が無い方は食器用洗剤のジョイを一滴付けて混ぜてください。
混ぜたものを金版に付け砥ぎます。
(細かい天然砥石で名倉の代わりでもOKですが人工砥石はNGです)

ペーストをゴム板に付けて最終仕上げ 力を入れずにかるくかるく研ぎます。
力を入れるとゴムの弾力で刃が丸くなりすぎてしまいますのでかる~く
6万番は根気が勝負 かなり時間がかかります。
はじめは14000番位からにしたほうが無難かも
ゴム版の代わりに木砥&皮砥でもOK少し弾力がありフラットな物で応用可能です
摩擦が少ないゴム版を今回は選びました。
いろいろ試して遊んでるわけですね~

耳剃り

2007年02月18日 | 穴刀(あなとう)
今日最後のお客さんの耳剃りしたところです。
うぶ毛も集まれば黒く見えます 結構取れるものですよ



少し拡大するとわかるかな?
耳カスと一緒に毛も剃れています
切れ味最高の穴刀でゆっくり剃るので触感がたまりません
この気持ちよさは経験してみないとわかりませんね~

穴刀現行モデル(刻印) よし 一気に仕上げ

2007年02月12日 | 穴刀(あなとう)
梳き(コーンケーブ)の仕上げにはミニルーターを使用します。



刃肩はあまり削らずに切れ刃を1㍉以下まで慎重に削ります。
仕上げには歯医者さんで使うヤスリを使ってます。(写真のヤスリ)




コーンケーブができました。
耳に当たった時痛くないように、砥ぐ前に先の角を丸くします。



角を削った状態です。



刃を付けました
刃の方向は下です 刃幅1㍉くらいです。
どうしても砥ぐと刃幅が広くなります それと、
一定の刃幅を形成できるようにしなくてはいけません。
コンケーブのラインはあまり気にする必要はありませんが
刃幅1㍉ まっすぐな切れ刃 には十分気をつけて作業する事が重要です。
梳きをしっかり行う事で砥ぎ時間がかなり短縮され
しっかりとした刃を確実に付けることが可能なので
穴刀の減りを最小限に抑える事ができます。







切れ刃と刃背は鏡のように反射します。
切れ味も最高な証拠です。



これで完成です。
今回現行モデルの穴刀を加工しましたが
思っていたよりも鋼がやわらかく、刃元と刃先の太さも同じだったため、
梳きは三分の二、それと深い梳きを作る事ができませんでしたね
現行モデルではこんな感じかな

穴刀現行モデル(刻印) よし 加工開始

2007年02月11日 | 穴刀(あなとう)
まずは、このくらい細いヤスリを使用します。
切れ刃と刃背は削らないのでヤスリが当たらないように注意する。




指先でヤスリと刃背を固定しながら上下に運行させ研磨する
固定する事で切れ刃を削る心配がなくなります。
慣れが必要なので慣れてない方は、
切れ刃をセメダインやアロンアルファなどでガードしてから作業してください。




表を少し削った画像です。わかりにくいかな?



これなら見やすいかな?
今日の作業はこれで終了
ゆっくり楽しみながらやりたい時に加工する  俺流


穴刀販売店

2007年02月10日 | 穴刀(あなとう)
京都刃物老舗で耳毛剃りを売っていたが品切れ中
自分が所有している穴刀と異なるものなのか気になる オリジナルなのかな?
白紙1号 鋼にもこだわってるようだ
耳かきも良さそう さすが京都は違いますね 伝統を感じます。
耳かきもほしいところですが、耳毛剃りを販売再開するまではグッと我慢か

ネットで穴刀を販売してるサイトはここだけしか見つける事が出来なかった
しかも品切れ中  やっぱり需要が無いんだろうな

穴刀現行モデル(刻印) よし

2007年02月08日 | 穴刀(あなとう)
本日 エビナ理器から穴刀5040で購入
作りは少々雑ですが 鋏メーカーが作った素材がステンレスということで
加工すると良いものが出来そうだ。
刃角は22度くらい 少し鋭刃気味だが鋭刃も悪くない
刃こぼれしやすく長切れがしないのは欠点ではあるが
薄いほうが刃がうぶ毛をとらえた時の『パリ~ン』という音が高くなり
剃られた実感が増すのである。これがまた個人的に好きなんだな~
切れ刃も刃背も同じ硬さなので研いでも角度が安定するし
従来の穴刀の刃背より硬い 
切れ刃がやわらかいのは欠点だが、良い刃をつけることでカバーする
髭のように太い耳毛はステンレスの方がいいのかもしれない
仕上げて使ってみるまではわからないが・・・
ゆっくり楽しみながら加工するので時間がかかると思います。
完成したらアップしますね^^

ヤクオフ 前は有料じゃなかった?
入札無料だったので昨日から始めちゃいました。
そしたら穴刀を見つけて(理容師の中古品☆穴剃刀3本☆)
錆びついてる3本の穴刀、一本だけ使えそうだ(たぶん作ったのは形から藤助)
2000円だったので3500円までなら良いかなと思い100円ずつ入札
3700円まで粘ったがあきらめることにして 
いくらで落札されるのか気になったので最後まで見学する事にした。
落札15分前100円単位だったのが250円単位に変更され5250円まで上昇
終了時間になり、これで決定かと思って更新したら
終了直前に5500円の入札者かいた
それまで一回も入札してなかった人が落札していた
32回の落札バトル終了 
オークションの駆け引きは難しそうだが
延長なしの時はラスト一秒で入札もありかもしれない
良い経験になった気がする

ちなみに20年前は穴刀(藤助)新品一本500円くらいでしたが
発売中止になる直前は1800円
今未使用の穴刀(藤助)は10000円するらしい
現行モデルが5040円だから妥当かもしれないが
昔にもっと買っておけばよかったな