Touranとスローライフ

クルマにはほとんど詳しくない、ゴルフ・トゥーランがある生活の記録です。

木片チップ

2007-12-31 | 土いじり
 年の瀬もおしせまってからすごい寒波がやってきました。
 ウチの家は東西にのびた台地のちょうどてっぺんにあるので、北風がもろに当たります。きょうは0度くらいの身を切るような風でしたね。
 そんな寒風吹きつける大みそかに庭仕事をしていました。
 どうも果樹を密に植えすぎているという指摘があったので、ユズとキウイを庭の隅に植え替えて、さらにサクランボの木を抜きました。そして空いたスペースにミカンの木を移動させました。
 これでかなりスカスカになりましたが、木の根は枝と同じくらい広がっているといいますからいいくらいでしょう。なんせ最初はシンボルツリーのヤマボウシ1本だけでいく気だったんですから。
 さて、そのあとに薪ストーブ用の薪からはぎ取った皮をまきました。
 「木片チップ」とか言って、雑草よけとかのために木のくずをまいているのを思い出したからです。
 アベマキはコルクが採れる木ですから皮がごついですが、コナラやクヌギでもよく乾かせば結構ぶあつい皮がはがれるようになります。
 皮と幹の間に虫が入ったりして、持ち運んでいるとパラパラ木の粉が落ちるので、皮をはがしてしまうことは一石二鳥です。
 落ち葉よりも長持ちするグラウンドカバーになってくれるでしょう。

もちつき

2007-12-30 | 子ども
 12月30日は恒例の餅つきです。
 田舎に帰って、三家族で8臼くらいの餅をつきます。
 けさは冬型の気圧配置が強まって、みぞれ混じりの雨がぱらつくというあいにくの天気でした。
 それでもブルーシートを雨よけに張って、予定どおり昼前に終わりました。
 子どもも大きくなってきて、自分も餅をつきたいとチャレンジしてみますが、杵(きね)がふらふらしてとても無理です。中学生くらいにならないと駄目でしょう。
 ワタシは高校生の時には臼を突き抜けるくらいの勢いでついていた記憶がありますが。
 さて、今年は2臼ついて、手水を4臼くらいやりました。
 餅つきというのはいろいろな役割があって、いちばん簡単なのは餅を丸める仕事です。これは小学生くらいになれば何とかできます。
 みんながやりたがるのはかまどで火を焚く仕事です。かまどの前は取り合いになります。
 いちばん難しいのは餅をちぎる仕事で、これは年季の入ったワタシのおふくろしかまともにできる人間がいません。
 とにかく、今夜は腰と腕がじんわりとだるくなっていて、早く寝られそうです。

山仕事2日目

2007-12-25 | 薪ストーブ
 きのうのクリスマスイブは1日中、山に入っていました。薪作りです。
 前回倒していた木をチェーンソーで玉切りにして、山から出しました。大きな玉はヨキ(斧)で半割りにしてネコ車で下ろします。
 午前中は玉切り、午後はその搬出でクタクタになりました。例によって急勾配の坂道ではネコ車を何度もぶちまけて、まさに苦闘しました。

 山仕事というのはしんどいだけでなくて、常に危険と隣り合わせなんですね。疲れていても、気を抜くと危ないことがあります。
 時々、新聞に倒した木の下敷きになって死んだ事故の記事が出ています。毎年全国的には10人くらいの人が木の伐採で事故死しているようです。
 新聞に載らないような、死に至らない事故は数え切れないくらいあるはずです。
 自分で伐った木の下敷きになるなんてマンガのようですが、あるんですねこれが。
 ふつうの立木を倒したときにその下敷きになるなんてことはまずあり得ません。でも、木が掛かったときが問題なんですね。倒れずにほかの木に寄り掛かるという。
 そのときホントはやってはいけないことなんですが、一人での対処法は根元から刻んでいくという方法になります。
 ちょうどダルマ落としのような感じです。1メートルほど切ればそれだけ木が落ちてきます。
 と同時に木はだんだん直立に近くなってくるんですね。で、直立に近くなると切っても落ちなくなってしまいます。
 で、横からおかしな力を加えたときに木が落ちてくる、あるいは思いがけず急に倒れてくるということが起こります。
 夢中でやっていると、危険に鈍感になってしまうようです。あとから考えると冷や汗が出るようなことがたびたびあるものです。

 NOKIA 705NK 

クロス ゴルフ プラス

2007-12-23 | Volkswagen
 「クロス・ゴルフ」なるものが出たということで見てみると、一見精悍なマスクではないですか。
 しかし、よく見るとこれはゴルフ・プラスに化粧をほどこしたものなんですね。
 ゴルフをプラスしたものをさらにクロス化させた、と。で、名前は「クロス・ゴルフ」。「クロス・プラス」だとゴロが悪いですからね。
 でも、トゥーランをクロス化したら「クロス・トゥーラン」ですから、ややこしい話です。
 いずれにせよ、これでゴルフⅤ自体はクロス化しないことはわかりました。
  
 最近忘れられたような存在だったゴルフ・プラスに、久々に脚光が当たりました。
 限定500台とはいえ、VWもよく出したものだと思います。
 でも、プラスっていうのは、ホントにモノの価値がわかった質実な暮らしをしている人が買うようなクルマですから、ちょっと格好良くして、力強く走るようにしたことに20万の価値があると認められるでしょうか。
 購買層がそういう欲求をする人たちとは違うと思うんですけれども。
 まあ、「ほんとはゴルフⅤよりプラスのほうが使い勝手がいいのはわかってるんだけど、どうもあのスタイルがなあ・・・」と二の足を踏んでいた人には朗報かもしれませんね。
 なんと言っても、TSI+DSGですし。

ECONとはエコノミーのこと

2007-12-22 | Golf Touran
 ちょっと本屋に寄ったので、久しぶりにクルマ雑誌をパラパラと立ち読みしてみました。トゥーランを買って落ち着いてしまった最近は、クルマに関する興味はぱったりと薄れてしまって、雑誌を手にすることもほとんどありませんでした。
 CGという雑誌はVW特集をよくやるんですが、2008モデルのことが出ていました。トゥーランについては、窓ガラスの色とかルームミラーの取り付け方とかのごく小さな変更ですね。
 そんな中でおもしろかったのが、エアコンスイッチの表示を「ECON」から「AC」に変えたというものでした。そしてエアコン作動時にランプを作動させることにした、と。いままでは休止時に点灯していました。
 やっと日本仕様にしたんですね、というか逆に「そんなこと気にしてたんですか?」という感じでおどろかされました。
 「欧州仕様のこれでいいんだ!」と自信満々ではなかったんですね。だったら最初から日本仕様にしていればいいものを。
 長い間日本で商売しているのに、なんか妙な変更だなと思った次第です。このあたり、どうも微妙な感覚で説明がしにくいんですが。
 わけのわからないECONスイッチも、ワタシは「外車の味」としてそれなりに楽しんでいますけれども。

新世界名物

2007-12-21 | お出かけ
 仕事でこんどは大阪に出張してきました。
 一仕事終えたところで昼になって、どこへ行こうかと言うことで天王寺に出ました。
 いわゆる「新世界」というところですかね。
 通天閣が見えて、「ずぼらや」のふぐがあって、いたるところにビリケン人形が置かれているという、コテコテでディープな街です。
 まあ、一昔前に比べるとずいぶんきれいになってしまいましたが。
 ワタシは、以前には青春18キップでよく大阪に出かけていたもので、そのときの定番コースが環状線の新今宮で降りて、新世界を通って日本橋の電気屋街から難波に出て、さらに心斎橋まで歩くというものでした。
 通天閣の下はよく歩き抜けていましたが、この日は初めて上がりました。
 どんなタワーでも言えることですが、上ってみると結構見晴らしがいいもので、大阪城から生駒の山まで、爽快な眺めを楽しむことができました。
 串カツ屋で昼飯を食べて、大阪見物気分を味わいました。

 NOKIA 705NK

干し柿

2007-12-19 | いえ
 このまえ四国に行ったときに、子どもが柿の木に登って実をとってきたんですが、それは渋柿でした。甘い柿なら、そんなことをすればしかられるでしょう。
 そのままでは食べられないので、干し柿にしました。
 干し柿など作ったことがないうえに、子どもは柿のへたを短くちぎっているので、干し柿づくりは大変でした。
 ツマヨウジで刺してビニールテープでつるすという不格好な形ですが、なんとかできました。長い竹串でもあればよかったんでしょうが。
 日に当たるところに干していると、いい感じにしおれてきました。
 これは、正月のお鏡に添えればいいでしょう。庭に初めてなったミカンも一緒に。

 NOKIA 705NK

トゥーラン、大ピンチ!?

2007-12-15 | 子ども
 ウチはすでに子どもが3人いるんですが、来年には4人目が生まれることになりました。
 少子化問題が叫ばれているように生まない人は生まないようですが、生む人は生むようで3人というのはそう珍しくはありません。
 しかし、さすがに4人というのはワタシも知り合いに3人知っているくらいです。小4の長男に聞いてみると、2人知っているということで少し安心しましたが。
 さて、子どもというのは下にいくほどかわいさが増すもので、もう3人目はわがまま放題にさせていたんですね。もうおまえは大きくならなくてもいいんだよというくらいに。
 そこに新しいのが生まれるということで、また一から味わいなおせるのかと思うと、ホントうれしいですね。
 経済的には何とでもなるでしょう、たぶん。

 しかし、子供が3人いる家族にはVWトゥーランはうってつけクルマだと書いていましたが、4人となるとどうでしょう。
 もちろん7人乗りですから、法規上はまだ余裕があるんですが、実用上3列目をいつも使っているというのは苦しいようにも思えます。3列目は座面は薄いですし、突き上げもきついようですから。
 でも、子どもというのは与えられた環境をそのまま受け容れるもののようです。親が先回りして心配することはありません。チャイルドシートに慣れたように、3列目にも慣れるはずです。
 残る問題は、荷物ですね。3列使うと荷室はベビーカーがやっと載るくらいで、キャンプ道具なんてとても積み込めません。
 うーん、これは屋根に載せるしかないか。
 それもいいんじゃないですか。1600CCのクルマに6人乗って、屋根に荷物を満載して・・・、フランスやイタリアのバカンスみたいでいいじゃないですか。
 でも、どうやって載せればいいんでしょう。考えてもみなかったことなので、手探りですすめることになりそうです。
 まあ、とにかくトゥーランでやりくりしますよ。マルチバンが出たら、ちょっと動揺するかもしれませんが。

ぐるっと瀬戸内

2007-12-14 | お出かけ
 出張で徳島へ行って来ました。クルマで日帰りです。
 岡山から播磨灘を時計回りに、明石海峡大橋、鳴門大橋、瀬戸大橋と渡りました。平日のためかどの高速道路も空いていて、快適なドライブでした。
 しかし、明石海峡大橋というのはすごいですね。渡ったのは2回目ですが、あのスケールには圧倒されます。
 数十階建てのビルの高さで海の上を走るというのは、ワタシの想像力を超えています。夜に淡路島から明石に向かって走ると、宙を滑空しているような感覚になるんじゃないでしょうか。たぶん日本人が造った最大級の建造物でしょう。
 さて、帰りに瀬戸大橋の中間にある与島パーキングエリアに寄ってみると、ここは昔日の面影もなく閑散としていました。レストランもトイレも半分は閉鎖されています。寒風が身にしみました。
 写真はそこの展望台から備讃瀬戸(びさんせと。備前と讃岐のあいだの瀬戸内海の通称。)を撮ったものです。
 カメラはソフトバンクモバイルのNOKIA705NKですが、強烈な逆光なのに、ゴーストなどが全くでていないのはすごいことです。強風で手ぶれしてますけど。

漆のドンブリ

2007-12-11 | モノ
 仁城義勝という漆の作家がいて、これが岡山県の人なんです。
 漆というとなぜだか寒い地方の特産物と思っていましたが、どこということもないんですね。漆自体はほとんど中国産らしいですから。
 で、この人は1年を1サイクルとして、作品を作って全国をまわって展覧会をしているようです。その終わりに岡山であった展覧会に行って、器を買ってきました。
 この人の作品は、ほとんどが漆本来の色のものです。輪島のような真っ黒とか朱とかではありません。しかも、木地を挽いて漆を塗るだけという、とてもシンプルな製法です。
 3回塗られたという漆は、ムラがあって、垂れたようなあともありますが、それを通してみる栃の木地が味わいを出しています。
 話を聞いてみると、とにかく日常使いの器には作為があってはならない、凝った加飾などとんでもないということらしいです。
 用途に自然に応じたかたちというものが、じつは一番美しいのだという「用の美」の考え方ですね。
 深く共感しました。
 長く使えるならと思って、2個求めました。4寸のちょっと大きめのお椀と、6寸のうどんを食べるのにいいくらいのドンブリです。
 漆のドンブリというのは珍しいと思いますが、木の器は熱くならなくていいんですよね。ちゃんと持って行儀よく食べることができます。
 この二つの中間の5寸のものが売り切れだったので、注文をしておきました。三つ重ねておくと、とてもいい感じになるんじゃないかと。