サンプドリア - ミラン

ミランは攻撃的MFの両サイドをタッチライン際に張り付けるので、トップ下の選手がバイタルエリアでボールを受けてもゴール前にFW一人しかおらず何も起こせない。足が動いていないし、選手の距離感が悪いこともいつも通りだ。そんななか右サイドは本田とDFで崩すことに挑戦していて、チャンスになりかけていた。

後半の本田は何とか空いたスペースでボールを受けようと動くが、なかなかMFからパスが出てこない。得点を決めないと評価が上がらないが、サイドに張り付いている状況ではシュートが打てるわけがない。チームが本田に期待するプレイが何なのか伝わってこないのがもどかしい。

クリスタルパレス - マンチェスターU

UtdはCLが控えているのでメンバーを落としてくるかと思ったが、しっかりレギュラーを投入した。このタイミングで出場機会のない香川は戦力外と判断されたか、もしくはCL専念か。

試合内容は退屈で、クリスタルパレスが疲れた後にUtdが自由な攻撃をした程度。

ミラン - ボローニャ

ミランはオフザボールの動きがなさすぎる。足下でボールをもらうばかりで、攻撃に躍動感が全くない。なぜここまで足が動かないのか。

本田は指示された右サイドに張り付いているが、個人の突破もなく、味方もパスを受ける動きがないなか、何も仕事ができない。

ミランは無理矢理クロスを上げてははじき返されるという、Utdと非常によく似た内容のサッカーしかできていない。

アーセナル - マンチェスターU

[書き忘れ]
せっかくの大試合だが内容は全く面白くないものだった。攻撃の意識が低く、スコアレスドローで十分だという雰囲気がありありとしている。

冬の移籍でUtdにきたマタだが、香川と全く同じ状況におかれている。選手起用も獲得も中途半端で筋が通っていないのが今年のUtdだ。

マンチェスターU - フルハム

サイドへ展開、クロス、はじき返される、サイドへ展開、以下90分間ループ...天下のUtdがこのサッカーでいいのかと愕然とする。この方法でも1,2得点できることがたちが悪い。

それ以上に情けないのが守備面だ。実際のところ攻撃面よりも守備の安定を図らないと順位は上がっていかない。あっさりと失点しすぎている。

放り込むサッカーをやる覚悟ならばそれなりのFWを獲得し、守備向上のためにDFを獲得する、それがこの1月の市場でやるべきことだった。効果的な手を打てず、目指すサッカーの方向性も古いまま、Utdの混迷は続く。

リバプール - アーセナル

リバプールが簡単にアーセナルDF陣の裏をとってゴールに迫るので、いったいどうなっているのか驚いた。セットプレイも絡めて、あっという間に得点が積み重なっていく。

前半で勝負はついてリバプールの完勝。今年のリバプールの得点力の高さがしっかり出た試合だった。