庭と花の物語*西原村

小さな村の小さな庭やそこで育った花々を紹介します。季節の移り変わりとともに。

青葉にはえる花     ツクシマツモト  

2017年06月22日 | 

母が育てていた薔薇が咲きました。

草刈りをしたとき、藪に埋もれていたので、私が薔薇を根元からうっかり切り落としてしまいました。

去年の夏のことでした。

掘り起こして鉢植えにしたのがこのバラです。

 

 

下はハナシノブ

 ハナシノブは阿蘇九重の草原に咲く花ですが、絶滅危惧種に指定されています。

この花も母が大事に育ててきました。

母は鉢のまま植え替えをしていました。

数年前、ハナシノブの種をとってプランターにまいてみると、発芽がよく育てるのも簡単でした。

野山で見かけたら、背丈も高くなるので見事な姿でしょうね。

 

姫月見草

種がとんでどこにでも顔を出します。

下からだんだんに咲いてくるので1か月くらい咲いています。

 

ホウチャクソウやナルコユリもいつの間にか花を咲かせ種を付けます。

 

初夏の緑に浮き立つように映える花は、ツクシマツモトでしょう。

白花も美しいですが。

 華やかな朱色の花が緑の中に鮮やかです。

花の茎が折れやすいので扱いには注意が必要です。

茎を挿し芽にするのがお勧めです。

マツモトセンノウと呼ばれる花と同じだと思いますが、九州の花をツクシマツモトと呼ぶのでしょうか。

この花も阿蘇の草原に自生しています。

映像でしか見たことはありませんが、日当たりと湿り気のある草原に揺らめいている姿は圧巻です。

 

 

夏エビネも咲きました。

 

梅雨の雨もやっと降り始めた今日この頃。

カビに悩まされることが少なくて済むようにと願う私です。

 

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿