庭と花の物語*西原村

小さな村の小さな庭やそこで育った花々を紹介します。季節の移り変わりとともに。

2020年の庭の花を思いだしながら   春を待つ

2021年02月24日 | 
春を待ちながら、去年の庭の写真を眺める。
この花たちは今年も咲いてくれるのだろうか。


12月から1月に氷点下8度の日があった今年の冬
このアマリリスは根が凍って、枯れてしまったのかもしれないと、胸がざわつく。
母が亡くなった年の冬、同じように凍てついた。  その時
赤いアマリリスを失った。赤いアマリリスは毎年見事に咲いていたのに。
このピンクのアマリリスも消えかかったが、小さい芽が春に出てきた。そしてやっと
3年後に花を咲かせたのだった。


キョウガノコ
赤花と白花が咲くが、夏草に覆われて、なかなか花が増えていかない。


ホタルブクロは一株植えると、かまわずとも周りに増えていっている。
私が植えたわけではないが、毎年6月を楽しみにしている。


白のホタルブクロは、母の自慢だった。

シモツケは盛りを過ぎているが、長く楽しませてくれた。

草刈のあとの藪

ダイモンジソウ(白花楊貴妃)
10年近く株分けをしなかったが、夏前に分けた。
秋に多くの花を付けたのでびっくりであった。

ツクシマツモト
この花が咲くと残念なことを思い出す。
「フシグロセンノウ」はどうしたのかと妹に聞かれたことがあった。
この花によく似た少し小ぶりの花を、数年前まで見かけていた。
成長の悪いツクシマツモトだろうかと思いながら、気に留めなかった私。
別種だと知らなかったばっかりに、無くしてしまったのだ。
どこかに残っていますようにと、願う冬。
春とは待ち遠しい季節である。


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