日々是好日・スローライフ(寅さんの柴又から発信)

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岡本公園 民家園 C

2019年03月27日 | 紀  フジの会 ・ 葛ハイ

農家の佇まい、土間に入ってみると・・・
世田谷区・崖線を歩く   
その5-3

 

 

 

古きを尋ね、新しきを知る。

少年時代を髣髴して…数々の思い出に浸かった。して・・教えられた。

 

 
この民家園の木材が厚くて大きい。
次大夫堀の「木挽きの会」が作ったのではなかろうか・・・夢を膨らませた。
そんな気がして、しげしげと見つめた。

 


 クリック拡大
「木挽きの会」のがあるという

 


民家園入り口です。

「こよみ」を貰って来ました。
内容を見ると1月から、12月までビッシリと、1覧表となって、

正月行事、節分、春彼岸、節句、茶摘み、養蚕、十五夜、すす払い、等々
ほとんどの農家の行事がぎっしり詰まっていた。

懐かしい行事を思い浮かべるとともに、農村の民俗行事の
多いことが分かりました。

そしてこれらが、民家園で行われているという。

 

 


Fリーダーが言った。
この但し書き「茗荷の皮で編みました」・・・・、

!!!???
改めて見直しました。 

 

 


1つ1つが農民にとっては生産の手段道具でした。

 


養蚕の蚕棚、餅つきの杵と臼、肩で担ぐ桶などが
所狭しとありました。

 

 



哀愁の煙たなびく
自在鉤
                  煤ぼけてあり上げ下げ健在  (縄)
 

 



石臼やぐるりぐるりと回しけり

                親子の会話お前何に成る (縄)

 


世田谷の崖線で落ち葉集めをして、畑や家畜の休み場として使われた。

 


トイレWC
なぜか昔の建築様式の造りは、別棟として外にWCがありました。 

 

今思うこと・・・。

 「古き訪ねて新しきを知る」こんな言葉があります。
古のことは、この年、八十路を過ぎても鮮明によみがえる。
哀愁・思い出・懐かしい・・・・・。
これらの言葉は過去をすべてを覆いかぶせて、その境地から抜け出せない。
 小さい時の学問、躾け、習慣が、如何にその人間を左右するのであろうか、つくづく思い知らされた。 山深き秩父の里では、学問などあろうはずがない、早くに親に死に別れた家庭環境でした。その日その日生活ができればそれでよかった。
 茅葺の屋根の佇まい、土間、農道具、日常生活具などそんな思いがあれよあれよと蘇ってきた。

 

 

 

コメ欄は閉めています。 

コメント
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