ぼんくら放浪記

Blogを綴ることによって、自分のぼんくらさを自己点検しています。

海蔵禅寺

2013-04-25 05:00:00 | 田舎

田無踏切を渡るとすぐにお寺が見えてきます。踏切脇の道標ではまっすぐ行けば浦神峠へ、左の細い道を採ると清水峠へ行くことが出来るようですが、どちらの道を選ぶにしても、お寺を見終わった後は昼食をとらなくてはなりません。

            

お寺の屋根かと思ったのは鐘楼の屋根、最近見た鐘楼では江田の海蔵寺や田並の円光寺に比べると重厚です。でもそちらは駐車場になっていて、きっと駐車場からお寺に行くのではないのでしょう。

            

手前の標柱に挟まれた参道を歩きます。地図には海蔵寺と書いてありましたが、海蔵禅寺と案内しています。臨済宗・妙心寺派のお寺です。と書いても私は妙心寺派が如何なるものなのか全く何も知りません。 

             

山門の手前のソテツは年数を経た立派なものでした。

               

山門前の六地蔵、山門を潜った際の釈迦如来、境内にあった英霊塔2基、戦争で亡くなった浦神地区の出身者を祀っているのでしょう。英霊塔の後ろに見えている小山は線路を挟んで鹽竃神社です。

             

四国八十八ヶ所巡りは1300kmを歩く苦行であり、有難いもののようですが、東京に一日で八十八ヶ所を巡ることが出来る霊場があると言います。各寺の本尊と砂を置いてあり、砂を踏んで手を合わせるとご利益があるとか、何とも有難味が無い巡礼です。私もブログのネタにとあちこちのお寺に通っていますが、手を合わせることなどないし、そうすることによって何かご利益があるとは思ってはいません。

             

お寺の外にあった熊野古道の道標、いつ付け加えられたのか分かりませんが、10月21日に串本町上田原でクマが目撃されたので、山林に入る人は注意するよう呼びかけています。インクの色が変色しているので去年のものではなさそうです。こんな所でいきなりクマに注意せよと言われてもそのような装備はしていません。もう既にクマも冬眠から目覚めている季節です。

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