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風林火山 第41話 「姫の死」 というより、雪斎の死

2007年10月15日 23時38分17秒 | 風林火山
病に倒れ、生まれ変わったら男になって戦いたいという由布姫。
「女の私はすぐに敵を愛してしまうからダメじゃ。」

かつての敵、晴信を絶愛し仕えている勘助♂を目の前にして言い放ちました。
男だってダメなんじゃん。
尤もすぐに気が変わって「水鳥がよい。」とのご要望でしたが。

由布姫は勘助に「嫁を取れ。山本家を絶やすな。」と命令。
孫子と晴信姫様ラブの勘助は抵抗しますが、
「己の家系を守れぬ者に四郎は託せぬ。」と言われ遂に承知しました。
姫の女王様節と笑顔と涙の波状攻撃に勘助感極まりまくり。
2人とも眉毛ビンビン鼻息シューシュー。

晴信と勘助は由布姫へ冥土の土産として戦略会議に混ぜてあげました。
木曽攻めの是非を委ねていましたが、失敗したら姫のせいにするつもりだったのでしょうか。
とにもかくにも晴信勘助の由布姫持ち上げっぷりがすごいです。
姫は照れ照れに嬉しそうだったのでいいんですが。

閑話休題。ツンデレくの一葉月と伝兵衛のラブコメ。
伝兵衛は勘助に義理立てして独り身を徹していたんですね。漢だなあ。(笑
一方、身を賭して敵方の情報をゲットしていた葉月。
「気持ちいい時は得した気分になる。」
伝兵衛の男心を玉砕しました。コレ、本筋に絡んでくるのでしょうか?

姫の軍略通り木曽攻めにかかった武田ですが、途中で越後の長尾軍にふっかけられて苦戦。
勘助の提案により、「風林火山」では使われまくりの雪斎が最後のお勤めを果たします。
お蔭で景虎とめでたく和議が成立しました。

駿河に戻った雪斎。少年徳川家康の酌で晩酌しながら好き放題言い残して
脳卒中?でお亡くなりになりました。合掌。後は元信にお任せあれ。
時を近くして、由布姫の命も消えていきました。

そして…
木曽に止めを差そうと出陣途上の勘助に伝兵衛が波動砲を食らわします。
「諏訪の姫様が亡くなられた。」

勘助のヘルメット、じゃない兜が階段を転がり落ちました。
勘助自身も転がるかと思いましたが、なんとか歩いて階段を降りました。
その後、夢遊病者のようにフラフラと前進する勘助。
木曽勢の一隊を単身迎えて…

「嘘じゃ…」
うおりゃぁぁぁぁあ!
「あの…私を困らせて笑っていたあの姫様が…」
ぐおぉぉぉぉぉお!
「もうこの世におらぬなど…」
がぁぁぁぁぁぁぁあ!
「あってはならぬ事じゃぁぁぁぁっっ!」
ごぁぁぁぁぁぁぁあ!

相方が目を点にして、「桃太郎侍か?」と突っ込んでおりました。

次回、「軍師と軍神」。勘助vs景虎。
パイレーツ・オブ・カリビアンか、君達は。


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