佐々川咲菜の日記的エッセイ”心のビタミン”

離婚・夫婦・恋愛問題を専門とするカウンセラー&セミナー講師の佐々川咲菜によるエッセイ

お母さんお父さん、不安だけれど頑張りましょう!

2011-03-25 16:44:16 | 子育て
震災に続き、原発、放射性物質への不安と、
今、世の中は不安と怖れの感情が渦巻いています。

私だって、もちろん、不安がゼロでは決してありません(-_-;)


この今、とても気になるのは、子供たちの心への影響です。

毎日流れる不安なニュースや映像は、私たち大人でさえ不安や怖れが高まります。

それを素直で敏感で感性の澄み切った子供たちも一緒に見てしまう(-_-;)



子供の心というのは、私たち大人とは比べ物にならないほどもろいものです。

不安や怖さへの耐性がとても低いと思います。


だから、インナーチャイルドとか小さいころに経験したことの記憶が、
大人になってまで影響して、
そのために人生がうまくいかないということが起きるのです。

子供の心は薄~い薄~いクリスタルガラスのような感じ。

ちょっとした力でパリッと割れてしまう(>_<)
そんな繊細なものだと思うのです。


だから、お母さん、お父さんの心の状態や顔色、
大人の言葉の波動に大きく強く影響を受けます。



今、私たち大人も本当に不安がいっぱいです。

でも、それをまともに受け取る小さな子どもたちは、
何倍も影響を受けると思うのです。



もちろん、だからと言って、
私たちがネガティブな感情を押さえこむことは良くないことです。


押さえこもうとすればするほど、心はダメージを受け、
そのひずみがコミュニケーションなどに別の形に姿を変えて表れるだけです。


だから、不安や恐れは十分に感じましょう。

そして、大人同士でわかりあいましょう。

わかりあえる人と分かち合いましょう。

さらに、お互いを赦し合いましょう。

わかりあえない人のことも受け入れましょう。


そうして、どうかどうか、小さい子供たちにはぶつけていかないように頑張りましょう!


将来を担う子供たちの心に負の遺産を残さないように、
今こそ、大人は精一杯明るく頑張りましょう!



私と美咲さんも、お母さんお父さんたちを応援する何かが私たちにもできるはずだと思って、
今、考え、企画中です。

まとまりましたら、すぐに発表させていただきます。

何か、無料でさせていただけたらと思っていますので、
その時は、遠慮なくどうぞご利用ください(^^)




それぞれの春を笑顔で迎えられますように!

2011-02-25 10:41:01 | 子育て
もう春なんだな~と思わせてくれる暖かな朝ですね。


今日は国立大学前期試験の開始。

我が家の次男も元気に出かけて行きました。

風邪も引かずに今日を迎えられて本当に良かったです(^^)


次男にとって、今日明日の二日間はどんな日になるのでしょう?

良かったと思えるのか、後悔が残ることになるのか……



たぶん、良かったという気持ちで終われるのではないかと思っています。


それは、結果のことではないんです。



結果は、う~~~~ん、



本当のところ難しいかもしれません(^_^;)


どちらかというと記念受験のようなものかも(^_^;)



でもね、今日まで頑張ってきたことは、

彼の人生にとって大きな収穫になったと思うし、


あえて高嶺の花を目指したことで、

やってきた勉強の内容、質が素晴らしかったから、

その勉強ができたことが何より幸せなことだったと思っています。


そして、このことは彼も同意見なので、

それが本当にうれしい。



今頃、難問に頭をかかえているかしら?

頑張れ!


全国で頑張っている受験生くんたち、

実力が存分に発揮できますように。

できれば、運と奇跡を引き寄せますように(^^)


どんな結果でも、それぞれの春を笑顔で迎えられますように(^^)




ビジネスパートナー 波動・真理・心を扱う霊能者★蓮 美咲さんのブログ:http://ameblo.jp/spirituallife7/
美咲さんのHP:http://kamiyuikoubou.com/

天職を見つけた、魔法のヒーリング書家 さとみんさんのブログ:http://ameblo.jp/heartfulsatomin/

私の師匠 心屋仁之助さんのブログ:http://ameblo.jp/kokoro-ya/

私の大師匠 矢野惣一さんのブログ:http://ameblo.jp/mentalconsultant/


咲菜のHP:http://www.ts-studio.org/

カウンセリングのお申し込み:https://www.yoyakudekitara.com/cgi-bin/mark_rsv/ts-studio/Salon_rsv.cgi

何が一番不安なんだろう?

2011-01-07 12:44:03 | 子育て
あけましておめでとうございます(^^)

今年もどうぞよろしくお願いいたします。


我が家は受験生をかかえているので、湯島天神まで初詣に出かけてご祈祷していただいたり、
ちょっと、いつもとは違う雰囲気のお正月でしたが、

あなたは、どんなお正月を過ごされましたか?



というわけで、次男の大学受験が目前まで迫って来ました。

とうとう来週の土日がセンター試験。

それを皮切りに2カ月に及ぶ長丁場が続きそうです(^_^;)


昨夜のこと、そんな彼から相談を持ちかけられました。

内容は、今、センターに向けて過去問を集中的に何年分もやるのと、
苦手分野を勉強するのとどっちがいいんだろう?
みたいなことでした。


「どうして過去問ばかりを解こうと思うの?

 時間配分とかが気になるの?

 それとも、どれだけ得点できるか?」

みたいに聞いてみると、


「例えばさ、当日のセンターで普段より良くできたとしたら、
 それがまぐれだったのか、自分の実力だったのか、
 それを知る手掛かりとして過去問をやっておいた方がいいかな~と思うんだ。

 逆も然りで、いつもより点数が悪かったら、、
 それは実力が出せなかったんだとか、まだまだだったんだなとわかるでしょ?」


「ふ~~~ん、つまり、実際に出た結果を納得するために過去問をやっておこうというわけ?

 そうだと、たしかに一年分じゃなく、多年度にわたってやってみないと平均点が出ないよね?」


「うん、そんな感じ。

 みんなが、そう言うんだよね~」


「へ~~~、大学受験のことはお母さんには、あんまりよくわからないから、
 素朴な疑問なんだけど、

 試験後の納得のためにたくさんの過去問を解く必要があるの?

 それも時間を割いて、何年分も解くの?
 
 過去問を解いてみて、できない問題や苦手分野を発見して、
 じゃ、そこを少しでも埋めようと言うなら、わかる気がするけど……」


「うん、それもそうなんだよね~」


「ねえ、今から試験を受けていくのに、そりゃ不安はいっぱいだと思うよ。

 不安だから、少しでもその不安を減らそうと、いろいろ考えるんじゃないのかな?

 試験後に結果を受け入れられるかどうかも不安なんだろうね?

 それはわかるけど、一番不安なことはそれ? 他にはないの?

 とにかく、一番不安なことを解消することを優先してみたらどうかな?」


「やっぱりそうだよね~
 不安だからおかしなこと考えるんだよな。

 考えてみたら、結果を受け入れられるどうかという試験後のことを心配して、
 そのために過去問に時間を費やすって、ホントにアホなことだな。

 過去問はそこそこやってみて、苦手な部分を勉強するわ。

 なんかすっきりした!」



この結論が、受験テクニック的に正しいのどうかは、私には全く分からないのですが(^_^;)
彼が納得して勉強できればいいかな~と。

あと少しだから、少しでも心穏やかに頑張ってもらえたら嬉しいです。


それにしても、いろいろ悩むものですね~


結果を受け入れられるかどうかという不安は、なんとかなくわかる気はします。

でも、その不安解消のために最後の貴重な時間を費やすって、
よほど不安なのか、
または、人によってはもう他にやることがなくなったからなのか?


次男に限っては、他にもやることはいっぱい残っているみたいだ!(^_^;)



受験生の皆さん、受験生をお持ちの皆様、
あと一息、最後の上り坂を頑張って上っちゃいましょうね~(^O^)/



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私はこんなに頑張っているのに、どうしてあなたは……

2010-12-08 12:14:09 | 子育て
私は、こうあるべき姿を一生懸命頑張ってきたし、
今も頑張っている。

そうするのが当たり前でしょ!


それなのに、あなたときたら怠け者で、
よくもそれだけぐ~たらぐ~たらしていられるものだ。

見ていると、ほんとイライラしてくる。

見たくもない!

も~~~目の前から消えてほしい!

(死んでしまえばいいのに)



そんなひどいこと思っちゃうの~~~~と思われるかもしれませんが、

あるんです、こういう気持ちになること。


厳しい親に育てられて、真面目にそれを守ろうと頑張ってきた人に多いかもしれません。

反抗的なタイプの方より、従順ないい子ちゃんや責任感の強いタイプに多いように思います。


こんな場合も、根本原因は突き詰めていくとやっぱりインナーチャイルドにあるように思います。

3歳くらいまでに持ってしまった悲しみが人格形成に影響し、
持って生まれた個性と合体して、

とっても真面目だったり責任感が強かったり、
でも、怒りっぽかったり、
そして、怒るとびっくりするほど怖かったり、なんてことになるタイプです。


自分が頑張るのと同じように、人にも頑張ってほしい。

だって、頑張らずにのほほんと生きている人を見るとムカつくんだもん!


こんな感じが自分の奥底に潜んでいて(自分自身ではよくわかっていない場合も多いです)
のほほんと生きられる人、真面目じゃない人、型どおりに生きていない人などに怒りが湧く。


このムカムカした感じと、自分の奥底ではいつもつながりながら、
でも理性はムカムカを抑えようとして生きるのって、
相当つらいですよね。

自分の思い通りの人に囲まれ、なにごともうまくいっていればいいですが、
人生はそう思い通りにはならないものですし、
そのたびに、ものすごく辛いんですよ、この手のタイプの方は。

先日もそういうタイプの親御さんのインナーチャイルドと
そこから影響されたお子さんのインナーチャイルドをダブルで癒し解放させていただきました。

親子でも夫婦でも、とてもつらく影響するインナーチャイルドですね(-_-;)


穏やかに暮らせるようになるといいな~と祈っているところです。



実は私も以前はこんな人間でした(-_-;)

だから、よくわかってしまいますです。


親子が逆転している関係性

2010-09-14 09:58:35 | 子育て
親子という立場でお互いを見ると、



親なんだから……こうしてくれるはず、

親なんだから……こうしてあげるべきだろう、etc,etc.



子供なんだから……こうするはず、

子供なんだから……こうしていてもいいだろう、etc,etc.



と、その立場だから当然と思って、

相手を、自分を、見ることがあります。




だけど、このごろ感じるのです。



親だってわからないことはある。

できないことがある。



子供だってわかることがある。

できることがある。



今この世で、たまたま親と子として生きているけれど、



その表面に表れている年齢差とか、体力差とかが、

その二人の関係性のすべてを表しているわけではないのですよね。



例えば、心の年齢が、

親が上で子供が下とは言えない親子も多々あると感じます。



心の年齢は、たぶん過去世の経験ともつながっています。

経験すれば、何かしら学び、成長したりします。



でも、経験していなければ、わからなくて当たり前なわけで。



そのシンプルなことが受け入れられると、

とっても楽になることもあります。




その見えない部分がわからない時って、

実は親も子もとっても苦しい(-_-;)



子供はわかってもらえない悲しさを抱え、苦しい。



けれど、子供だけが苦しいわけではないのです。



場合によっては、親は親で自分を責めたりしますから、

それはそれでとても苦しいのです(>_<)




そんな、こんな、なので (どんななんだ(笑))



クライアントさんの心の年齢を察しながらセッションを進めて行くことにも

このごろ、頑張っています。



どんな場合の悲しみや苦しみにも、

その解放や癒しのお力になれるように、ひたすら頑張っていきたいな~と思います。




子は親の鏡とよく言いますが

2010-08-30 23:15:55 | 子育て
いつまでも暑い日が続いていますが、
お変わりありませんか?

私はなんとなく疲れがたまっている感じは否めません。
ビールの飲み過ぎとの話もありますが(^-^;

お腹も相当膨らんでいるしな……ビール腹(苦笑)



さて、子は親の鏡とよく言いますが、
先日、それを実感する経験をしました。

ある方のお子さんが人見知りがひどく、
外へ出かけることも嫌うようになったというご相談がありました。

何かスピリチュアル的にあるのではと心配されて、お母様がコラボカウンセリングを受けられました。

外遊び大好きな子供が多いはずの年齢なのに、
うちの子はなぜ?
この子は何か変なのでは?
と不安になるかもしれませんよね。
この子だけ他の子と違うかもという不安感は子育て中にはよくあることですから、
その気持ちってとってもよくわかります。

さて、コラボカウンセリングの結果は、
もしかしたらママの気持ちが映っているだけかもということになりました。

というのは、ママは小さい頃から天使に憧れ、
人の影の部分、ダークサイドが苦手だったのです。
それをインナーチャイルドが教えてくれました。

もちろん、そうなるにも理由はあるのですが、今日はそこは割愛するとして、

インナーチャイルドが教えてくれたお陰で、
もしかしたらママのその気持ちや価値観がお子さんに映し出されているのかもしれないということで、
ママは即座にそのこだわりを手放す決断をしてくださいました。

そして、私たちは解放と癒しを。

その結果、お子さんは海や山にと夏を謳歌できるようになりました♪♪

もちろん、他のお子さん達とも混じり合って楽しくo(^-^)o

お子さんが変なのではと思ったとき、
このように、まずはお母様がカウンセリングを受けていただくことで、
すぐに解決していくこともあります。

不安は早めに対処されて、安心に変える、
そんなお手伝いを続けたいと思っています(^^)


昨日から始まったコラボカウンセリングの無料説明会、お蔭さまで好評です。

9月4日、9日もありますので、
コラボカウンセリングとは?と気になる方は、
ぜひこの機会に無料説明会をどうぞご利用くださいね。
お申込みはこちら
https://ssl.form-mailer.jp/fms/6b255b59114932


今日も愛と光があなたにたくさんたくさん降り注ぎますように(^^)





素直があだになったの?

2007-10-16 08:59:31 | 子育て
とっても素直で優しい心の持主の友人がいます。
いつも周りに気配りしています。
ちょっと気遣いすぎでは?と思えるほどに……

だから彼女といて、彼女の言った一言で傷ついた経験って、たぶんない。
長年の付き合いなのに、全然記憶にない。
本当にいい人なのよね~

そんな彼女なのに、なんとなく生きづらそうなのです。
いつも悩みを抱えている。

まわりに翻弄されて、疲れている。
気遣いすぎて、疲労困憊。

それでも彼女は、周りの人のために役に立つのが生きがいのように働くのです。
人のために周りのためにと頑張って頑張って……そして、疲れすぎてダウン!
心も体もダウンしてしまうのです。

これを繰り返してきました。
そんな彼女に「そこまですることないと思うよ~」と何度言ったことか。

実は彼女は、周りのために働いて、
認められたり感謝されたりすることが彼女のビタミン剤だったのです。
そのビタミンがほしいので、彼女は頑張ってきたのです。

さらに、いい子に育て!という親の願いを彼女の素直な心が受けとめ、
親の期待通りになってあげようと、
いつも笑顔で弱音を吐かずに頑張ってきたのです。

いい子でいれば、親はものすごく可愛がってくれた。
だから、どんな時もいやな顔をせず、怒りを出さず、
兄弟を可愛がって世話をして、一生懸命まじめに勉強をして、
親が喜ぶように行動し続けました。

親の薦めの学校に行き、
祖父母の薦めの大学の学部を選択し、
親や周りが喜んでくれるのがうれしくて、
そして、自分が認められたと安堵して……

でも、気が付いたら主体性というものがどこかへ行ってしまっていました。

自分がどうしたいのか、考えてもわからない。
周りが喜んでくれるならいい、周りの機嫌がいいならいい、
そんな理由で自分の行動を決めていく、
気がついたら、そんな人生になっていました。

自分の人生、あと何年なんだろう?
こんな自分でどんな老後が来るんだろう?

そんな思いがふと頭をよぎりだして、
自分の考えで、自分の感性で、
もっと「楽しい!」と思える毎日にしたい!

そんな思いがムクムクと湧いてきて、
彼女は昨日、カウンセリングを受けにやってきました。

以前にも、そんな彼女に、
何が食べたいか、そんなことだけでも自分の意志で決めてみたら?
と言ってみたことがありました。

でも、彼女はそれさえも、
「自信を持って自分が本当に食べたいものはこれだ!とわからないの。
 いつでも、家族のことを考えて献立を決めるし、
 外食でも、周りに合わせてめメニューを選択するしね。
 私の好みとかは二の次三の次なのよ。」
そんなことを言っていました。

彼女が主体性を持って楽しい!と思える人生を手に入れるために
今できることは何なのか?
無理せず、できることは何なのか?

過去にできていた記憶はゼロ。
気が付いたら、こういう生き方だった。

じゃあ、今までと違うことをするしかないよね!
でも、自信がなくて、どんな小さな一歩も出ないし、
その一歩が周りから認められないと悲しくなるし、
自分のやろうとすることの結果が出ないと怒りがこみあげてきて、
頭がパニックしてくる。


というわけで、

彼女の幼少期のことを思い出してもらうと、
いつも町内会の人気者だったお父様のところに、
たくさんの人が集まっている光景が浮かんで来ました。

いつもはニコニコと笑顔で愛想を振りまく彼女も
日によっては機嫌の悪いこともあったはず。

直前に兄弟げんかをしたかもしれない。
学校の宿題がはかどっていない日もあったかもしれない。
幼いながらも何か心配事がある時もあったでしょう。

でも、どんな時にも、不機嫌は許されなかった。
お父様は叱るわけではないけれど、
「いい子はニコニコ笑顔でいるものだよ。
 ○○子ならできるよね」
と威圧してきた。

素直な心の彼女は、その通りだと思って頑張った。
その通りだと思って……

辛い時も、悲しい時も、
どんな時でも笑顔で頑張った。
そして、その笑顔をほめてもらことが彼女のエネルギー源になっていった。

だから、ずっとずーっと頑張ってきたんだよね。
認められたくて、ほめてもらいたくて、感謝されたくて……

そんな彼女に質問しました。
「その時、お父様になんて言ってほしかった?
 どんなことを言ってもらったら、うれしかった?」

「そうね……そうね……
 なんて言ってほしかったんだろう?
 ・・・・・・・・・・
 ・・・・・・・・・・ 
 ・・・・・・・・・・
 『どうしたの?何か困ったことがあったのか?
  言ってごらん。
  そうか、そんな時もあるよね。
  でも、パパもママもいつでも見守っているから、大丈夫だよ。』

 そんなことを言ってほしかったのかもしれない。
 もしそんなことを言ってもらっていたら、
 私、もっと自分の考えを口にして、自分の考えで行動していたように思う。

 あ~そうか~
 私の主体性の無さは、私が悪いわけじゃなかったのかもしれないわね。
 今初めてそう思えたわ。

 父は私を理想の子に育てたかったの。
 親ならみんなそう思うから、父が悪かったわけではないけれど、
 父の視線には、やはり威圧感があったわ。
 その思いに応えようと、私は頑張りすぎたのね。

 誰が悪いわけではないけれど、別な視線で、別な言葉をかけてもらっていたら、
 私の人生は変わっていたのかもしれないわね。

 これからの残りの人生をもっと楽しむわ。
 私の考えで、私の感性を信じて。

 今までは自分に自信がなかったけれど、できそうな気がしてきたわ!」

そう言って彼女は帰っていきました。

親のいつもの何気ない、『良かれと思った』対応で
彼女の生き方の方向が決まってしまった。
ずっと『いい子でいなくちゃ!』と思い続けて50年以上。
長かったね~

素直があだになっってしまったのでしょうか?
子供はみ~んな素直なものです。
彼女はその中でもとびきり素直な子だったのだと思います。
素直だから親の一言で人生が決まってしまったりするのです。
確かに素直さがあだになったとも取れるかもしれません。

でもその素直さのために得られる幸せもいっぱいいっぱいあるはず。
今日からは、その素直さで新しい人生をプロデュースして行って!
あなたならできる!
応援しています。



 
 
 



中学受験本番

2007-02-01 22:56:45 | 子育て
今日2月1日から首都圏の中学受験が本格的に始まります。
実質きょうから7日位までの試練の1週間です。

受験そのものへの賛否や意見はいろいろあるとしても、
今日という日のために努力してきた12才の子たちには、
精一杯頑張ってもらいたい。
そして、親も子も結果にこだわらずに、
受験できた幸せを感じ、
その子なりに頑張った事実を認めて、
はばたいていってほしいなぁ。

2年前の今日を思い出し、胸がキュンとなります。
今朝の私は、ちょっと感傷的に受験生と親御さんに思いを馳せました。

大学受験、高校受験も幕開けだね~
みんな風邪ひかずに実力発揮してね~


2月1日、中2生のバイト(?)

2007-01-14 21:54:14 | 子育て
2月1日、通っている私立中学の受験日に、
中2の息子はバイトをするそうです。
実際は、バイトではなく「試験のお手伝い」ですが、
前日、他の生徒が午前中で下校するところを残って、
仕事の段取りと諸注意を聞き、
当日は朝7時前に学校集合で、試験終了まで受験生のお世話をする。
それで、1,000円相当のお昼ご飯と1,000円の図書券がいただけるそうです。
初めてのバイトとしては、まずまずかと。

とにかく、2年前のことを思い出すと、
受験生の皆さんには、風邪を引かず熱も出さず、
実力で精一杯試験に臨んでもらいたいな~と
なんだかおばあちゃんのような気分で、祈ってしまいます。

そんな大事な日に、お手伝いをさせていただけること、
本当にありがたいです。

気遣いしっかり頑張れよ~
どんな思いで12歳の子たちが受験に臨んでいるのか、よ~く感じて来いよ~
そして、その思いが叶って、自分が今ここで学べていることの意味をかみしめろ~

そんなようなことを伝えて送り出そうかな~



養護学校の授業でのたとえ話

2006-12-10 23:58:53 | 子育て
10月から、NCAコンサルティングの美鈴社長のお手伝いで、養護学校の就職支援のプログラムに参加しています。

先週は、美鈴さんが風邪でダウンしてしまい声が出ないということで、
急遽、本当に急遽、養護学校に到着してから美鈴さんの代役であることを知り、
その日の授業の講義・進行をやることになりました。

その日は、高校1年生の「ほうれんそう」の授業。
報・連・相です。

職場の上司役(私たち大人)が、従業員役の生徒を呼んで、
○○さんに書類を届けて、その返事をもらってくるという用事を言い付け、
それをしっかりやって、返事を持って帰ってきて、報告をするという流れです。

生徒は、呼ばれたらメモ用紙と筆記具を持ってやってきて、
「お呼びでしょうか?」と言う。

まず、これだけでも、社会から遠のいた私には、なかなかの感心!
すばらしい!
そういえば、そんな言葉があったな~なんて、やたら感心。

そして、上司が頼む内容をきちんとメモする。
これは大事ですよね。
すぐに忘れちゃったり、特に知らない相手方の名前や、
始めての用事の内容は難しいものです。

うんうん、って学ぶこと大。

そして、先方に行き、その相手の返答をまたメモして帰ってくる。
そして、報告。
「○○さんは~~~~と言っていました。」

はい、ご苦労様です。ありがとう!

こんな流れが結構良くできるのです。
みんなとっても素直だから。

メモして!といえばメモする。
部屋の出入りはちゃんとドアを両手で開け閉めして、
「失礼します」と言える。

そして、笑顔でやってきてくれる。
何と言っても、これが爽やか。

重要ポイントを何度も何度も強調したり、
「お呼びでしょうか?」という言葉をみんなで言わせたり、
間違いを私が演じて見せたり、
そんなことを心がけたら、みんな本当に良くできるようになりました。

うれしかった~!

そして極めつけは、美鈴さんがこの前の授業で他のクラスで話していたアイスクリームのたとえ。

もしお母さんからアイスクリームを買ってきて!と頼まれて、
買ってきた時に、お母さんに報告せずに玄関にアイスクリームをおいたまま遊びに行っちゃったらどうなる?

これには、みんなすごく反応が良くて、
「溶けちゃう!」
「そうだよね~。だから、ちゃんと報告は大事。
 お母さんにアイスクリーム買ってきました~って言って、
 冷蔵庫に入れないとね。」

このたとえで、みんな、用事は頼まれたら寄り道せずに行ってきて、
そして報告をしなくては!と、インプットされた。

美鈴さんのたとえは最高でした。

相手に分かるたとえを使うことで、話が何倍も入っていくんですよね。
これって、親子や夫婦の日常生活にも十分に生かせることですね~