めっきり涼しくなりました。
暑くて暑くて「もうさすがに夏の暑さにも飽き飽きだ」と思っていたのに、なんだかちょっぴり寂しいような気がする夏好きの私です。
皆さんはどうですか?
今日は、月に一度の絵本の読み聞かせの日。
私は『ガンピーさんのふなあそび』という本を読ませていただきました。
ある日、ガンピーさんが川に船を浮かべて舟遊びをしようとしていたら、子供たちやうさぎやネコ、犬、ぶた、羊、こうし、やぎ、にわとりの親子などたくさんの動物たちが「私たちも乗せて~」と言うのです。
そこでガンピーさんは「騒いだり、蹴飛ばしたり、暴れたりしなければいいよ~」と言って、みんなを乗せて川に繰り出します。
ところが結局みんなが騒いで、暴れて、けんかもして、とうとう船はひっくり返ってしまい、全員川の中へドボ~ン!
ずぶ濡れになったみんなは草むらで陽の光を浴びて体を乾かし、ガンピーさんの家に行ってティ-タイムを楽しみ帰っていきます。
そのときガンピーさんは「またおいで~。一緒に船で遊ぼうね~」と言ってお別れします。
こんなお話なのですが、ガンピーさんは、みんなとの「船では騒がない」という約束が守られなかったことには一言も触れません。
そして、今起きているずぶ濡れという事態にどう対処するか、そして、それからどう楽しく過ごすかが書かれています。
さらに、「またあそぼうね」と言ってお別れするのです。
私たちは、約束したこと、過去に決めたことなどが守られないと、そのことに固執して、「どうして守らないのか?約束したじゃない?決めたじゃない?」と、そのことにばかり着目してしまうことがあります。
もちろん約束を守ることは大切なのですが、今起きている事態の変化に対応していくことがまず必要です。
状況が変われば、人の気持ちは変化しますよね。
約束したことも守れなくなったり、決心が変わることだってあるはずです。
それを責めるよりも、これからどうするかを一緒に考えていけたら、その時の最善の方向が見えてくるのではないでしょうか。
反省とそこからの学びは、そのあとでも十分間に合います。
楽しい時間を持てたときに話せば、約束を守らなかったことは十分に反省され、次はもっときちんと考えて行動しようと自ら気づけるかもしれません。
そして、「もう二度とやらせない」ではなく、次のチャンスを与えてあげることができれば、そこから人はさらに成長していくことでしょう。
忘れてはならないのは、許してあげた自分も成長させてもらっているということです。
パートナーでも親子でも、こんな経験を通して少しずつみんなで成長していきたいですね。
暑くて暑くて「もうさすがに夏の暑さにも飽き飽きだ」と思っていたのに、なんだかちょっぴり寂しいような気がする夏好きの私です。
皆さんはどうですか?
今日は、月に一度の絵本の読み聞かせの日。
私は『ガンピーさんのふなあそび』という本を読ませていただきました。
ある日、ガンピーさんが川に船を浮かべて舟遊びをしようとしていたら、子供たちやうさぎやネコ、犬、ぶた、羊、こうし、やぎ、にわとりの親子などたくさんの動物たちが「私たちも乗せて~」と言うのです。
そこでガンピーさんは「騒いだり、蹴飛ばしたり、暴れたりしなければいいよ~」と言って、みんなを乗せて川に繰り出します。
ところが結局みんなが騒いで、暴れて、けんかもして、とうとう船はひっくり返ってしまい、全員川の中へドボ~ン!
ずぶ濡れになったみんなは草むらで陽の光を浴びて体を乾かし、ガンピーさんの家に行ってティ-タイムを楽しみ帰っていきます。
そのときガンピーさんは「またおいで~。一緒に船で遊ぼうね~」と言ってお別れします。
こんなお話なのですが、ガンピーさんは、みんなとの「船では騒がない」という約束が守られなかったことには一言も触れません。
そして、今起きているずぶ濡れという事態にどう対処するか、そして、それからどう楽しく過ごすかが書かれています。
さらに、「またあそぼうね」と言ってお別れするのです。
私たちは、約束したこと、過去に決めたことなどが守られないと、そのことに固執して、「どうして守らないのか?約束したじゃない?決めたじゃない?」と、そのことにばかり着目してしまうことがあります。
もちろん約束を守ることは大切なのですが、今起きている事態の変化に対応していくことがまず必要です。
状況が変われば、人の気持ちは変化しますよね。
約束したことも守れなくなったり、決心が変わることだってあるはずです。
それを責めるよりも、これからどうするかを一緒に考えていけたら、その時の最善の方向が見えてくるのではないでしょうか。
反省とそこからの学びは、そのあとでも十分間に合います。
楽しい時間を持てたときに話せば、約束を守らなかったことは十分に反省され、次はもっときちんと考えて行動しようと自ら気づけるかもしれません。
そして、「もう二度とやらせない」ではなく、次のチャンスを与えてあげることができれば、そこから人はさらに成長していくことでしょう。
忘れてはならないのは、許してあげた自分も成長させてもらっているということです。
パートナーでも親子でも、こんな経験を通して少しずつみんなで成長していきたいですね。