「キル・ビル意識したわけではないだろうけど、勝手に比較されてボロ負け」
はい、引き続き二本目紹介行きます。
そのどうしようもなく変な邦題といい、溢れすぎてるB級感といい、でてるキャストの微妙さといい(私はそれはいいんですがね…)、ぶっちゃけ「絶対につまらない」という自信があったんですが見ちゃいました。かなりマニアックな映画だと思います。
スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい
SMOKIN' ACES
上映時間 108分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開 (UIP)
初公開年月 2007/05/12
ジャンル アクション/サスペンス/コメディ
映倫 R-15
キャッチコピー
ターゲットは1人――報酬100万ドル 殺るのは誰だ!?
監督: ジョー・カーナハン
出演:
ベン・アフレック
アンディ・ガルシア
アリシア・キーズ
レイ・リオッタ
報酬100万ドルを我がものにせんと猛者たちが入り乱れるさまを描いたノンストップ・バイオレンス・アクション。マフィアへの背信によってその心臓に賞金をかけられたマジシャンを巡り、選りすぐりの暗殺者たちとFBIが壮絶な攻防を繰り広げる。監督は「NARC ナーク」のジョー・カーナハン。出演はベン・アフレック、アンディ・ガルシア、レイ・リオッタ、人気R&Bシンガー、アリシア・キーズ。殺し屋たちのターゲットとなるマジシャンには「ブラックホーク・ダウン」のジェレミー・ピヴェン。
マフィア“コーザ・ノストラ”のボス、スパラッザの邸宅に張り込んでいたFBI捜査官のメスナーとカラザーズは、スパラッザがイズラエルという男を殺すためにスウェーデンから暗殺者を雇い、イズラエルの心臓に100万ドルの賞金をかけた、という内容の電話盗聴に成功する。一方、標的となってしまったラスベガスの人気マジシャン、バディ・イズラエル、通称“エース”。彼はスパラッザらギャングたちに気に入られて以来、裏社会に足を踏み入れるも強引な振る舞いで裏社会全体に混乱をもたらし、FBIに目を付けられるハメに。さらにはスパラッザの容疑の証言を得るために司法取引を持ち掛けられ、その決断を迫られていた。そんな中、エースの心臓に100万ドルの賞金がかけられた噂はたちまち広がり、世界中の暗殺者たちが続々エースの籠もるタホ湖のホテルに集まってくる。また、エースの弁護士から依頼を受けた保釈保証人デュプリーらがエースを連れ戻しに、そしてメスナーとカラザーズはエースを保護するため、現場へ急行するのだが…。
いや~、本当につまらない映画でしたね!!!(笑)
でもここまですごいと逆に暇つぶしには良い感じでした。
脚本
とにかく登場人物が多い。にも関らずストーリー展開がやったら早い。説明不足。あ、銃撃だ。あ、新しい暗殺者出てきた。あ、また銃撃。あ、なんかいっぱい死んだ。あ、銃撃…みたいな感じでまさにノンストップアクション!? ここまで人の命を軽視した映画も珍しいですね。まあアクション映画なんて全てそんなもんですけどね。
ラストのどんでん返しは途中で完全に読めました。ってか読めなくても別に騙された爽快感は味わえなかった気がするけど。なんじゃそりゃとか思ったに違いない。
ベン・アフレックが即死んだのには驚いた。
キャスト
アンディ・ガルシアがちょっと気になる。こんなにB級…というかC級の映画なのに頑張って演技してるのがかわいそうでした。
それ以上に印象的だったのがライアン・ゴズリング。すっごい頑張って大真面目にいい演技してるのが本当かわいそう…。
どうでも良い脇役どもは、それはもうひどかったです(笑) ひどいというか、ただただ気味が悪い。まあどの役もある意味イッちゃってるキャラなんだから、ああいうひどい演技でよかったのかもね。
ジャンルとしての出来栄え
これが銃撃をメインにした映画ならまあ文句は言えない。とにかくやたらとぶっ放される銃弾。その数多分すごいことになってる。
でも真新しさは全く感じられない。なんだかなぁです。
絶対キル・ビルと比較されますね。ってかされてますが。アクション、たくさんの暗殺者、過激なバイオレンス描写…確かに共通項はある。でも絶対に違う。何かが決定的に違う。
そう、この映画、「スタイリッシュ」だと謳ってるのに、全然格好良くないんです。まあスタイリッシュの厳密な定義知りませんけどね、とにかくなんか中途半端。同じ暗殺者でもキル・ビルは各自個性があって、どいつも超クール。でもこの映画はもうひたすらにひどい。ただ気味悪いだけ。無駄に個性を強めすぎて、ただただ変人の集いと化してた気がします。まあ監督がそれを狙ったなら文句は言いませんが。
笑いを狙ってるであろうシーンでまるで笑えない。途中でラリッた日本人かぶれのガキが出てきますが、真剣に不快になりましたね(笑) どうしようかと思った。
そんな感じでおススメしません!迫力も止めるなら映画館でしょうが、絶対に1000円以上出すのはもったいない。
でもこんな映画を真剣に見るのもたまにはいいなーと思いました。たまにはね。
ライアン・ゴズリングの名演に免じて、
★★☆☆☆
かろうじて2つ星です!!!
はい、引き続き二本目紹介行きます。
そのどうしようもなく変な邦題といい、溢れすぎてるB級感といい、でてるキャストの微妙さといい(私はそれはいいんですがね…)、ぶっちゃけ「絶対につまらない」という自信があったんですが見ちゃいました。かなりマニアックな映画だと思います。
スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい
SMOKIN' ACES
上映時間 108分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開 (UIP)
初公開年月 2007/05/12
ジャンル アクション/サスペンス/コメディ
映倫 R-15
キャッチコピー
ターゲットは1人――報酬100万ドル 殺るのは誰だ!?
監督: ジョー・カーナハン
出演:
ベン・アフレック
アンディ・ガルシア
アリシア・キーズ
レイ・リオッタ
報酬100万ドルを我がものにせんと猛者たちが入り乱れるさまを描いたノンストップ・バイオレンス・アクション。マフィアへの背信によってその心臓に賞金をかけられたマジシャンを巡り、選りすぐりの暗殺者たちとFBIが壮絶な攻防を繰り広げる。監督は「NARC ナーク」のジョー・カーナハン。出演はベン・アフレック、アンディ・ガルシア、レイ・リオッタ、人気R&Bシンガー、アリシア・キーズ。殺し屋たちのターゲットとなるマジシャンには「ブラックホーク・ダウン」のジェレミー・ピヴェン。
マフィア“コーザ・ノストラ”のボス、スパラッザの邸宅に張り込んでいたFBI捜査官のメスナーとカラザーズは、スパラッザがイズラエルという男を殺すためにスウェーデンから暗殺者を雇い、イズラエルの心臓に100万ドルの賞金をかけた、という内容の電話盗聴に成功する。一方、標的となってしまったラスベガスの人気マジシャン、バディ・イズラエル、通称“エース”。彼はスパラッザらギャングたちに気に入られて以来、裏社会に足を踏み入れるも強引な振る舞いで裏社会全体に混乱をもたらし、FBIに目を付けられるハメに。さらにはスパラッザの容疑の証言を得るために司法取引を持ち掛けられ、その決断を迫られていた。そんな中、エースの心臓に100万ドルの賞金がかけられた噂はたちまち広がり、世界中の暗殺者たちが続々エースの籠もるタホ湖のホテルに集まってくる。また、エースの弁護士から依頼を受けた保釈保証人デュプリーらがエースを連れ戻しに、そしてメスナーとカラザーズはエースを保護するため、現場へ急行するのだが…。
いや~、本当につまらない映画でしたね!!!(笑)
でもここまですごいと逆に暇つぶしには良い感じでした。
脚本
とにかく登場人物が多い。にも関らずストーリー展開がやったら早い。説明不足。あ、銃撃だ。あ、新しい暗殺者出てきた。あ、また銃撃。あ、なんかいっぱい死んだ。あ、銃撃…みたいな感じでまさにノンストップアクション!? ここまで人の命を軽視した映画も珍しいですね。まあアクション映画なんて全てそんなもんですけどね。
ラストのどんでん返しは途中で完全に読めました。ってか読めなくても別に騙された爽快感は味わえなかった気がするけど。なんじゃそりゃとか思ったに違いない。
ベン・アフレックが即死んだのには驚いた。
キャスト
アンディ・ガルシアがちょっと気になる。こんなにB級…というかC級の映画なのに頑張って演技してるのがかわいそうでした。
それ以上に印象的だったのがライアン・ゴズリング。すっごい頑張って大真面目にいい演技してるのが本当かわいそう…。
どうでも良い脇役どもは、それはもうひどかったです(笑) ひどいというか、ただただ気味が悪い。まあどの役もある意味イッちゃってるキャラなんだから、ああいうひどい演技でよかったのかもね。
ジャンルとしての出来栄え
これが銃撃をメインにした映画ならまあ文句は言えない。とにかくやたらとぶっ放される銃弾。その数多分すごいことになってる。
でも真新しさは全く感じられない。なんだかなぁです。
絶対キル・ビルと比較されますね。ってかされてますが。アクション、たくさんの暗殺者、過激なバイオレンス描写…確かに共通項はある。でも絶対に違う。何かが決定的に違う。
そう、この映画、「スタイリッシュ」だと謳ってるのに、全然格好良くないんです。まあスタイリッシュの厳密な定義知りませんけどね、とにかくなんか中途半端。同じ暗殺者でもキル・ビルは各自個性があって、どいつも超クール。でもこの映画はもうひたすらにひどい。ただ気味悪いだけ。無駄に個性を強めすぎて、ただただ変人の集いと化してた気がします。まあ監督がそれを狙ったなら文句は言いませんが。
笑いを狙ってるであろうシーンでまるで笑えない。途中でラリッた日本人かぶれのガキが出てきますが、真剣に不快になりましたね(笑) どうしようかと思った。
そんな感じでおススメしません!迫力も止めるなら映画館でしょうが、絶対に1000円以上出すのはもったいない。
でもこんな映画を真剣に見るのもたまにはいいなーと思いました。たまにはね。
ライアン・ゴズリングの名演に免じて、
★★☆☆☆
かろうじて2つ星です!!!