路傍奇術者達の讃歌 -Admiration song for street magician-

ストリートマジシャンの活動日記

ギブアンドテイク

2017年03月31日 | 駄文
「千円札を一万円札に変えるマジックはできないの?」

相手はこの質問がユーモアーにあふれウィットにとんだスマートなジョークだと思っているから、
イラついたり、みんなそれ言いますね、とか言ってはいけない。
「それができれば自宅でずっとそのマジックばかりしているんですけどね」
と答えなければいけない。

こっちはこのやり取りが100回目でも相手は生まれて初めてのやり取りなのだから邪険に扱ってはいけない。
むこうだってこっちが気づいてないだけでかなり気を使っているのは間違いないのだ。

マジシャンが演じるユーモアーにあふれウィットにとんだスマートであると思っているマジックを
喜んでくれ驚いてくれる観客と何の違いもない。

信用可能

2017年03月18日 | 駄文
店員さんに質問すると結構いい加減な返事が返ってくることがある。
だいたいの場合店員さんは多分そんなに悪くない。

大事なのは悪いか良いかでは無くて、返答した人が信用できるかどうか判断できるかどうか。
この人は信用できそうだと思ったら、その返答に則した行動をとればいいし、
信用できなさそうだと思ったら自分で確認すればいい。

で、自分の経験則に則った、信用できない人を判断する基準をいくつか。

・質問に対して即答する人
・返答内容の理屈がおかしい場合

だいたいこういう場合は、わからないけど「わかりません」というと「じゃあ調べてくれ」と言われるからだと思う。
店員さんも忙しいから仕方ない。

だから逆に信用できる人は
・質問内容に対して即答しない
・返答するために他の人に問い合わせたり調べたりする

手間と思考をかけて返答している人は信用できる。


この間、会場のマイクロフォンシステムに自前の無線マイクがつなげられるか担当の人に確認したら
「繋げられません。なぜならそんなことができれば外部の無線が混線してまともにマイクが使えないからです。
この機械はプロ用なので、持ち込みの無線は接続できません」
と言われた。それは使えない理由になっていない。その場で自前のマイクがつなげられるか確認できなかったけど、
なんだか信用できないから今度行ったときに確認しようと思う。

「お持ちのマイクはB帯の無線ですよね。こちらの無線システムはA帯ですので周波数を合わせるのは無理です」
とか言われたら信用できた。意味は自分でもよく分からんけど。

ついに

2017年03月15日 | 駄文
やってしまった。持ってるマジックのDVD買ってしまった。注文してその日の晩に気が付いた。
悔しい。作者に申し訳ない。
いや、むしろ喜ぶかも?まあお布施と考えよう。ご冥福をお祈りします。

トランプの白鳥


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