金魚cafe

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スーパー歌舞伎Ⅱワンピース(おまけ)

2018-04-26 16:54:39 | 芝居




写真が投稿できなかったので写真を。

今回舞台の前に近いところが取れて嬉しかったです。



ファーファータイムの時に使うタンバリン、ブルーにしました。(^^)

うちの子が「この金色のテープはなんですか?」とぐるぐる巻きになって聞くので「これは舞台の演出でゴージャスさを出すためにいろんな効果を使っててこのテープもそうだったのですよ。」と。



足元の紙吹雪もそうなのです。



公演時間が休憩をはさんで約4時間、夢のような時間でした。

名古屋もきっと大盛況ですね。(^^)

スーパー歌舞伎Ⅱワンピース(3)

2018-04-26 00:17:36 | 芝居
今日というか昨日になってしまいましたが千秋楽でした。

まだ名古屋がありますのでまだまだ続きますが大阪が昨日で終わりということでもう一度観たかったなあと。

三幕目はクライマックスというか大詰めになっていくところですね~~。

兄エースを奪還するため海軍本部マリンフォードに駆け付けるルフィ。

エースを助けるためにルフィの他に白鬚海賊団も駆けつけてきます。

右團次さんの白鬚、圧倒されます。

そして平さんのエース、前回よりマッチョになったような。

鍛えてらっしゃるのかなあ~~。

右近さんのルフィと並ぶとやんちゃな弟が可愛くて仕方がないって感じが出ていて猿之助さんルフィとはまた違った感じになってるなあ~~と。

三幕目は歌舞伎ならではの殺陣とケレンがたっぷりと楽しめます。

海軍の大勝、クザン(青キジ)とサカズキ(赤犬)との殺陣のシーンがスゴイです。

ワイヤーアクションあり、ケレンで出演者の皆様の身体能力の高さに圧倒されます。

今更なのですが、ワンピースというのは「悪魔の実」というそれを食べるとその実の能力が得られるという人たちがバトルをするのですが、これは実写化では無理~~と思っていました。

その原作のイメージを壊すことなく歌舞伎で表現するすばらしさ、サカズキを演じる嘉島さん殺陣がすごいなあと思っていたのですが、平さんが2年前よりパワーアップしてる~~。

そしてこの海軍と海賊の戦いにちょっと待った~~と登場するシャンクス。(ワンピースで私が一番好きなキャラクターです。)

猿之助さ~~ん観れて良かったです。

皆猿之助さんを観たかったんだと思います。

登場したときの劇場の空気が熱気と猿之助さんの元気なお姿を観れたうれしさで湧き上がってきたよう感じました。


今回は出演者がダブルキャストだったのでまたキャストが変わると違うのだろうなあと思います。

同じことをしているのではなくてワンピースはずっと進化し続けているんだ~~と思いました。

アクションが素晴らしいだけでなく、兄弟の愛、親子の愛、仲間との絆の強さに泣かされます。

白鬚ことエドワード・ニューゲートの言葉「なんでつまらなくなったかというと皆冒険に出なくなったからだ。宝探しをしなくなったからだ。」宝というのは人それぞれ大事なもので必ずしも金銀財宝のことではないと思うのです。

冒険は辛いこともあるけどまず外に出てみよう、いろんなものを見てみよう、仲間を見つけよう、その先には何かがある。

また公演があるのかわかりませんが、今度松竹座に来られるときはパワーアップした新しいものが観れることを楽しみに待つことにいたします。


スーパー歌舞伎Ⅱワンピース(2)

2018-04-24 23:44:42 | 芝居
松竹座がもう千秋楽というのにま二幕目の感想も書いていないとかなりサボっておりました。^^

一幕目でルフィの人柄を表現し、すごい冒険が始まるのだというとこで終了して、二幕目は温まったエンジンが全開するという感じでしょうか。

二幕目はルフィの兄さん、ポートガス・エースが海軍に捕らわれて処刑されるまでインペルダウンの監獄に入れられてしまいます。

エースを助けるためにルフィはハンコックの助けを借りて潜入します。

ここで原作を読んでいるとつながりはわかりやすいのですが、ルフィたち麦わらの一味は航海の途中でアラバスタ―王国というところで大暴れしたのです。


インペルダウンの監獄にはその時に戦った相手が収容されていました。


昨日の敵は今日の友、お互いの利害が一致して脱獄を図ることになります。

澤瀉屋の皆様の囚人クロコダイル、バギー、アバロ・ピサロ(寿猿さんお元気です^^)のなり切ったクオリティのすごさ、そして海軍側の監獄署長マゼラン、副署長のハンニャバル、サディちゃん(右近さんとはまたタイプのちがう新悟さん素敵でした。^^)忘れてならない巳之助さんのボンちゃんは本当にアニメのワンピースから飛び出してきたような。

チョッパー役の市川猿くんが背が伸びてびっくりです。

とここまでは前回の松竹座で観た通りですが、ルフィが監獄署長マゼランに毒を吹きかけられて生命の危機、そのルフィを救ったのがニューカマ―ランドのエンポリオ・イワンコフ。

私が前回の松竹座で観たのは浅野さんのイワンコフだったのですが、今回は下村青さんとダブルキャストで私は下村さんのイワンコフのを観ました。

下村さんは私は観るまで存じ上げなかったのですが、劇団四季に在籍をされていてバトンも世界で3位になられた方です。

声が低音で響く美声で歌も踊りもパワフルで圧倒されました。

私もお隣でご覧になってらっしゃった方もただただうわ~~~すごいと拍手の嵐、ダンスも下村イワンコフに合わせて前回と変わっていたような。

イワンコフの治療のおかげで助かったルフィはエースを救うべく海軍本部に向かいます。

ここでゆずさんのTETOTEが流れ、ファーファータイムと呼ばれるお時間がやってきます。

2年前は手拍子だけだったのが、今回は専用のタンバリンを皆で鳴らして楽しめます。

海軍本部に行くのにクジラに乗って行くというので大きなクジラが現れます、前は席が遠くてクジラが見えなかったのですが、今回はクジラの大きさを実感できました。

ファーファータイムでいつもすごいなあと思うのはカマ―ランドの皆様が一階席はもちろんハイタッチで回ってこられるのですが、2階席にもハイタッチで来られます。

これを1日2回、25日間ずっとされるのです、すごい体力にいつも感心いたします。

思いだしながらやっと二幕目終了です。


黒井戸殺し

2018-04-15 23:40:58 | 大泉洋さん
14日に放送された三谷幸喜さん脚本のドラマ「黒井戸殺し」。

「オリエント急行殺人事件」も舞台が日本なのに原作と変わらず再現されていたので今回もと楽しみにしていました。

大泉洋さんが出演されるというのがまた嬉しく、萬斎さんと共演されたことあるのかしら?

大泉洋さん私は洋ちゃんと呼ばせていただいておりますが、共演者が無茶ぶりなほうが洋ちゃんの良さが出るのでこの風変わりな勝呂と絡んで振りまわされてきっと面白いだろうと。

ストーリーは舞台をイギリスの片田舎から日本の片田舎に移しておりますが、ほぼ原作通りに進んでいるなあと。

私は原作読んでおりましてアガサ・クリスティの「オリエント急行殺人事件」と「アクロイド殺し」と他にも「そして誰もいなくなった」はすごく驚きを感じてしまい、その時はまだ学生だったので推理小説ってこうことがOKなのと悩みました。

もう一度注意深く読み直してみたらちゃんとヒントらしきものがあったのかな?だからこれは推理小説なのだろうなと思いました。

原作が「アクロイド」という資産家で地元の名士を「黒井戸」として登場させていて他の登場人物たちも原作の名前からちゃんとつけられているなあと。

とある日本の片田舎がすんなりクリスティの世界になったのは三谷さんなのか監督の方なのかその世界を再現させていたからだろうと思いました。

時代を終戦直後にしたのも良かったと思います。

萬斎さんが勝呂をポワロに近づけているのが良かったです。

ポワロのかぼちゃ栽培が有名なのになかなか映像では再現されてなかったのをポワロが正方形を好むというところまでちゃんと正方形のかぼちゃを栽培するところを見せてくれたのが三谷さん本当にクリスティ読んでおられるのだなあと。

日本なのにちゃんとティータイムのシーンもあって紅茶と共にここでも正方形の好きな勝呂のために正方形のクッキーをそえてあったりと。

クリスティ好きな人にはたまらないと思います。

3時間は長いかなあと思いましたがクリスティの世界を再現するにはやっぱりこれぐらいの時間は必要かと思います。

そういえばBSでのポワロも短編集のなかからドラマ化したので90分でまとめられますが、「そして誰もいなくなった」は3回になっていました。

「オリエント急行殺人事件」では主役は探偵勝呂ですが、この「黒井戸殺し」は萬斎さんが主役であるのでしょうが私は主役は洋ちゃんのように観ていました。

いつもの相手役に振りまわされながらも相手のどこに飛んで行くかもわからないボールを確実に受け止めるような演技、そして別の表情を見せる洋ちゃん。

三谷さん洋ちゃんのために書いたのかなあと思わせます。

本格ミステリーですので原作の方もぜひオススメいたします。





スーパー歌舞伎Ⅱワンピース

2018-04-12 14:45:30 | 芝居
大阪難波の松竹座にスーパー歌舞伎Ⅱワンピース観に行ってきました。





開場前に大勢の人だかりで私もその中に入ってひたすら写真を。

今回は残念ながら1度しか観れないのでしっかりと観るぞ~~と。((o( ̄ー ̄)o))

今回キャストが変わっているのでどんな感じかなとワクワク。

始まったらもう冒険の世界へ。

右近さんのルフィが元気いっぱいでインペルダウンに編よりも海賊王になると海に出たばかりの頃の初々しいルフィみたいだなぁと。

ナミが河合雪之丞さんから坂東新吾さんに替わっています。

雪之丞さんのナミが気っ風の良いお姉さま的な感じでそれもまた笑也さんのニコ・ロビンと並ぶと美しすぎて好きだったんですが原作によせてきてる新吾さんのナミさん、良いです。

ストーリーは前回のシャボンディーで天上人をぶん殴って海軍とやりあってからのと同じですが細かいところはいろいろ替わっています。

これは前回と同じでなくまた新たなワンピースだなぁと。

そしてこれって歌舞伎なの~~!!
と言いたくなる別の劇団みたいなミュージカルみたいな女性だけ男性禁止のアマゾン・リリーの国。

二ョン婆役の笑三郎さん、可愛らしくて包容力があってと素敵な方。(^^)

そこへ女王ハンコック登場。

これはルフィとハンコックは一人二役で演じます。

右近さんのハンコック、美しすぎる~~。

猿之助さんのハンコックが可憐でオーラ半端ないハンコックならば右近さんは原作のハンコックの妖艶さを出してきてるなあと。
出演者の方々若い方は皆さん原作を読んだり、アニメを観たりされていると思うのでよせてきてますね。


右近さんのルフィはとにかく元気、まだ見ぬ世界へ好奇心に溢れて何でも楽しもうとするそのパワーに元気もらえます。

そして二幕目へ。