Welcome to our church! 光が丘キリスト教会の「今週の説教」&「イベント情報」

練馬区の光が丘キリスト教会の「今週の説教」や「イベント情報」をお届けします
info@shining-hill.org

長老・執事の任職、就職式

2018年07月16日 | 教会での出来事

 

6月3日と6月10日の礼拝の中で、それぞれ一名づつ、新たにお二人の方に長老に任職、就職していただきました。また、6月3日には、新たにお二人の方に執事に任職、就職していただきました。合計で執事が3人になりましたので、これで、これからは執事会を開くことができるようになります。当面は牧師も陪席させていただきますが、これから、議長と書記を選出して執事会を発足することになるでしょう。神様のさらなるお働きが、執事会を通しても現れますように、共に祈ってまいりましょう。

執事の任職、就職の際には使徒言行録6章1節から6節を読ませていただきました。弟子の数が増えてきて、「食事の世話」のことで問題が起こったので、教会のリーダーである12人が「御言葉と祈りの奉仕に専念する」ために7人を選び、「その仕事を任せ」るべく、「祈って彼らの上に手を置いた」場面です。まさに、執事の任職、就職式の場面ですが、使徒言行録を読みつづけていくと、面白いことに気づきます。執事に選ばれたその人たちが「食事の世話」をしている場面は、どこにも描かれていないのです。むしろ、その人たちが説教をし、伝道をしている場面が目立って描かれます。

これを不思議にお思いになるかもしれませんが、「御言葉と祈りの奉仕」は何も教会のリーダーだけの仕事ではありません。キリストの弟子は皆、洗礼を受けて聖霊を与えられていますから、説教をすることも伝道をすることも自然なことです。ただ、執事が選ばれたのは、聖書には描かれないような、表に現れる神の務めを背後で支えるという神の務めのためなのです。

聖書に描かれている通り、執事も説教をすることもあるかもしれませんし、伝道をすることもあるかもしれませんが、彼らがそのために選ばれた「食事の世話」をおろそかにしていたかというとそうではないでしょう。教会のリーダーたちが「御言葉と祈りの奉仕に専念」できるように、背後での神の務めもしっかりと果たしていたはずです。執事は、説教や伝道など、表立っての働きに大いに活躍することがあります。ただそれは、あくまでその人個人としての働きであって、「執事としての」働きは、背後で支える働きなのです。

そして、聖書はその働きをとても大切な働きであるとみなしています。「食事の世話」をするために選ばれた7人は、「料理が上手な人」ではありませんでした。「霊と知恵に満ちた評判の良い人」だったのです。背後で支えるという働きが、大切な神の務めであるからです。また、ルカによる福音書8章の最初には、「婦人たち、奉仕する」という記事があります。そこに、何人かの婦人たちがまさに背後で支える働きをしていたことが記されているのですが、この記事は、イエス様による罪の赦しと、イエス様の説教の記事の間に割り込むようにして書かれているのです。表立っての働きだけが神の国を前進させるのではありません。後ろから支えられてこそ、表で働くことができるのです。考えてみると、神様は、表立って私たちを導いてくださる方ですが、私たちはどれくらい、神様に後ろから支えられているでしょうか!

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。