きものと洋服でお困りのあなたへ !!

創業106周年きものと洋服のお手入れ専門店 一級染色技能士の仕事事例と日常生活

白大島袷 黄変しみ抜き 正絹素材

2017年01月18日 | 着物(しみ抜き)

皆様こんにちは

山三三ツ屋染舗の三ツ屋邦孝です。

お客様が頂いた着物を着用しようとした所しみを見つけたので

しみ抜きの依頼です。

白大島袷

白大島袷 上前黄変しみ

衽と身頃の黄変のしみが有ります。

裏地の八掛に影響の無い様にしみ抜きをしました。

しみ抜きを初めた頃は黄変抜きをすると絣の色は抜けないか、

絣の色が泣かないかを何度かテストをしながらしみ抜きをしました。

薬材の効果が弱いとしみが抜けず、少し無理すると絣の色泣きしますし

色の弱い絣ですと色が無くなります。薬材の効果を最大限効かせて

絣に影響の無い方法を探り探りやってきました。

白大島袷 黄変しみ抜き後

今では短時間で処理が出来て絣も影響が無く出来ますが

絣の織り物は要注意です。ひどい業者は胡粉と言う白の顔料を使用します。

胡粉は艶が変わる為に最終手段で使用しますが手軽に使える為に最初から

胡粉で隠蔽をする業者は要注意ですので信頼のおける業者を選んで欲しいと思います。

 

着物のお手入れは

厚生労働大臣認定一級染色補正技能士のいる

山三 三ツ屋染舗にご用命下さい。

〒062-0902

 札幌市豊平区豊平2条2丁目2番20号

 電話011-811-6926 FAX011-811-7126

 メール mitsuyasenpo@train.ocn.ne.jp

 ホームページ http://328senpo.sakura.ne.jp

 

PVアクセスランキング にほんブログ村

ブログランキングに参加しています! 

皆様の応援がとても励みになりますよろしくお願いいたします。

 こちらをポチッポチッと押して下さい。

 ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓


コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« オーバー 染替え カシミア素材 | トップ | 着物の仕上げ(プレス)の大切さ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

着物(しみ抜き)」カテゴリの最新記事