きものと洋服でお困りのあなたへ !!

創業106周年きものと洋服のお手入れ専門店 一級染色技能士の仕事事例と日常生活

出張&休暇報告

2018年10月31日 | 日記

皆様こんにちは

山三三ツ屋染舗の三ツ屋邦孝です。

10/26~10/29まで出張と休暇を頂きました。

九州と大阪に行って来ました。

空港連絡バス プレミアホテルTSUBAKIバス停

店から徒歩3分に空港行のバス停があります。新千歳空港へは約70分位掛かります。

空港連絡バス車内 

北海道一交通量の多い国道36号線を通り高速道路を通って新千歳空港に向かいます。

新千歳空港では自動手荷物預け機(ANA BAGGAGE DROP)が導入され

機内預けの手荷物がとてもスムーズになりました。

新千歳空港 7番搭乗口

ANA290便で福岡空港へ向かいます。

ANA290便

福岡経由で目的地の長崎に向かいます。

福岡空港到着後に空港内の連絡バスに乗って国内ターミナルから国際ターミナルへと

移動して、国際ターミナルから高速バス九州号に乗車しました。九州はJRでの移動より

高速バスの方が移動時間も費用は少なく済みます。高速バスを降りると雨でした。

路線バスに乗り換えてホテルに向かいました。午前11時前に自宅を出てホテルに付いたのが

午後8時過ぎていましたので実に9時間の移動でした。乗車時間は6時間位ですが

狭い日本列島ですが随分遠いですね。

翌日仕事が終りここからは休暇となります。

私が修行した店は師匠が亡くなりすでに閉店していますが、奥様やお子さんや

弟さんご夫婦は皆様ご健在ですので顔を出して見ようと大阪に向かいます。

長崎空港5番搭乗口

飛行機

搭乗待合室から整備の方がコックピットの窓を拭いているのが見えました。

本当に機体を慈しむ整備の方のお仕事とても素晴らしかったです。

インドネシアのLCCライオンエアの飛行機が機体の不具合からジャカルタ沖に

墜落したことを思うとANAのスタッフのお陰で無事旅行が出来ます。

機内の窓から見える風景

私達の日常は地上より見上げている雲しか見えませんが飛行機の中から見える雲はまた格別です。

伊丹空港に着きましたが伊丹空港もターミナルビルが改修が進んいる事や

修業時代の見ていた風景とは随分変わっていました。

空港リムジンバスで大阪のミナミのなんばに向かいました。

なんば 高島屋

ここから今日の宿泊地の大阪の通天閣のある新世界に向かいます。

30数年前の大阪に修業時代に師匠から怖い所だから絶対に行くなと言われていたので

行った事が無くてご縁がなかったので行けなかったですが、今回はどうしても

行こうと思って行ってみました。大阪メトロで動物園前駅を降りてガード下を抜け

とてもせまいジャンジャン横丁を抜けて通天閣前の東横インに宿泊しました。

夕食を取る為に近くを散策しましたが、9時だった為串カツ屋さんは結構閉店していました。

串カツだるま

ふらっと有名店の串カツだるまに入りひょんな事からフレンドリーな

大阪のお姉さんと(あめちゃんを持っていないのでおばちゃんではないです)

食事をしました。

大阪のおねえさん

とてもおしゃれでロレックスが良く似合っていました。

修業していた事もそうですが大阪の土地柄も人も私は大好きなので夕食

楽しく会話をしながらの夕食でした。

通天閣

新世界のシンボル通天閣

朝日劇場

新世界は行って見て分かりましたが北海道神宮の例大祭の時のお祭りの屋台の中を

散策している感じがしました。自分が生まれ育った昭和の時代にタイムスリップ

した感じがしました。機会があればゆっくりと遊んでみたかったです。

ホテルを出て修業先の岸和田に向かいました。

いつもは南海電車を利用するのですが、今回初めてJRを利用して東岸和田駅に行き

そこで師匠の弟さんの奥様に師匠のお墓参りをしてきました。

師匠のお墓

色々な事がありましたが当店は今あるのは師匠に仕事を教えていただいた事を

しっかり守っている事や「上には上がいるので向上心を持って努力を怠らない」

との言葉を今も忘れてはいません。師匠が亡くなったのが57歳だったので

自分も同じ歳になった事もご報告と感謝の思いを祈ってまいりました

その後師匠の弟さん宅で奥様と昔話に花を咲かせました。

弟さんご夫婦が日曜礼拝があるので私は別行動で岸和田城へ行きました。

岸和田城

天守閣から見たお庭

修業時代が3年間ありましたが、岸和田城には一度も行った事が

無かったのでお城の散策とだんじり会館も散策してきました。

奥長ファミリーと夕食

左側が師匠の弟さんご夫婦で右側が師匠の奥様と娘さんです。

三年間の修業が終りあれから35年が過ぎて自分も含め時の流れを感じました。

楽しい時間はあっと言う間に過ぎていきました。

師匠のお宅に一晩泊めてもらいました。

翌日に師匠の弟さんご夫婦が関西空港まで送って頂きました。

少し時間があったので修業時代に住んでいた長屋に行ってもらいました。

長屋後

昔ながらの三軒長屋は現在駐車場になっていました。

たぶんブロック塀はそのままだとピンクの軽自動車のあたりで寝ていたと思われます。

師匠の弟さんご夫婦で改宗されプロテスタント(新教キリスト教徒)になられて

空港で搭乗時間まで布教と祝福をしていただきました。

関西空港 

大阪は随分と温かったですが北海道に戻ると随分と寒くなっていました。

もうすぐ冬がやってきます。年末に向けて頑張ります。

 

着物と洋服のお手入れは

厚生労働大臣認定一級染色補正技能士のいるで

山三 三ツ屋染舗にご用命下さい。

〒062-0902

札幌市豊平区豊平2条2丁目2番20号

電話011-811-6926 FAX011-811-7126

メール mitsuyasenpo@train.ocn.ne.jp

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臨時休業のお知らせ

2018年10月26日 | お知らせ

いつも当ブログにお越しいただき誠にありがとうございます。

出張の為に10月26日(金)~10月29日(月)を臨時休業とさせて頂きます。

皆様にはご迷惑をお掛けしますが、何卒ご了承のほどお願いいたします。

なおブログもお休みいたします。

 

                         山三 三ツ屋染舗 

                             代表三ツ屋邦孝

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染替えのアクリル素材について

2018年10月25日 | コラム

皆様こんにちは

山三三ツ屋染舗の三ツ屋邦孝です。

先日素材の違う染め替えを行い改めて素材の違いが染め上がりの違いを

再認識したのでご報告いたします。

染料の説明書にも掲示していますが、

良く染まる繊維

植物繊維など 綿 麻 レーヨン キュプラ ビニロン

動物繊維など 絹 毛(ウール) ナイロン ポリウレタン

淡く染まる繊維 ポリエステル ポリエステル混紡品

染まりにくい繊維(染色に向いていない繊維)

アクリル アセテート 防水(樹脂)加工された繊維

となっています。

今回地方より発送されてきたカーディガンの素材が

アクリル80%ナイロン20%で黒染め希望です。

カーデガン

カーデガン 品質表示

アクリル80%ナイロン20%です。

アクリル素材は高温で染めると生地が歪んでしまう特性がある為

低温でしか染められない為ほとんど染まりません、ナイロン部分は

染まりますが、アクリルの混紡率が高い為染めた方が良いか止めたほうが

良いか迷いましたが思い切って染めてみました。

カーデガン 染め上がり

カーデガンの生地の表面がアクリルで裏面がナイロンでカーデガンの

下部の部分が裏返しになっていました。下半分が少し濃いグレーに

染上がりました。

カーデガン首回り 

黄色いタック(札)は黒く染まっているます。

染め替えと言うほどには染まらないので

アクリルの染はお断りした方が良いと思いました。

 

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パンツ 洗剤による脱色 染め替え 綿・ポリウレタン製

2018年10月24日 | 洋服(染・染替え)

皆様こんにちは

山三三ツ屋染舗の三ツ屋邦孝です。

カプセルタイプの洗剤で洗濯したらお気に入りのパンツが脱色したので

直して欲しいとのご依頼でした。色々と考慮した結果、染め替えをお勧め

いたしました。

パンツ(紳士物)

パンツ(紳士物) 品質表示

綿90%ポリエステル10%です。

パンツ(紳士物) 洗剤による脱色 

洗濯後に洗濯機より取り出した所、脱色していたのでとても驚かれたと思います。

洗濯機に水を入れ洗剤を入れ十分に回して洗剤が溶けてから洗濯物を入れると

この様な事例は発生しないとおもいます。

パンツ(婦人物) 

パンツ(婦人物)品質表示

綿98%ポリウレタン2%です。

パンツ(婦人物)

こちらは前面がヤケているので一緒に染めて欲しいとのご依頼でした。

パンツ(紳士物)

オリーブ色の染料で染め替えしました。

脱色部分も上手に隠れてくれ、染めムラもなくきれいに染め上がりました。

パンツ(婦人物) 

こちらはポリウレタンが入っていたので染め上がりが少々心配 でしたが

染むらも無く綺麗に染まって何よりでした。

 

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オーバー 染め替え ウール・カシミヤ素材

2018年10月23日 | 洋服(染・染替え)

皆様こんにちは

山三三ツ屋染舗の三ツ屋邦孝です。

お店のお客様があ淡いグレーのウールのオーバーを紺色に染めて欲しいとの

ご依頼です。

オーバー

オーバー

品質表示は毛90%カシミア10%です。ウールは良く染まる素材です。

 オーバー 水洗後

綺麗に染上げる為に生地に付いている汚れや糊や加工剤の除去の為に水洗いを行います。

ウールの場合水洗いをすると黄色や紅茶色の汚れが出て来ます。

染色中

お湯の中に染料と助剤を入れ被染物を入れてます。ステンレス製の釜に蒸気を入れて

加熱して染めていきます。

染色中 

長い棒で染ムラが出来ないように攪拌したり浮き上がってきた被染物を染液の中に

沈めて20~30分ものによっては1時間張り付いて染上げていきます。

染上がると釜から出して余分な染料を洗い出します。

乾燥してプレスして仕上がりです。

ウールオーバー 紺色に染め替え 仕上がり

綺麗に仕上がりました。


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