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創業106周年きものと洋服のお手入れ専門店 一級染色技能士の仕事事例と日常生活

さらなる飛躍するために

2013年11月25日 | 山三 三ツ屋染舗について

皆様こんにちは 

山三三ツ屋染舗の三ツ屋邦孝です。

平成8年に、しみ抜き機を導入後に今まで難しかった品物や

出来なっかた物も出来るようになりました。

毎日のタオル洗いとたたみからも解放されました。

とても喜ばしいことですが、同じ機械で同じ薬剤を使用して作業していても、

結果も同じである程度の伸びしろも無くなり仕事に対しての限界を感じ始めていました。

当時はあまりクリーニング業界の方たちとも付き合いも無く一人で孤軍奮闘していました。

情報元もあまり多くありませんでした。

平成16年に思い切ってクリーニング展示会に行って見ました。

たくさんのブースがあり新しい機械もあり

しみ抜き機のデモンストレーションも行われていて

人のやる仕事は良い意味でも悪い意味でもとても参考になりました。

みけし洗いの小出先生や不入流の高橋先生もブースに立っていらっしゃいました。

高橋先生はクリーニング店の方の持ち込んだ絹のブラウスの脇の黄変の汗ジミの

作業をしていました。しみ抜きの実演を見せていただきとても参考になりました。

絹のブラウスも品質表示がドライクリーニング指定なので指示どうりに作業すると

脇の黄変の汗ジミが発生します。ドライクリーニング後にしみ抜きで

脇の汗ジミの成分を取り除く必要があります。

又は水洗い(ウエット)をすれは脇の汗ジミも黄変化しないのですが

ドライクリーニングが主流の為、どちらも行っていない様にでした。

平成12年以降にウエットクリーニング(水洗い)が少しずつクリーニング業界内からも

広まっていった様に感じます。

色々な書籍も購入して少しずつ仕事のやり方も変化し始めました。

あるお客様から男物の着物で無数のしみだらけのきものをお預かりしました。

洗い張りとしみ抜きをおすすめしましたが、丸洗いしみ抜きを希望されました。

本来丸洗い(ドライクリーニング)としみ抜きを行う予定でしたが、全体に寸法が

縮む事の了承をいただき水洗いとしみ抜きを行いました。

画像はございませんが綺麗になりましたが、多少の型崩れと寸法の狂いが生じました。

この頃からドライクリーニングによる丸洗いと洗い張りによる水洗いの融合が

出来ないかを強く感じ様になりました。

絹は水洗いをする事は出来ます。

なにせ当店は洗い張り屋ですので……

しかし幾つかの危ない橋(リスク)を渡らなければなりません。

  1. スレ     
  2. 色泣き   
  3. 縮み   
  4. 型崩れ
  5. 染色補正後の処理

このリスクの解消のための研究が1年程続きました。

この事が解消されればきものの丸水洗いが可能になると信じ

一つ一つ解消の道を歩み始めました。

 

着物のお手入れは、厚生働大臣認定一級染色補正技能士のいる。

山三 三ツ屋染舗にご用命下さい。

〒062-0902

札幌市豊平区豊平2条2丁目2番20号

電話011-811-6926 FAX011-811-7126

メール mitsuyasenpo@train.ocn.ne.jp

ホームページ http://328senpo.sakura.ne.jp

営業時間 平日(月曜~土曜) 午前8時~午後6時

休日 日曜 祝日

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