オレホム

いうらんっこしぷゃりいぷまりせ

パナソニック  シグマブック

2007-10-26 17:46:44 | 道具

「あ、まだ17時半なのにもう外は真っ暗ですね」

 客人が突然発したこの言葉につられて窓を見てみると、黒い紙を貼ったかのように窓は黒く塗りつぶされていた。「秋の日はつるべ落とし」とはよく言ったもので、ついこないだまでこの時間の窓は、薄ぼんやりとしたオレンジ色に彩られてた。
 このペースで一日の日照時間が短くなっていくと、冬至の頃には15時あたりに日没してしまうのではないかという錯覚とも言える不安が沸いてくる。秋も深まった、というよりは深みに堕ちていく、と言うべきか。

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小説調で書くのがつらくなってきたのでこのあたりで止めるが、とにかく読書の秋なのである。というか、最近リサイクルショップのハードオフに行って中古機器を色々漁ってたときになんとなく衝動買いしたこの電子ブック。発売当時は4万くらいしたはずだが、中古とはいえ8000円くらいで売ってたので思わず購入。

せっかく買ったから → 読書しなきゃ → そういえば10月 → 読書の秋ですね

という感じで思いっきり後付けである。


早速色々読んでみようと電子書籍サイトを見てみる。ていうか僕は恥ずかしながら殆ど読書をしなかった男で、これを機会に読書も趣味のひとつに入れようかと。

文庫本になってそうな古めの本は500円前後。新しいのは1000円くらいするようだ。製本代がかからない割にはちょっと高くないかい?なんて思いながら有名そうな作家や「ベストセラー」とか書いてある書籍をいくつか買ってみる。ちなみにマンガも沢山ある。

購入後、さてSDカードに転送するかと思ったらけっこう著作権的なガードが厳しいようで、パナソニック純正の「著作権保護機能付きSDカードリーダー」が無いと転送できないようだ。むかつきながら2000円で買ってくる。

液晶は1024×768ピクセルが見開きで2枚。事実上2048×1536ピクセルになるわけで、非常に高精細。新書程度の文字数・大きさで読めるし、マンガも問題なく読める。表示を切り替える時にしか電力を消費しない記憶型液晶を採用してるので、電源スイッチも無いし、電池は3ヶ月くらい持つらしいし、かなり「本感覚」で使えるデバイスのような気がする。

だめっぽいところもいくつか挙げると、白青の液晶は普通の蛍光灯下では読みやすいが、電球一個みたいな暗めの部屋だとちょっと読みづらい。バックライトも無い。
あとページの切り替えが遅い。普通に読み進んで行く分には何の問題もないが、数ページ一気に進んだり戻ったりしたいときはかなり待たされる。

電子ブック機器は他にもいくつかあって、カラーだったり多機能だったりしてシグマブックはすでに過去の遺物となってるようだが、普通の本同様の見開き型で、超高精細なのはこのシグマブックだけなのでちょっとお気に入り。

ていうかシグマブックがどうのこうのというより、読書自体が楽しい。笑ったり、ため息をついたり、号泣したりして毎晩過ごしてる。


と、思ったが電子書籍を購入する意味ってなんだろう?と、使い方も分かって落ち着いてきた現在、ふと考えてみたりする。突然購入して突然読めたり、かさばらない、という事だろうか。そのくらいしか思いつかない。

あとは大して安くないし品揃えも良くないし、面白いなあと思った作品を人に貸すのも困難だし、うーん、難しいことを考えるのは止めよう。


ちなみに僕の自宅は2件の古本屋に挟まれてます。


シンクレアZ1ラジオ

2007-10-19 16:40:11 | 道具

最近一緒に仕事してるディレクターさんと雑談してたときに、最近テレビがつまんなくてラジオの方が面白いよねみたいな話になってしまった。お互い映像製作を稼業としてるのになんという意気投合。

ていうか同じタレントでも出るメディアによって、テレビ「タレント」、ラジオ「パーソナリティ」と呼び分けられるわけで、どっちが面白いというよりはそもそも違うものだと思ったりするわけで。テレビは「観てもらう」もの。ラジオは「聴かせる」もの、という違いがあるような気がする。

テレビとラジオの違いという非常に難しいテーマをなんの準備もなく書き出してしまってビビってきたのでそろそろ止めるが、最近テレビがどんどん視聴率絶対主義になってしまい視聴者に媚を売るような番組が増えてしまったので、逆にゆるい作りのラジオ番組の方が心地よくなってきてしまったのかもしれない。


まあそんなことはともかくこの英国製の超小型ラジオ。小さくて軽いという表現では言い表せないくらい小さいのだが、これが普段のチャリ通勤で使えたら便利だな~と思って大購入。2000円くらいだったか。


結論から言うとちょっと使いづらいという印象。

とにかく耳から外れやすい。耳にはめる部分の直径が大きいので、耳の穴にねじ込むのではなく、耳穴の周りにはめ込む方式になってる。だもんでちょっとしたショックで外れたりする。これは使いづらい。というか英国人の耳穴は日本人の倍くらいあるのだろうか。

あと超小型だもんで仕方がないが、ボリュームが無い。丁度よい音量に設定されてるので不便ではないが、局によって音量が変わるのでちょいと不満。


感度はやっぱりというか当然というか、普通のポータブルラジオと比べるとかなり悪いが、超小型の割には頑張ってるような気がする。あと、このラジオの面白いところは外部アンテナが付けれるところだ。超巨大なアンテナを自作してこの超小型ラジオに付けて感度をかせぐと同時にこのラジオの魅力を完全に消滅させることも可能だ。

というわけで感度的に移動しながらの使用はお勧めできないが、外で人を待ってて暇でしょうがないときにちょっと使う、みたいなラジオかなと思った。あとはこっそりラジオを聴かなくてはならない状況とか。

そんな状況ってあるんだろうか。こっそりとか。

SIMPLE2500シリーズ Vol.11 THE パズルクエスト~アガリアの騎士~

2007-10-02 03:15:22 | 日記

 明日ガス管の検査で検査員が部屋に入ってくるので、ボロボロのグチャグチャで散らかり放題の部屋を今夜こそ片付けようと思って、仕事も早く切り上げて帰宅してきたのだが、その前に昨日買ったこのゲームをちょっとやってから... てな感じでもう深夜である。ゲームはよくやるほうだけど、一日一時間もやらない感じでテキトーだったのだが、こんなにどっぷりとハマるゲームは本当久々である。なんとなく面白そうで値段も安いのでなんとなく買ったのだが...。

人気パズルゲーム「ZOO KEEPER」に、RPG的なエッセンスが絶妙に盛り込んである、という感じのゲームで、とっつきが良くて奥が深いシステムや、やられてもすぐリトライ出来る親切設計のおかげで、とにかく止め時が見つからない。
ていうか安いだけあって、セリフの字が間違ってたり、BGMが途切れたり、時にはフリーズしたりするのだが、このフリーズのおかげで「そろそろ止めるか」と中断できるので、普通なら不良品だと激怒するのだが、非常に中毒性が高いので、たまにはフリーズしてくれないと、と思ってしまうくらいハマってる。

今のところPSP版しかないけど、体験版のみWindowsもあるので興味のある方はどうぞ。
http://www.d3p.co.jp/p_quest/trial.html


ていうかそんなことより、明日ガス会社から電話が来たら「急用が出来て」とか言ってドタキャンする予定なのだが、こういう嘘をつくのってちょっと苦手なので緊張してる。ていうかそんな緊張するくらいなら、今から徹夜で片付けるか。