花屋さんを覗いてみたら、こんな変わった花がありました。
セイヨウオダマキと書いてありました。
名前の語源はあるHPによると次の通りだそうです。
「苧(お)」という繊維を、中を空洞にして
丸く巻き付けたもの(苧玉(おだま))に
花の形が似ているところから。
「しづやしづ 賎(しづ)のおだまき 繰り返し
昔を今に なすよしもがな」
静御前
どこかで聞いたことのある名前と思ったら、この歌だったんですね。
「糸繰草」とも言うそうです。
素敵な名前ですね。
千代川の河口ゴミの調査をしていて、何やらピンクのものが砂浜に流れ着いているのを見つけました。何だろう?と近づいてみると、何とそれは桜の花びらでした。千代川流域のあちこちから、長い旅の末、ここにたどり着いたようです。袋川の桜土手から毎年見ていた花筏、どこへ行くのかしらと思っていましたが、こんな所まで流されていたようです。静かな感動で、心地良い朝を迎えました。
船上山に初めて行ってみましたが、桜がとても綺麗に咲き誇り、それはそれは美しい光景でした。船上山ダムや船上山神社の鳥居があり、その参道の両側に桜が植えてあります。参道はかなりの急勾配で、登るのに一苦労しそうです。船上山の頂上は、切り立った屏風岩となっており、人を寄せ付けない厳しさを感じます。雄滝や雌滝からは雪解け水が豊かに流れ落ちていました。一日、ゆっくり過ごせそうな所です。
海岸沿いの松林を歩いていたら、こんな松を発見しました。雪か風か何かで、逆U字型に曲がってしまっていますが、まだ、生きています。凄い生命力ですね。私達も見習いたいものです。
しかし、こんな感動を打ち消すような、近くに散乱している発砲スチロールは許せません!
風車の下へ用事があって行ったのですが、昨日は強風にて、風車はブンブンと大きな音をたたて回っていました。真下を歩くと、かなりの恐怖感を覚えました。もしも、何かのトラブルで羽根が折れでもしたら・・・ そんなことが頭をよぎってしまいました。貴重な自然エネルギーではあるのですが、遠くにあってほしい施設だと思いました。
21日土曜日は、因幡の一ノ宮、宇部神社の大祭がありました。昨年は東日本大震災にて中止となったため、一年ぶりのお祭りです。私は近所に住む氏子なので、当日の御弁当の準備や片付けをお手伝いしました。因幡万葉歴史館が御旅所です。
近年は、御神輿の担ぎ手として京都からの応援があり、今年も49人が来られました。御神輿は二㌧、150人で担ぐそうです。御神輿・奴・幟・中学生による浦安の舞・獅子舞など、神様に捧げる催しが続きました。この地に嫁いで二十年になりますが、全部を見たのは今年が初めてで、とても良いものだなと思いました。お祭りをだんだんしなくなる家が増える中、ずっと続けていってほしい神事です。
昨日・一昨日は低気圧の影響による大風で、たくさんの花が散ってしまったのではないでしょうか。トラックが横倒しになったくらいですから、大荒れでした。写真はもっと前18日のものですが、桜の花は散って尚、自分以外のものも美しく飾るものですね。はなびらと木漏れ日がこの時期だけの華麗な花の道を創ってくれました。日本に生まれたことの幸せを感じるひとときです。
先週、大川寺近くへ行ったのですが、道路の法面にフキノトウを見つけました。もう既に花が咲いてほうけた感じでしたが、これも花を取れば食べられ美味しいと聞いたので、いくつか集めて持ち帰り、湯がいて灰汁だしし、ジャコと一緒につくだ煮のようにしてみました。ほんのりとした苦みがあって、乙な味でした。ツクシもあったので、一緒に摘んで帰りました。もっと、山菜など四季の幸を楽しみたいものですね。
今年は、冬が長かったせいか、暖かくなったと思ったら、何もかも一度に花が咲き出しました。菜の花は桜に遅れ、山吹は例年よりも早く、ソメイヨシノと八重桜の開花時期もさほど違わないように思います。見る方としては、見応えがあって良いのですが、それぞれの花をじっくりと楽しむ期間が短くなってしまうのは残念ですね。